心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

おっさん女子

2024年09月05日 | 子ども
25歳の長女は「おっさん女子」です。


金曜の夜に家族lineにこのような画像が送られてきました。

「もう、残業で遅くなってお腹すいたから食べて帰る」


餃子の王将でラーメンと餃子と生ビ-ル。
「おっさんかよ」
笑ってしまいます。


そう言えば、他にもおっさん行動が見受けられる。
・スマホの待ち受け画面が「富士山」
・飲み物を飲み干したとき「ぷはぁ~」って言う。
・テレビの旅番組、特に温泉物が好き。
など


でも長女の名誉のために言いますと、
ちゃんと彼氏もいて、月に一度は二人で遠くにお出かけしてるし、
見た目だって普通のお年頃の女子です。

彼氏はその辺も分かってるのだろうから、
きっといいやつなんだろうなと、良い方に良い方に考えています。


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人生はままならない

2024年07月18日 | 子ども
「悪い事は続くもの・・・・・・でも俺は必ず土壇場で何とかなる」

私は窮地に追い込まれた時に必ずそう信じて、目の前のことに集中します。


不幸の始まりは私の目でした。
硝子体剥離という目の老化現象がありまして、
1年前に右目を。そして今度は左目がそれになりました。
今回はさらに網膜に傷が有って緊急レーザ-手術となりました。
先生に「あ、こりゃマズイ、すぐにやりましょう」っていきなり言われるのは、
なかなか動揺しますね。

そして数日後、東北に転勤している息子から連絡が入り、
「検査したら腫瘍があるみたい。一か月後に手術する。家族の人呼んでくれって」
サァ-ッと全身の血の気が引くのを感じました。

息子は普段は全然連絡よこさないけど、仕事もプライベ-トも充実しているようで、
元気に楽しく生きろよ~と、親としての任務終了と思っていました。

私たち夫婦は仕事の予定をすべてキャンセルして、福島に向かいました。
紹介してもらったその筋では権威といわれる先生に診てもらうために、
息子のアパ-トから80kmも離れた郡山の病院まで送る必要があります。
横浜から福島まで280km郡山まで80km。でもこれは車で行くしかありません。

生きた心地がしない一カ月後の手術当日
「開けてみるまで、良性かどうかわかりません」
この症例は8,9割は良性だと聞いていても、2時間半の手術。
生きた心地がしないというのはこのことです。


「もう土壇場だよ。もういいでしょ。勘弁して。僕はここから運が上向くんだから。」


手術後、先生の説明がありました。
「良性でした。きれいに取れましたよ。大丈夫。」


「心配しないよ」と言い切って、平静を装っていた私でしたが、
やっぱり、大丈夫と分かってから「あ~良かった良かったあ~ほんとに良かった良かった」
ともごもご独り言を言い続けてたそうです。


でも切り替えも重要です。
「さあ、そうとなったら、観光でもすっか」
兎に角、面会時間など待ち時間が多いので、もう下を向いているのは止めよう。
翌日、空き時間に夫婦で少し散策しました。
術後の痛みに耐えている息子には悪いが、初めての福島県が辛い記憶だけではもったいない。



旨い蕎麦が食べたいなと「蕎麦彩膳 隆仙坊」
雰囲気のあるお店。味も良くて疲れた体に染み入るなぁ~



プラネタリウムのある展望台へ。


「郡山市立美術館」
変な興奮状態だった気持ちを、静かな美術館で落ち着かせました。
併設のカフェのパンケ-キの甘さが、これまた染みました。


ト-タル八日間、福島県にいて感じたことは、
こちらと違って、人も街もゆったりとした空気が流れていて、
息子が「良いところだよ~」と言っていたのが分かるような気がしました。


その他、良い事もありました。
何年もお付き合いしている長男の彼女とも初めてお会いしました。
明るく可愛らしい人で、手術中も話しかけてくれて、ほんとに助けられました。

