真剣白刃取りに成功

「ぎゅるるるるぅぅぅ～」


外出先で、突然の腹痛
誰でも一度は経験があるはずです。

幼少のみぎりから比較的お腹の弱い私は、
幼稚園児の頃の一度きりの過ちを除き、
幾度となくこの難局を切り抜けて参りました。


お腹の調子が怪しい朝は、最悪の事態を想定し、遅刻よりお腹優先。
社会人としてどうなのだと思われようが、大惨事には代えられません。


そして土曜日、久しぶりに事件が起きました。

「ぎゅるるる」
奥さんを車で駅まで送った帰り道に、一つ目の波が襲ってきました。
あ～昨日飲み過ぎたもんなぁ～

直ぐに車を止めて、駅のトイレに行けばいいのに
「ううぅ、第3波ぐらいまでは許容範囲のはず。10分で帰って落ち着いて対処したい」


この楽観視がいけませんでした。
車をマンションの駐車場入れると、二つ目の波が襲ってきたのです。
「ぬおおおおぉぉぉ！」


この感触は、通常の3波のラストサインに匹敵する。
さらに自分の想定とは違い、おしり周辺の筋肉が降参状態になっている！
おしりまでもが老化しているとは！


家の玄関前10mで黄門さまが降伏！
僕はクレヨンしんちゃんのようにお尻のほっぺに全神経を集中し、
襲い掛かるうんさまを真剣白刃取りしました。
そして、足首からしたで高速歩行し、怒涛の勢いでトイレに駆け込んだのでありました。



「そして判定は？」



「セーフ！！セーフ！！」

チャレンジ申請してビデオ判定が必要なぐらいぎりぎりセーフでした。
着ているものもトイレも汚さず、奇跡の生還。


ふぅ～、今回はホントに危なかった。
もし、爽やかな休日の朝に廊下で大惨事を起こしていたら･･･････
娘たちに何て説明するのだ？と思うとゾッとします。


すいません･･･きたない話で･････

歯医者さんは嫌いとか言ってないで定期的に行きましょう

5，6年前に歯の大改修工事を実施し、ほぼ全ての奥歯に手を加えました。

完了の際「この奥の差し歯は、根本の歯が小さいから、もって4，5年ね」
と先生から宣告された通り、時限爆弾のように差し歯が取れました。


「ん～駄目だね、抜こうか」（先生）
これは、診察台の上で絶対に聞きたくない台詞です。

ポンと肩を叩かれた僕は、すでにコンビニ前に繋がれた犬のような顔


「○〇さん、歯医者苦手だっけ？」（先生）

僕は歯医者さんが三度の飯より好きで、ドリルでぐいぐいやられるのと、
歯を抜く時の爽快感がサイコ－と言う人に会ったことが無い。
先生、止めてよそういう質問


そして、抜歯の日
麻酔の進歩で痛さはほどんど無いけど、やっぱり怖い････
それでも「さあ、これが終われば後は楽勝」と気を取り直したのもつかの間、
更なる悪夢が･･･････


抜いたのは午前10時
なのに夕方になっても血が一向に止まらない。
再度受診し、今度は患部を縫うことに･･･････
歯医者嫌いが一日に二度の麻酔処置････････おまけに先生が「おかしいなおかしいな」言うし。


明日まで続くようだったら口腔外科行きの夜遅くにやっと止まりました。
あんなに大量の流血は初めてでした。
（何度もお電話くれた先生、ありがとう）
血液サラサラの薬は飲んでないし、最近血液検査して正常だったし･･････
（口腔外科の先生曰く、その人の体調によってよくあるケースだそう）


