2017-0117-man2348
万葉短歌2348 和射見の2177
和射見の 嶺行き過ぎて 降る雪の
いとひもなしと 申せその子に ○
2177 万葉短歌2348 ShuE732 2017-0117-man2348
□わざみの みねゆきすぎて ふるゆきの
いとひもなしと まをせそのこに
○=作者未詳。
【編者注】「寄雪」(10-2337~48、十二首)の第12首。冬相聞(10-2333~2350、十八首)の第16首。男歌。
【訓注】和射見(わざみ=和射美)[岐阜県不破郡関ケ原町辺、02-0199(長歌)和射見我原乃(わざみがはらの)]。降る雪の(ふるゆきの=零雪乃)。申せ(まをせ=白)。