万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2338 霰降り2167

2017年01月07日 | 万葉短歌

2017-0107-man2338
万葉短歌2338 霰降り2167

霰降り いたも風吹き 寒き夜や
旗野に今夜 我がひとり寝む  

2167     万葉短歌2338 ShuE725 2017-0107-man2338

あられふり いたもかぜふき さむきよや
 はたのにこよひ あがひとりねむ
=作者未詳。
【編者注】「寄雪」(10-2337~48、十二首)の第2首。冬相聞(10-2333~2350、十八首)の第6首。男歌。
【訓注】降り(ふり=零)。いたも(板聞)。旗野(はたの)[奈良県高市郡高取町(明日香村隣接、旧波多郷)?明日香村畑?]。今夜(こよひ)。我がひとり寝む(あがひとりねむ=吾独寐牟)。