そしてそして、悲劇はさらに続きます。
こちらの不具合をカバ－していた反対側の歯が痛くなってきたとおもったら虫歯のようで、
「神経抜かなきゃ駄目かもね」


歯医者さんで二番目に聞きたくない台詞に、
今度は捨てられた犬のような顔になった僕なのでありました。



みなさん、歯医者さんは嫌いとか言ってないで定期的に行きましょう。

ちなみに歯医者さんは、さっぱりとした女医さんで、
昔から我が家全員お世話になっている上手な先生です。

最高に気持ち悪い

今日は晴れて暑くなりました。

この時期になりますと、電車に飛び乗ってくる汗っかきさんに遭遇します。
「はあはあはあ、ふぅぅぅ～」
駅の階段を転ぶ寸前の速さで駆け下りてきたのでしょう。

それはいいんです。誰でもあり得ることですから。

僕がこりゃ参ったと思うのは、スパッとカバンから扇子を出し、
勢いよくパタパタパタパタパタパタパタパタ！と始める人。

親の仇のように手首を振られると、その汗を飛ばした生暖かい風が僕の顔に、ふんわかふんわか～
僕は大きい方なので普通の人の斜め上に顔があることが多く、こんなことが結構あります。


流行りの携帯扇風機でも同じ被害例がございます。

でも、これは文句の言いようがない。ただ耐えるのみ。
「あ“～、隣のおじさんの細かい粒子か俺の鼻に吸い込まれていくぅ」

おじさんの分身を胸いっぱいに吸い込みながら、
「ほんとうにもう、もう少し品よくひらひらひらぁ～ってできないのかしら」
と頭に血が上るとじわじわ脂汗が出てきて、
結局はたから見たら、うちわおじさんと一体化してしまうのでありました。

ん～最高に気持ち悪かった。

なんてこと言うんだよ。ほんとにもう。

僕のゴ－ルデンウィ－ク後半は、悲しい気持ちを引きずって過ごしました。

それは忘れもしない５月４日

関内の用事を済ませた後、「そうだ、おみやげ買って帰ろう。みんな銀だこのタコ焼きすきだよな」
ちなみに僕はタコ焼きはそんなに好きではありません。
でも家族が喜ぶかと思い、並ぶの苦手な僕は並ぶことにしました。

その日は午後からハマスタで野球があるらしく、ベイスタ－ズのユニホームを着た夫婦と、
その後ろにはおばあちゃんがならんでいました。
店員さんは忙しいらしく、なかなか注文を聞いてくれません。

すると、30歳ぐらいの男が慣れた感じでそろそろ～と現れて、
「すいませ～ん、普通の一つ、鰹節なしで」と訳なく注文するじゃありませんか。


「あれ？先に予約してたんですか？」（僕）
「え？別に」（男）
「みんな並んでるんだけど」（僕）
「そんなの店の人に言ってくれ、注文取った方が悪い」（男）
「見りゃわかんだろ？並んでるの」（僕）

男は、恥をかかされたと思ったのでしょう。
逆ギレしてきて僕に文句言い始めました。
「いいよ、常識の分からない奴と話しても無駄だから」（僕）


そしたら激昂した彼は言ってはいけない事を僕に口走りました。
「ったくふざけんじゃねえよこのハゲ！」

そう、私は誰が見ても剥げている。それは事実だ。
しかし、面と向かって言われたのは初めてだ。許さん。


僕は本ギレし、「お前なんて言った！謝れ！」
男の顔数センチまで詰め寄りました。（昔のくせ）


しかし最近の若い奴らは情けない。
本格的な揉め事になった時に必ず言うセリフ
「殴るのかよ？殴れよ」
「警察呼ぶか」
必ず言います。

正々堂々と戦えんのか。
それに警察呼んでなんて言うのだ？
「並んでるの無視したら文句言われたんで、逆ギレしてハゲって言ったら凄んできたのでこの人逮捕してください」
って言うのか？頭大丈夫か？


男は人生56年のおっさんの本ギレに後ずさりし、
「通報したら警察呼ぶからな」という訳の分からない捨て台詞とともに車で去っていきました。
俺はそんなセコイことはしないよ。