家でお留守番の長女は、仕事で疲れているのに、
大学の試験中の次女お世話(晩ご飯、洗濯、掃除)をして、お姉ちゃんしてくれました。


以上、そりゃもう大変でしたが、とにかく一安心。
人生はままならないものですね。
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よかったよかった

2024年03月22日 | 子ども
長女の大学の卒業式に行って参りました。


私立高校から薬科大学(6年制)という、
一般庶民の私たちには名一杯の背伸びをしましたが、
彼女はそれに答えて、資格を取り、就職先を決めてくれました。


これで長男に続き二丁上がり。よかったよかった。
あともう一人次女が残ってる、頑張らなければ。


式典が終わった会場のロビ-では、女の子たちが楽しそうにお喋り。
「いいね~みんな綺麗に着飾って」と微笑ましく見ておりましたら、
一緒に来ていた次女が僕の腕をつんつんします。


次女が指さす方を見ましたら、長女が男子から花束をもらっています。
「なんだ?あの輩は~?」とニヤニヤしている次女の顔で事情が呑み込めました。

「彼氏かな?」(僕)
「でへへへへへ」(次女)


同じ卒業生なのに、女子に花束送るのが最近は流行りだそうです。
素敵な花束用意しやがって、僕なんか恥ずかしからず花屋さんに行けるようになったのはつい最近だぞ! 
正確に言って30年早いわっ。


長身で、派手さの無い人の好さそうな子です。
長女はその辺の話をしないので、僕は心の準備はできておらず、
「あぁ、そそうか、そうなのね」
平静を装ったものの、明らかな動揺を次女に悟られ笑われました。


あとで聞いたら、それを知らないのは親父だけ。
まあ、いい。
お年頃の三兄妹、それぞれ彼氏彼女がいるなんて、結構な事じゃないか。
僕の独り言が虚しい帰りの車内でありました。
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そそそんな・・・・・しどいわ・・・・・

2024年03月07日 | 子ども
娘たちも大人になり、色々話をしてくれる最近の良好な親子関係を僕は楽しんでいましたが、油断してはいけません。
昨夜の次女の一言に僕はちょっぴり傷ついたのでした。


長女の就職後の話を冗談交じりで話していました。
「ママにお小遣とかいくれてもいいんだよ」(奥さん)
「それはパパたちがヨボヨボになった時の話だよ」(僕)
そんなつもりは毛頭無いけど、今まであなたたちに全部ぶっ込んで大変だったんだから
という意味も込めての冗談です。


すると次女が
「パパってさ、体大きいからヨボヨボ爺さんになったら邪魔じゃない?」(次女)
「そうだね、180cmのお爺さんって見たことないよね」(長女)


「!!!」
「な~んてこと言うのよ!そんなこと言ったらパパが可哀そうでしょ!」(僕)(涙)
「なはははははは」(奥さん)


確かに、僕のお爺ちゃんは170cmで邪魔だった・・・・・
腰曲がってるもんだから旋回して襖や障子を破壊してた・・・・・・・


でもさぁ~次女ちゃんさぁ~
あなた、チビのとき、デパ-トのフードコ-トのど真ん中で、
食べ過ぎたポテトフライを噴射したくせに、邪魔ってこたぁないでしょ?
(僕一人で子ども三人とお出かけ時の悲劇)


まあよい。
僕はこれからも毎朝ジョギングして健康を保ち、
「あら?お爺ちゃん、朝の散歩行ったきり帰ってこないね、しんでんじゃない?」
と大池公園でさっぱりとした最期を遂げるのが目標です。
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犬も食わない

2024年02月20日 | 子ども
夫婦喧嘩は犬も食わないと申しますが、
今どきのカップルにもそれは当てはまります。

失恋騒動で我が家を巻き込んでいた次女から、
「彼と会ったら、僕も苦しかった。ごめんって謝られたの」
と報告がありました。




「えっ!?何それ?んもう、人騒がせな」
「なははははは」(次女)

「で?仲直りしたの?」
「そう、なははははは」(次女)

