先日旅行で温泉へ行った。滝の流れを見ながら
入る露天風呂は格別。
流れを見ながらふと人生について考えた。
勢いよくダイナミックに真ん中を流れていく滝。
その両脇から道をややそれながら
流れていく滝。少し離れたところから弱弱しく?
流れていく滝。異なるように見えて元は同じところから
派生している。また流れ着く先も同じ川だ。
どの流れも大事で、自然にとっては必要なものだ。
いろんな人がいて、いろんな人生がある。
共通しているのは同じ地球に生まれ出て
やがて同じ地球で死にゆくということ。
(宇宙でなくなる方もたまにいらっしゃいますが)
魂の次元で考えたときは、もっとよくわかると思う。
エネルギーとして人間はつながっている。
心で考えたことは形になり、人に伝わる。
世界での同時発生的思考。サルでもあったな。
一匹のサルがイモを洗うと、地球の反対側のサルも
ほぼ同時期にイモを洗い始めたとかいう話。
テレパシー能力というのは、不思議なものでも
なんでもなくて、エネルギーとして繋がっているから、
伝わるものなのだと思う。魂の存在を信じている私には
不思議に思うことがあった。こんなにたくさんの人が
生まれて、死んでいく。死んでから魂となるとしたら、
地球上は死んだ人の魂だらけになってしまうじゃないか、と。
でも一人ひとつずつの魂ではなくて、また物量で測れる
ものでもなく大きなエネルギーの一塊と考えることで
納得できた。そのエネルギー体の中から、各地域に人が
生まれる。生まれ変わりの話とかも、そう考えると
不思議ではない気がしてきます。