2018-0627-man2865
万葉短歌2865 玉釧2677
玉釧 まき寝る妹も あらばこそ
夜の長けくも 嬉しくあるべき ○
2677 万葉短歌2865 ShuF490 2018-0627-man2865
□たまくしろ まきぬるいもも あらばこそ
よのながけくも うれしくあるべき
○=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2864-2963、100首)の第2首。男。
【編者注-釼】「くしろ(釧)」。「上代の装身具の一種。貝・石・金属・玉などで作り、手首や腕にはめた輪状の飾り。」(三省堂『詳説古語辞典』) 01-0041釼著 手節乃埼二(くしろつく たふきのさきに)、12-3148玉釼 巻寝志妹乎(たまくしろ まきねしいもを)。
【原文】12-2865 玉釼 巻宿妹母 有者許増 夜之長毛 歓有倍吉 作者未詳