でもでも
その問答よりも、僕は面と向かって思いっきり言われたのがショック！
すっかり自分に自信を無くしてしまったのでありました。

んもう、なんてこと言うんだよ。

恐い夢

「やっぱり、ゴリラは業者に頼まないと駄目だね」

昼間の疲れでビール飲んで早々と寝ちまった僕が、
家族がまだ起きていた夜12時、飛び起きて言いました。
寝汗びっしょり。

居間にいた奥さんと次女がぎょっとした顔でこちらを見ています。

そう、また怖い夢見てしまいました。
動物園を脱走した凶暴なゴリラと、近所で鉢合わせたのです。
「ぎゃ-！」
「是非も無し。成敗して仕る」

何故に、休日の夜11時に拙者はゴリラと戦っているのであろうか。
そのゴリラは、少し前に話題になったイケメンゴリラ。デカいの何のって。
自慢の銘刀正宗も歯が立たず、最後は近くにあった灰皿で仕留めて候。（急にワイド劇場）


「はあ、はあ、はあ、やっぱり、ゴリラは業者に頼まないと素人では無理だね」


僕は一度お医者さんに診てもらった方がいいのかしら？

あの世行き

「今日乗ったバス、【あの世行き】だった。」

昼間に【相鉄線二俣川駅行き】のバスに乗った次女が言っておりました。
そう、時間によってあの路線は･････
病院を目指すお爺さんとお婆さんで全席優先席となっております。

僕がこの地に引っ越してきた頃、
環状２号線開通に伴って、新築マンションがいくつも建ち、
若い世代が増えたことで、公園には子ども達がいっぱい遊んでいました。

あれから２５年･･････子どもの姿はめっきり減り、町の高齢化を感じます。


例えば、僕の日課である朝のジョギング。
6時過ぎに外に出ること自体が、僕がすでに高齢化しているという話ですが、
公園には６時半のラジオ体操に標準を合わせたお年寄りが集結して参ります。

ゾンビのように何処からともなく現れる、若干ガタピシした人々。
広場中央にセットされたラジカセを取り巻くように集まります。

「ラジオ体操第一～！腕を前から大きく上げて、背伸びの運動から～1，2，3，4」
体操もかなりガタピシしていて、音が無かったら何だかさっぱりわからないでしょう。


僕は思いました。
「これ、どっかで見たことある。」

僕はその集会の横を走り抜け、帰り道で思い出しました。


「そうだ！あれはスリラ－だ。　うっ！だっ！」
マイケルもびっくりの「早朝スリラ－」であります。



15年後、僕も仲間入りさせて頂こうかと思いますので、怒らないでね。

疲れる機種変更

先日、二女（19）のiPhoneの機種変更をしました。
中高使っていたので、もう６年。ん、よく我慢したぞ。


「最新iPhoneは、12万円でございます。」
「えっ･････」

知らぬ間に、本体価格って高くなった･････のね？
昔、高級時計店とは知らず、所持金3万円で入っちゃったときの事を思い出しました。
しかし、その時みたいに「しゅゆゆゆ～」とエビスタイルで退散できません。。

「これを頼もう！」

いやぁ～でも、ドコモの契約内容ってホントよくわからない。
ころころ変わるし、複雑過ぎるし、殆ど向こうの言いなり。
また、昔に比べて店員さんのレベルが下がってないかな。
本契約の女性はちゃんとしてたけど、待っている間のその他勧誘タイムにくる人
「ぶっちゃけこちらのプランが安いです！」
何？そのぶっちゃけって。俺はあなたのお友達じゃないよ。


まあまあ、雷頑固おやじ話はそのくらいにして、
今回びっくりしたのが、スマホのガラスコ－ティング。
何でも防弾ガラスの技術を応用しているそう。
長女の時にこれがあったなら･･････買った当日に画面割らなくて済んだのに･････（これホント）


