今朝の信州は気温が1度曇り空、なんか暗い感じの朝
風もなく、walkingには快適な朝でした。
今日の12月13日は、正月事始め,煤払い,松迎え年神様
を迎える準備を始める日。昔の父親たちまではこの日に
門松やお雑煮を炊くための薪等、お正月に必要な木を
山へ取りに行っていました。そして帰ってからは、家の
夫々の神様を迎えるための場所等の今年中の煤や汚れを
祓うための煤払いをしていました、今日はそんな日です。
その昔、江戸時代中期まで使われていた 宣明暦では、
その昔、江戸時代中期まで使われていた 宣明暦では、
旧暦の12月13日の二十八宿は必ず「鬼」になっており、
鬼の日は婚礼以外は全てのことに「吉」であることから
正月の年神様を迎えるのに良い日として、この日が正月
の松飾りの樹を採りに行ってましたが、私は親の教えを
まもらずに、いつも街で松飾りを買い求めています。
煤払いも、来週の都合の様子を見て、神棚やお仏壇など
のお掃除をしたいと思っています。家の山の松の枝を採
ってくることは出来ても、そのお飾りや縄は、以前は
地域の公民館活動でお年寄りから教わりながらみんな
で作ったものでしたが、そのお年寄りたちも今は半数
以上の皆さんが出られなくなったり施設に入ったりして
本来ならば、我々がそのお年寄りに教わったことを後輩
に教えながら正月飾りの講習会をやらねばなりませんが
私はじめ、同期のみんなしっかりと学んでいなかった
ので、教えるところには至りませんでした。そこへここ
数年のコロナ騒動で、其の講習会も途絶えて遂に消滅し
今年も、実施されないことになりました。なんか今回の
コロナは、こんな伝統文化の消滅、なんてことにも影響
を及ぼしています。
写真は11月の朝焼けの空









