万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4437 ほととぎす4109

2022年07月29日 | 万葉短歌

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万葉短歌4437 ほととぎす4109

ほととぎす なほも鳴かなむ 本つ人
懸けつつもとな 我を音し泣くも  元正太上天皇

4109     万葉短歌4437 ShuJ628 2022-0729-man4437

□ほととぎす なほもなかなむ もとつひと
  かけつつもとな あをねしなくも
〇元正太上天皇(げんしゃう だいじゃうてんわう)=第4293番歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第145首。題詞に、「先太上天皇御製霍公鳥(ほととぎすの)歌一首 日本根子高瑞日清足姫(やまとねこ たかみづひ きよたらしひめの)天皇也」。第4439番歌左注参照。
【訓注】ほととぎす(富等登芸須)。本つ人(もとつひと=母等都比等)[「旧知の人。…ここは亡き元明天皇…」]。