「てやんでぃ!ちくしょうめ!おととい来やがれ!」
僕は江戸っ子になってしまいました。


聞けば、今回の件は彼に「お父さんにも話した」と話したそう。
えっ!!?っとかなり驚いていたそうです。

そうだよ。
次女をまた同じ目に遭わせたら、
我が家自慢の出刃包丁で、三枚におろして、大根おろし添えて食ってやるからなっ!
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もう悲しくて夜しか眠れない

2024年02月14日 | 子ども
「もう悲しくて夜しか眠れない」

失恋した次女がそんな冗談が言える状態になった矢先に、
フッた(フリやがった)彼からLINEが来たそうです。


「ほら、見て」
次女から渡されたスマホの画面には、
彼から「ごめん、言い過ぎた 会って話したい」


壁紙には彼の写真(結構イケメン)
娘がそんなオープンに話してくれる時が来るとは思わず喜びそうになりましたが、
直ぐに正気を取り戻して。

「おんどりゃ~われ~!どたまかち割ったろか?!って返事していい?」
「いやいやいや」

「別に貴様と話す事は無い!クソして寝ろって入れちゃおうかな」
「ひ~、やめて~」


次女はよっぽど彼のことが好きなんだな。
これは外野がどうこう言えるもんじゃないな。


「最悪の事態は覚悟しつつ、自分の素直な気持ちを話した方がいいよ、
そうしないと後悔だけが残るから」

「よっ!父さん、たまには良いこと言う!」
家族は膝と叩いてそうだそうだと賛同してくれました。

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パパはフラれるの専門でした

2024年02月09日 | 子ども
僕は今、胸がキュンとしています。


あら嫌だ、おじさんのくせして気持ち悪いわこの人!
もしかして、少女趣味?


いやいや、心配はご無用でございます。おのおの方

昨夜、次女(21)がバレンタインデ-を前に
「彼氏にフラれた」と真っ赤な目で悲しんでおりました。

僕はこういう場面に遭遇したら、
へ~っと内心ほっとしちゃったりするのかな思っていたのですが、
何だか我がことのようにショック。
やはり、ドタキャン(前回ブログ)には意味があったのか・・・・・
彼氏に会って、口ん中手を突っ込んで奥歯ガタガタいわせてやろうかな。


デ-トの日に、支度しながら鼻歌を歌っている姿を微笑ましく見ていたので、
次女が不憫で胸がキュンとなっている次第です。


そんな時、ふと昔のことを思い出しました。
それは僕がまだ十代の頃、彼女に思いっきりフラれて地獄の底におりましたら、
母親が色々話をして励ましてくれました。
「あなたなら、もっと良い人が現れる」
「失恋は時が経てば必ず癒る」
「あなたのお父さんは結婚する前、目の前で他の女の子から貰った手紙を破いた」
そんな話を母親とすることは無かったので、今でも鮮明に覚えています。
その彼女の事は、よく覚えていないけど。


僕も同じ話を次女にしました。

「時って3カ月ぐらい?」(次女)
ん~男はいつまでもウジウジするけど、女性は割とクレバ-なんじゃない?
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お兄さん、そいつはいちとマズいぜ

2024年02月02日 | 子ども
日曜日の朝、次女(21)が浮かない顔して居間のソファーに座っていました。

「んもう、頭にきちゃうな」


聞けば、デートをドタキャンされたらしい。
今日どうする?とLINEを入れたら、大学の課題しないといけないとのお返事。
お前昨日飲み行っただろ?二日酔いの言い訳じゃねぇのかと思ったけど、
グッと堪えたそうです。

