2軒目は、ホテルの中にある「和食の店」で働く事になった
最初は「掃除や鍋洗い」ばっかりだったけど
(修行してるなぁ)と感じた
入ったばかりの時に、何回も先輩から言われた
「お前なんか才能ない、さっさと辞めて田舎に帰れ」
今なら完全はパワハラだけど、この頃は普通だった
そんな時に「副料理長」のSさんに気に入られた(らしい)
他の先輩からボロクソに言われても、庇ってくれた
「鮎を焼く時は、最初は裏側を奥で焼いて、表を焼く時は、魚を真ん中にしろ」とか
「味を付ける時には、塩に気を付けろ
醤油が多くても何とかなるけど、塩が多かったら取返しがつかなくなる」
とか教えてくれたのが、この人だ
けっこう男前で、2~3年同棲してた彼女と結婚した
それはいいんだけど
実は、同じ店で「Sさんの事を好きな女」が居た
やけくそでお見合いをして、寺のお坊さんと結婚した、とか
まぁ「そっちの方の話」は、俺は得意じゃないからね
なかなか仕事をやらせてもらえない俺に、Sさんは
「こんな店の仕事なんか、1か月やれば覚えられる、焦るな」
と言ってくれた
結局この店には2年半居たけど、大した事仕事は覚えられなかったなぁ
ただ「高級料理とは?}という事をよく考える事ができた
最初は「掃除や鍋洗い」ばっかりだったけど
(修行してるなぁ)と感じた
入ったばかりの時に、何回も先輩から言われた
「お前なんか才能ない、さっさと辞めて田舎に帰れ」
今なら完全はパワハラだけど、この頃は普通だった
そんな時に「副料理長」のSさんに気に入られた(らしい)
他の先輩からボロクソに言われても、庇ってくれた
「鮎を焼く時は、最初は裏側を奥で焼いて、表を焼く時は、魚を真ん中にしろ」とか
「味を付ける時には、塩に気を付けろ
醤油が多くても何とかなるけど、塩が多かったら取返しがつかなくなる」
とか教えてくれたのが、この人だ
けっこう男前で、2~3年同棲してた彼女と結婚した
それはいいんだけど
実は、同じ店で「Sさんの事を好きな女」が居た
やけくそでお見合いをして、寺のお坊さんと結婚した、とか
まぁ「そっちの方の話」は、俺は得意じゃないからね
なかなか仕事をやらせてもらえない俺に、Sさんは
「こんな店の仕事なんか、1か月やれば覚えられる、焦るな」
と言ってくれた
結局この店には2年半居たけど、大した事仕事は覚えられなかったなぁ
ただ「高級料理とは?}という事をよく考える事ができた