日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

熊本産のアサリと鳴門産ワカメの違い

2022年03月02日 08時33分55秒 | Weblog
今朝の信州は気温が3度と暖かな春の朝です
昨日の雨は夜の10時ころには止んでしまって
家周りの雪も概ね半分ほどに溶かしてくれま
した。あともう少しで、雪も消えそうです。

なぜ熊本産の「アサリ偽装」は逮捕されずに
鳴門産の「ワカメの偽装」は逮捕されたのか
中国産などの大量の輸入アサリが熊本県産と
偽装された問題は、多くのメディアで大々的
に取り上げられたのだが・今日現在、誰一人
逮捕されていない。一方先月15日には、外国
産ワカメを鳴門産と偽装していた疑いで、食品
表示法及び不正競争防止法違反として、静岡県
の水産会社の社長含め3人の容疑者が逮捕され
ている。これだけ世間を騒がせ、しかも消費者
の不安や怒りが高まっているのに、どうして??
アサリ偽装は、誰も逮捕されないのでしょうか
大量のアサリ偽装を行った水産会社に注意処分
農林水産省は昨年12月8日、アサリ偽装を行っ
ていた熊本県の水産会社に対し「生鮮水産物の
不適正表示に対する措置」をしている。
「生鮮水産物アサリの原産地について、中国産
又は福岡県産であるにもかかわらず、熊本県産
と事実と異なる表示をし、販売していたことを
確認した」ので「食品表示法に基づき、表示の
是正と併せて、原因の究明・分析の徹底、再発
防止策の実施について指示を行った」とのこと
この水産会社は2019年1月2日から2月10日まで
の間、約611トンの中国産アサリを熊本県産に
偽装し、更に同期間に約2トンの福岡県産アサリ
も熊本県産に偽装している。仮に、1kg200円で
仕入れた中国産アサリ611トンを600円で販売
したとすると、差し引きで約2億4千万円の儲け
となっていたはず。農水省は、この水産会社に
注意処分しかできなかったのだ。
一方、韓国産アナゴ2パックを国産と偽った会社
社長は逮捕されている
消費者庁が所管している食品表示法と、経済産
業省が所管している不正競争防止法の取り扱い
の違いとはいえなんか腑に落ちない
ワカメの偽装は不正競争防止法を適用したのに
アサリの偽装にはなぜか不正競争防止法を適用
していないりはなぜなんでしょう
アサリ偽装を許した?? 行政の責任??
熊本県のアサリの場合、これだけの大規模な
偽装を1社だけがしていたとは思えない。
1社を不正競争防止法で摘発すれば、当然、同
じ不正を働いていた業者を見逃すわけにはい
かなくなる。
まさに「皆で偽装すれば怖くない」という状況
で終わる可能性もある。
熊本県知事も、自分たちの失態を棚に上げて
「ルールを改正すべきだ」と主張しているが
偽装という不正行為を行う輩は、どんなルール
を作ろうが網の目をくぐって、消費者をだまし
儲けようと試みることだろう。
アサリ偽装が起きたのは、ルールが悪かった
からではない。偽装を防止するための最善策
を怠り、長期間にわたって偽装を許してきた
行政の責任が大きいので逮捕には至らないの
だろう。でも納得できないな~~
週刊ダイヤモンドの記事を一部お借りしました

この雪も昨日の雨でだいぶ溶けたことでしょう





















コメント (8)
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