2017-1224-man2692
万葉短歌2692 夕凝りの2504
夕凝りの 霜置きにけり 朝戸出に
いたくし踏みて 人に知らゆな ○
2504 万葉短歌2692 ShuF328 2017-1224-man2692
□ゆふこりの しもおきにけり あさとでに
いたくしふみて ひとにしらゆな
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第74首。女。
【訓注】夕凝りの(ゆふこりの=夕凝)[「夕方のうちから早々と凝り結んだ、の意。ほかに例がない。」] 朝戸出(あさとで)[10-1925朝戸出乃 君之儀乎(…の きみがすがたを)11-2357朝戸出 公足結乎(…の きみがあゆひを)、-2692朝戸出尓(…に)]。いたくし(甚)。人に知らゆな(ひとにしらゆな=人尓所知名)[下記注]。
【編者注-ひとにしらゆな】04-0688人二所知名、07-1299人所知勿、10-2267於人所知名、11-2692人尓所知名、-2762人尓所知名、16-3873人尓所知名。