2017-0424-man2452
万葉短歌2452 雲だにも2264
雲だにも しるくし立たば 慰めて
見つつも居らむ 直に逢ふまでに ○
2264 万葉短歌2452 ShuF122 2017-0424-man2452
□くもだにも しるくしたたば なぐさめて
みつつもをらむ ただにあふまでに
○=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「寄物陳思」(2415~2507、93首)の第38首。女。
【訓注】しるくし立たば(しるくしたたば=灼発)。慰めて(なぐさめて=意追)[下記注]。
【編者注-なぐさめ】「なぐさめ」(慰め)の対応原文は次のとおり。02-0194(長歌)名具鮫兼天(なぐさめかねて)、06-0963(長歌)奈具佐米七国(なぐさめなくに)、07-1213名草目名国(なぐさめなくに)、09-1728名草目而(なぐさめて)、11-2414意追不得(なぐさめかねて)、-2452意追(なぐさめて)、-2543名草目六(なぐさめむ)、-2814名草目金津(なぐさめかねつ)、-2826有名草目手(ありなぐさめて)、-2845意遣(なぐさめて)、-3135名種目津(なぐさめつ)、-3161在名草目而(ありなぐさめて)、15-3620奈具左米可祢弖(なぐさめかねて)。