2017-1210-man2678
万葉短歌2678 はしきやし2490
はしきやし 吹かぬ風ゆゑ 玉櫛笥
開けてさ寝にし 我れぞ悔しき ○
2490 万葉短歌2678 ShuF317 2017-1210-man2678
□はしきやし ふかぬかぜゆゑ たまくしげ
あけてさねにし われぞくやしき
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第60首。女。
【訓注】はしきやし(級寸八師)。玉櫛笥(たまくしげ=玉匣)。さ寝にし(さねにし=左宿之)。我れぞ悔しき(われぞくやしき=吾其悔寸)。