水ようかん

「水ようかんを冬に食べるのは、福井県人だけだ」



というのを聞いて



（えっ？他の県は違うのか？）と



まるで「ケンミンショーみたいな事」を思った時があった





俺たちの所では「水ようかん」と言わずに「でっちようかん」と呼ぶ


（まぁどっちでもいいけど）




うちでもよく作った



寒天を水に溶かして、そこにアンコと砂糖を入れて混ぜて


（最後に塩を少々入れるのがコツ）流し缶に入れて冷ます




「焼き魚のあしらい」や「幕の内のフルーツの代わり」に使ってた



ただ「買ってきただけの物」とは違う、と解ってほしくて「つぶあん」を使った



（売ってるのは｛こしあん｝を使ってる）



それと、俺は「つぶあん」の方が好きだ





この前、フッと（こしあんで作ってみよう）と思った


で、味見したら、物凄く美味かった


（まるで生クリームみたいな味がした）






期待して、固まったのを食べてみたら



「つぶあんと同じ味」だった



（ここまでは前に書いたかな？）






今にして思えば


「こしあんは、温かくすると味が美味くなる」のかもしれない




そういえば「こしあんを練りこんだ食パン」というのがあった


トーストすると、美味さが増すだろうなぁ




福井県の冬は「コタツに入って、でっちようかんを食べる」