万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4431 笹が葉の4103

2022年07月23日 | 万葉短歌

2022-0723-man4431
万葉短歌4431 笹が葉の4103

笹が葉の さやぐ霜夜に 七重着る
衣に増せる 子ろが肌はも  〇

4103     万葉短歌4431 ShuJ608 2022-0723-man4431

□ささがはの さやぐしもよに ななへかる
  ころもにませる ころがはだはも
○=作者未詳。男歌。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第139首。4432歌左注参照。
【訓注】着る(かる=加流)[「<着(け)る>の訛り。<着(け)り>は<着(き)あり>の約」]。