万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2695 我妹子に2507

2017年12月27日 | 万葉短歌

2017-1227-man2695
万葉短歌2695 我妹子に2507

我妹子に 逢ふよしをなみ 駿河なる
富士の高嶺の 燃えつつかあらむ  

2507     万葉短歌2695 ShuF330 2017-1227-man2695

わぎもこに あふよしをなみ するがなる
 ふじのたかねの もえつつかあらむ

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第77首。男。
【依拠本注-不尽乃高嶺】記録の上では、富士山の降灰は天応元年(781)が初出。
【編者注-駿河】するが。題詞を除く出現は、03-0284駿河奈流(…なる)、03-0317(長歌)駿河有(…なる)、-0319(長歌)駿河能国与(…のくにと)、駿河有 不尽能高峯者(…なる ふじのたかねは)[2か所]、11-2695駿河有 不尽乃高嶺之(…なる ふじのたかねの)、14-3359駿河能宇美(…のうみ)、など。
【原文】11-2695  吾妹子尓 相縁乎無 駿河有 不尽乃高嶺之 焼管香将有  作者未詳