「しなっしな」の「よれっよれ」

忙しい朝、家族五人はそれぞれの予定に間に合わせるべく、
家の中を右往左往しております。

奥さんは子ども達と自分の弁当を作りながら洗濯機を回し、
僕は、掃除機、時間があれば洗い上がった洗濯干しをします。

そんな合間の朝食は、毎日ほぼ立ち食いなのですが、
子ども達は面倒なのか、放っておくと食べずに出て行ってしまいます。

まあ、上ふたり（長男長女）は買って食べればいい。
でも、次女（中三）はそうも行かないので、
一番最後に家を出る僕が世話を焼きます。

「朝ご飯、パン？ご飯もあるよ？目玉焼き焼こうか？」

そんな時、次女が決まってリクエストするのが
「え～と、お茶漬け。」


ん～渋いな。
確かにするするっとかき込めば、さっと済ませられる。
でも、飲んで帰ったおやじさんみたいだ。

「はい、お持ち」
（今日は学校に持っていく水筒も準備しました）


朝から何を暇なことやってるの？と笑われるかも知れませんが、
世話を焼くのも今のうち、楽しまなくっちゃと思っています。
（実際、楽しいの）



子ども達が無事巣立った暁には、
僕ら夫婦は「しなっしな」の「よれっよれ」になると思います。