2017-0423-man2451
万葉短歌2451 天雲の2263
天雲の 寄り合ひ遠み 逢はずとも
異し手枕 我れまかめやも ○
2263 万葉短歌2451 ShuF122 2017-0423-man2451
□あまくもの よりあひとほみ あはずとも
あたしたまくら われまかめやも
○=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「寄物陳思」(2415~2507、93首)の第37首。男。
【訓注】天雲の(あまくもの=天雲)。異し手枕(あたしたまくら=異手枕)[10-1947他時従者(あたしときゆは)。下記注]。我れまかめやも(われまかめやも=吾纒哉)。
【編者注-あたし】集中2か所。「あだし(「あたし」とも)[1]〔他し・異し〕別だ。違う。ほかのものだ。[2]〔徒し・空し〕むなしい。うつろいやすい。」(三省堂版「詳説古語辞典」)