日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

今の与党政治岸田内閣の認識

2023年12月21日 08時13分49秒 | Weblog
今朝の信州は気温が氷点下一度、昨日とほぼ同じ朝で
したが、強風に雪が混じって、辛いwalkingでした。
少し前に知り合いからのメルマガの記事で、どなたの
記事なのか判りませんが、今の内閣や国会議員たちの
経済認識についての記事を・・申し訳ないが無断での
借用となります。今は安倍二階両派の政治資金の問題
で経済政策などや政府の考え思いは報道されませんが
今年の国民消費者の思いと、政府のデフレ認識に相当
の乖離があることに、総理はじめ政府の政策決定の要
になる政調会長の口からデフレ脱却のための経済対策
という認識が示されたことに驚きを隠せません。
国民が物価高に苦しみ、1年前の2倍になったトマトや
5割も上がったパンの前に、怒りと絶望を募らせる主婦
の声が聞こえていないのでしょうか。
積極財政で金をばらまきたい世耕参議院幹事長や政調
会長の萩生田氏だけが言ってるのならまだしも、総理
までもがデフレ脱却を目指す・というのは、さすがに
国民も首をかしげます。政府のこの認識があるために、
日銀のインフレ政策を止められないままです、過日、
日銀も市場に押されて長期金利の上昇を一部認めまし
たが、緩和姿勢は変わらず、円安も止まっていません。
政府が本気で物価高を何とかしたいなら、その元凶と
もなっている日銀の大規模緩和、円安誘導を止めなけ
ればなりませんが、政府はあえてこれを放置しています
インフレになれば、それを名目にまた企業に補助金と
いう名の金をばらまき、良い顔をできるからです。
そして政府は賃上げを進めるために、政策を総動員す
ると言っています。
現在の賃金引上げ論は、インフレで実質賃金が減少し
ていることに対して、労働者の所得を守る発想として
出ています。そのためには、これ以上インフレになら
ないようにして賃金だけ上げ、実質賃金の改善を図る
必要があります。賃上げがまた次のインフレを生み出
しては元も子もない「いたちごっこ」になるだけです。
では、実質賃金を上げるにはどうしたらよいのか??
それは労働生産性を上げることです。例えば3%労働
生産性が上がれば、3%賃上げしても企業のコストは
高まらないので値上げする必要はありません。賃金だ
け上がって物価が上がらないので、実質賃金は3%上昇
となるはずです。なので、政府がすべき「政策総動員」
は、企業の労働生産性を上げるための方策となります
が、これは企業によってすべて違いますから、簡単に
出来る事ではありません。企業の中で試験研究や創意
工夫の雰囲気が薄れている現代・・学校教育から始め
なければならないことでしょう。

写真は数日前の朝の信州です











コメント (4)
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