平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

2014ハセツネ 分析

2014-10-17 | 日本山岳耐久レース

各ポイントの通過タイムを記録しておいたので、快心のレースだった2013年と比較してみます。
注目すべきは区間前回差です。


まずは浅間峠までの第一区間。
各ポイント間の前回差はすべてマイナス数分で、前回より早いペースで進んだ。
1CP出発も去年よりマイナス19分と作戦①(いい位置でスタートする)は成功だったと言える。

次の月夜見山Pまでの第二区間。
三頭山までは集団の流れのままでいった。
前年比プラス16分。第一区間の貯金を使ってしまった勘定だ。
2CP出発は去年よりプラス1分。

ランナーがばらけてマイペースで進めるようになった三頭山以降。
区間前回差はプラスばかり。走れているつもりでも去年より走れていない。
金毘羅尾根で帳尻を合わせようとしても、もはや遅しであった。

作戦②(1CP以降は去年の走りをする)は失敗に終わる。
去年の巡航速度が出せなかった。
三頭山・御前山の登りも去年はグイグイとランナーを抜かすことが出来たが、今年は周りと同じペースで進むのみであった。
おまけに2CP・大ダワでも数分休憩が去年より多い。これも走力ダウンの証しである。

こうして前年と比較してみると敗因がよくわかる。
巡航速度の低下である。これは長い距離を走り込んでいなかったせいであろう。
強気で”攻め”の走りが出来なかった。疲労で弱気になってしまったんだと思う。






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