それが、本体に液体垂らして、ふきふきふきふき。
ふきふきふきふき･･･････永遠とふきふきするのです。

最初、それをコーティングとは知らず、長女に
「あんなふきふきしたら、魔法使いがじゃじゃじゃ～んて出ちゃうよね」
「ふ、いやこれは･････････」
鼻で笑われたのは言うまでもありません。


なんでも、薄いコーティングは出来上がりが目視では判別できないので、
目の前で実演することになっているそうです。

という事で、機種変更って怒ったり驚いたりホント疲れるなぁ～

スマホで仕事の写真を撮るときは気を付けましょう。

最近、建築設計監理の完了検査で忙しくしています。

公共施設なので市の検査官が何度か現地に来て、
建物の出来上がりや書類関係をチェックするのです。

どんなに書類が厚くても、難しい顔で全ペ-ジ捲って確認する検査官
ピリピリとした空気の中、何時間も座って質問に答えていました。

そして、いよいよ終盤
「では最後に設計事務所さんはどんな監理をされたのか、その時の写真等はありますか？」

僕は、前日にバタバタとスマホの写真で揃えたファイルを提出しました。

「ふむふむ」
順調に全ペ-ジを捲る検査官

「ん！？」
えっ？何かやらかしました？？

検査官の隣で見ていた市の担当者の指さす方向には、
なんと･･････
おやじランチのチャ-ハンの写真が二枚。
ばばば～んと貼り付けてありました。


「あははははは」（一同）


しぇ～！！
おやじチャ-ハンまで検査してもらってどうするのだ！
ここで笑い取ってどうする？！

「これ、めっちゃ旨いっすよ」
なんて言う余裕は皆無。真っ赤な顔をしてうつむく僕なのでした。


結果は指摘事項無しの合格だったけど、
大事な時にいっつも。
何か一つとぼけた事をする癖は一生直らないんだろうな～。

レーザービーム

「起きなさいよっ！休みだからってグダグダすんじゃないっ！」

朝から、よくあんなデカイ声が出るよな…。

春休みで始動が遅い子達に、奥さんご立腹です。
我が家でこれ「レーザービーム」と言われてまして、
家の端から端まで、ノーバウンドで届きます。
イチローも真っ青。

僕の目には、地球を征服に来た巨大怪獣か何かが、
目から光線を出しているように映ります。
「どおぉぉぉぉ！」

「ひぇぇ！」

まあとにかく、声がデカイ。
「早くお風呂でなさい！」
「今、暖まってんだよぉ！」
これまた声のデカイ息子と奥さんが、換気扇を使って会話。
(風呂と台所は換気扇繋がってます)
おいおいうちは潜水艦か？艦長と機関士か？思います。

一番凄いなと思ったのは
娘が家の鍵をロックしたまま風呂に入ってしまい、
外からピンポンしても、全く反応なしだった時。
「あけなさぁい！！」
換気扇の吹き出し口にレーザービームを発射！

聞こえましたよ～。凄い凄い。
恐らく、マンションの御近所の何人かは、
「ひぇっ」つって、何かあけた事でしょうね。

またですか…。

また大雪のようです。
横浜市でも屈指の標高を誇る我が家の近所は、
真横に吹雪いています。

先週、遭難未遂したばかりなのに、辛すぎます。

でもその時、息も絶え絶え帰宅したご主人様に向かって
「あら？帰ってきたの？」と奥さんは冷たい反応。

ま、今回無理して帰らなくてもいいかな。なんて思ってます。
それにしても、大変だなもう。

で、会社のある横浜中心部に来ましたら、
雪はじゃんじゃか降っているものの、積もってはいませんねぇ。

そう、いつもこの状況の落差に驚かされるのです。

わが家の近くは、そりゃもう大変な積もりようで
長靴に防寒ジャンパ－の魚屋さんスタイルで出動して
関内駅で浮きまくった事がありました。

今日も頑張って、ス－ツに革靴。
とにかく、帰り時を誤ると、大変な事になりそうです。