万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3497 川上の3242

2020年02月02日 | 万葉短歌

2020-0202-man3497
万葉短歌3497 川上の3242

川上の 根白高萱 あやにあやに
さ寝さ寝てこそ 言に出にしか  ○

3242     万葉短歌3497 ShuG489 2020-0202-man3497

□かはかみの ねじろたかがや あやにあやに
  さねさねてこそ ことにでにしか
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第43首。男。
【訓注】根白高萱(ねじろたかがや=祢自路多可我夜)[「<根>に<寝>、<白>に女の肌白を見ている」]。あやにあやに(安也尓阿夜尓)[3365参照。ただし繰返し表現はここだけ]。さ寝さ寝て(さねさねて=左宿佐寐弖)[類似の繰返し表現として、3414佐祢乎佐祢弖婆(さねをさねてば)]。