2017-1202-man2670
万葉短歌2670 まそ鏡2482
まそ鏡 清き月夜の ゆつりなば
思いはやまず 恋こそまさめ ○
2482 万葉短歌2670 ShuF311 2017-1202-man2670
□まそかがみ きよきつくよの ゆつりなば
おもひはやまず こひこそまさめ
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第52首。男?
【訓注】まそ鏡(まそかがみ=真素鏡)。月夜(つくよ)。ゆつりなば(湯徙去者)[下記注]。恋こそまさめ(こひこそまさめ=恋社益)。
【依拠本注-ゆつる】「い移る」の約。・・・「徙」は「移」に同じ。
【編者注-ゆつる】出現個所は次のとおり。04-0623松之葉尓 月者由移去(まつのはに つきはゆつりぬ)、11-2670清月夜之 湯徙去者、-2673夜渡月之 湯移去者(よわたるつきの ・・・)、14-3355己能久礼能 等伎由都利奈波(このくれの ときゆつりなば)。