日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

信州は 花盛り「桃の花」

2023年04月28日 08時26分09秒 | Weblog
今朝の信州は、気温は10度でしたが、南からの風が強く
度々帽子を飛ばされないように、抑えながらのwalkingで
した。空は爽やかな晴れの空、予報も一日中晴れです。
昨日に続いて信州の、果樹の花シリーズ、今日は桃の花
です。桃は中国原産の果樹で、食用や観賞用として世界
各地で栽培されています。春に五弁または多重弁の花を
咲かせ、夏には水分が多く甘い球形の果実を実らせる。
未成熟な果実や種子にはアミグダリンという青酸配糖体
が含まれる。観賞用の樹はハナモモといいこちらは果樹
にはならない。中国では邪鬼を払う力があるとされた。
青酸配糖体とはシアノヒドリンをアグリコンとする O-
グリコシド。胃酸 によって加水分解されて青酸 を発生
するので有毒物質でもある。桃の実を食さねば特に問題
は無いようです。桃の樹には桃膠(とうきょう)という
私らは、わかりやすく「桃の脂(ヤニ」とも言ってますが
その桃膠がよくできるんですよね~桃膠とは桃の樹皮か
らしみ出た成分が固まったもので茶色っぽい半透明な飴
ような塊です。それは、桃の花の涙とも言われ、中国で
は古くからお肌を潤す美容効果が高い貴重な薬膳食材と
言われているようです。
でも、最近の研究では、これは桃の樹の、病気の場合も
あるらしいとの事です。検索してみると、桃の木の樹液
は「コスカシバ」という害虫による病気だと説明してい
るページが殆どです。美容効果が高い貴重な薬膳食材と
して紹介しているページはほんのわずかですね。
そもそも桃の木の樹液が流れ出るのは一種の病理現象で
たくさん流れ出ると桃の収穫量の減少につながったり、
部分的に枝が腐ったり、ひどくなると木全体が枯れてし
まうそうです。「桃の木の涙」という別名があることか
ら、このようなわけで別名が付けられたのかもしれませ
んね~、でも7月頃には美味しい桃が収穫されますので
我々はその果肉だけを美味しく頂きましょう
信州のあちらこちらの桃園では今も摘花作業が朝から一
日中作業が行われています。



















コメント (4)
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