「そんな事ならバイトできたじゃん、まじイラつく、時間を返せ」
日頃、学業で過密スケジュールの彼女はご立腹です。

あ~そりゃそうでしょうよと僕は、
「ちょっとスマホ貸してみ?お前なんかしんでしまえって入れてあげるよ」


その日の夕方に(恐らく二日酔いから復活)彼から謝罪のLINEがあったようですが、
こういう場合、彼女は既読無視だそうです。

翌日、「あれからどうした?」と聞きましたら、
「え?まだモヤモヤしてるから、何度かLINE来たけど無視」

ふふふふふ、ざまあみろ
せいぜい苦しむが良い
普段は穏やかだが彼女を本気怒らせると手ごわいぞ。ふふふふ
代わりにパパがデートしてこようか?ふふふふふ



ちなみに僕は若いころ、待ち合わせに2時間待たされて、
公衆電話から家に電話したら(当時携帯なんて無し)
彼女が寝てて「え?」って言われて腰抜かしたことありました。
なんて話を次女にしました。


それはあなたのママですよと。
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師匠、弟子に抜かれる

2024年01月25日 | 子ども
「今日の晩御飯に私が親子丼作る」
と、突然の次女からの宣言。


今まで彼女は食べるの専門。
料理は自分のお昼にパスタ茹でる程度だったのに、
いきなりの変貌に僕は狼狽えました。

「え?ホントに?」

あ、でも奥さんがペペロンチーノを作って貰って、
とても美味しかったと言っていたぞ。これは期待してよいのかな。

「へ~それはそれは楽しみだなあ、頑張ってくれたまえ」
おやじランチで休日にみんなにお昼を作っていたという自負あるので、
師匠風を吹かしていた僕でしたが、夜が近づくにつれて、
「ポポちゃんをベビ-カ-に乗せて部屋中を激走していた不思議ちゃんのあの子がご飯を・・・・」
僕は、と~っても楽しみになりました。


そして、調理を夜7時にスタ-ト!
スマホでレシピを見ながら、あ~でもないこ~でもない言っています。

これは時間かかりそう。



そして、出来上がったのは夜の10時
「ぬはははは、そうでよ?結構大変でしょ?」



で、これがその完成品


「えーっ!!!ちゃんと出来てるじゃないか!すごい!」
師匠は実は親子丼作ったことないぞ!

そしてそして!すごく美味しい!
弟子にしてやる・・・というか弟子にしてくれ!


いや~参りました。
やっぱり素質ってものあるのね、不器用な父さんも負けないように腕を磨くよ。
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親父に似なかったことだけは確かだ

2024年01月09日 | 子ども
次女は只今、薬学科の3年生(6年制 泣)
新年早々の試験に向けて去年の11月頃から煙が出るぐらい勉強しています。


かなり膨大な試験範囲だそうで、ちょっと資料を覗いたけど、
出題は老若男女問わない人間の全身についてと、もはや老眼には模様にしか見えない記号の羅列。普通なら目を回されたトンボのように倒れます。
「目ん玉の裏っ側の部品まで覚えられねぇよ!」と次女も泣いていました。


3月に卒業する薬学科の先輩
お姉ちゃん曰く、「3年が一番つらい。ここを切り抜ければ何とかなる」そう。

それにしても大学の先生!
そんな大事な試験が1月5日からって、どういうこっちゃ。
地獄のお正月だぜ? そりゃないぜ、セニュ-ル。


しかし、次女は我が家きっての完全主義者
「う~ん、う~ん」と泣きながら、睡眠時間もそこそこに頑張っているのです。

これは父さんとしては、テレビの前でトドになってる場合ではない。
「はいはいはい!あなたなら出来る!大丈夫大丈夫!」
ぴ-ぴ-言いながら充血した目で居間に現れる次女の手を取って励まさなければいけません。


「美味しい安くないアイス食べたい。(ハーゲンダッツ)」
「お肉たっぷりの焼きそば食べたい。(いつもは天かすで胡麻化してる)」
「本物のジュース飲みたい(果汁100%の普段買わないやつ)」
次女の魂の叫びに答えるため、せっせと近所のスーパ-にパシリました。


今日はまだ試験二日目
まだしばらくは、この状態が続きます。


しかし、彼女は親父に似なかったことだけは確かだ。
だって、このくだりを経て、毎回彼女はお姉ちゃんを上回る良成績を残すのですから。
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