―― 巻十一 (八百七十首) ――
旋頭歌(2351-67)
正述心緒(2368-2414)
寄物陳思(2415-2507)
問答(2508-16)
正述心緒(2517-2618)
寄物陳思(2619-2807)
問答(2808-27)
譬喩(2828-40)
正述心緒(2841-50)
寄物陳思(2851-63)
正述心緒(2864-2963)
寄物陳思(2964-3100)
問答歌(3101-26)
羇旅発思(3127-79)
悲別歌(3180-3210)
問答歌(3211-20)
2017-0120-man2368
万葉短歌2368 たらちねの2180
たらちねの 母が手離れ かくばかり
すべなきことは いまだせなくに ○
2180 万葉短歌2368 ShuF055 2017-0120-man2368
□たらちねの ははがてはなれ かくばかり
すべなきことは いまだせなくに
○=柿本人麻呂歌集(以下2414歌まで47首)。
【編者注】題詞は「正述心緒(せいじゅつしんしょ、2368-2414、47首)」、その第1首。女歌。
【原文】11-2368 垂乳根乃 母之手放 如是許 無為便事者 未為国 作者未詳