日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

雨なのに、川の水が・・少ない。

2023年04月26日 08時43分58秒 | Weblog
今朝の信州は気温が8度雨の朝で、今も降り続いています
このところ、春に三日の晴れ間無しと言われるように
定期的に雨がふってくれています。昨日までの冷え込み
も昨日の午後からの雨で、冷え込み対策は一段落、農家
の皆さんもホッとしていることでしょう。
今の信州は、郊外の農地に水利組合のしきたりに応じて
順番に、畑や水田に水が供給されている時期ですが以前
は、その農業用水の取水にいろんな争いがあって、その
歴史は、古くから地域に大きな影響を与えてきました。
農水省のホームページをお借りしてお伝えしますと、今
の農業用水は、事実行為としての水利用を積み重ね、慣
習として成り立ってきた。ときには「水争い」を繰り返
して衝突する利害を調整し、その結果として形成あるい
は変革された水利秩序に基づいて、その使用は社会的に
承認されています。
実態として、古くから、農作物生育に必要な、いわゆる
「かんがい」だけではなく、野菜や農機具などを洗う生
活用水、環境用水として生態系保全・親水・水質浄化、
防火用水や雪を流したりする用水などの様々な機能を歴
史的に発揮してきました。
とありますが、実際は昔からの慣習や、土地の世話焼き
等が取り仕切ってきましたが、最近はその昔からの方法
が徐々に変わってきました。今から20年ほど前に地域
の河川に小水力発電装置を設置しようと計画した団体が
あり市町村、県、関係水利組合近隣の区長会などに働き
かけましたがその理解を得られずに、その計画は頓挫し
てしまいましたが、日本の水は本当にその取扱いの難し
さに困惑してしまいます。
今、農繁期になって田んぼに水が張られるようになり私
の家の近くの河川も、いつもなら滔々と流れる川の水も
今はほんのわずかしか流れていません、各農家が順番に
円満に水田に水が引かれているのでしょう、家の近くを
流れる河川の流れを見て、その水利権について思い出し
たので・・綴ってみた。





























コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする