意外と冷たいな

わたくし、久しぶりにやらかしてしまいました。

超々二日酔い。

宣言が解けて、久しぶりに飲みに行きました。
もちろん、お酒は午後7時まで。
お店も普通のうどん屋さんなので、夕食しにきている人がチラホラ。

それで止めときゃよかった･･･････。
久しぶりに人と飲んで楽しかったんですね。
続きを僕の事務所でやりましょうなんか言っちゃって、
二人で結構いい感じで飲んでしまいました。


翌朝
「ううううう～ぎもじわるい････」
こんな酷い二日酔いは何年ぶりでしょう。

もちろん、そのあとはお手洗いとお友達。

「ううううう～でも洗濯しないと溜まる･････」
震える手で洗濯物を干した直後に、またお手洗い直行。
とても出掛けられる状態ではありません。

しばらくして
「ううううう～二日酔いで仕事は休まない主義なのだ」
這いつくばって、支度をして出かけました。
（会社でも午前中は全くのポンコツでしたけど）


そして、今回わかった事がありました。
ひとつ、奥さんは意外とこういう時に冷たい。
ひとつ、二女は意外とこういう時に心配してくれる。


奥さんは「しょうもないわ」って顔して、
四つん這いの僕の横をすり抜けて出掛けたのに比べ、
次女は、玄関まで僕のカバンを持って「大丈夫？」って心配してくれました。

奥さんには言わないけど、日頃の家事の意欲に影響しそうな感じ。

あ、そもそも、いい年こいて飲み過ぎた僕がいけないのね。

頼む、察してくれ。

仕事先で、コーヒ－休憩することがありますが、
スタバは、怖くて行けません。

娘たちは、「スタバで勉強してくる」なんて言ってよく出かけます。
きっと、あのお洒落な雰囲気が良いんだよね。

でも、おじさんは言いたい。
「ホットコ－ヒ－ください。」と言ったら素直に出してれ。（馬車道のスタバにて）

「本日のコ－ヒ－でよろしかったですか？」（物凄く気取った言い方で）

うっ、それは、普通のカップに入ったやつなのかな？
あら、何か変な事言っちゃった？と動揺し、超高速で手元のメニュ－で確認しようにも、
ダークモカなんちゃらフラペチーノ、エスプレッソなんちゃらフラペチーノなどと、
おっさんお断り光線がビンビン。

「えっと、普通のコ－ヒ－」
「本日のコ－ヒ－でよろしいですね！」（おっさんしょ-もなっ的に）

出てきた、何の変哲もないコーヒ－を見て思いました。

ばかやろう。
コ－ヒ－に一々洒落た名前つけて勿体ぶりやがって。
自分の名前が「太郎喜左衛門将時能さん（たろうきざえもんのしょうときよし）」
だったらどうよ？自己紹介するのがめんどくさくない？


「はっきり言おう。
スタバは、子どもか田舎の人が行くところである。
スマ-トさに掛ける気取った店員の態度は、ちっともお洒落ではない。」

と、タリ－ズでバイトしている長女に話したところ、
「そーゆ－感じのお爺さんがよく来るよ。私はホットコーヒ－でも通じるけどね。」
上手く注文できなくてキレる老人と一緒にされました。

そうね、父さんは、やっぱり庶民派のドト－ルとかベロ-チェにしとくよ。
かふぇ寺（カフェラテの言い間違え）を笑顔でスル－してくれたからね。

あれは難しいよ実際

「おいこら！お前、痴漢行為しただろ！？」

朝の京浜東北線の静かな車内に響く怒号。


見れば、腕を掴まれながらも逃げようとする男と、
それを鬼の形相で取り押さえようとする男性がおりました。

逃げる男の顔には確かに「僕やりました」と書いてあります。
次の駅に着くと電車を降り、ホームで揉み合っています。


これは加勢した方がよいのか？
そのぐらいの勇気は持ち合わせてるつもり。


いや、待てよ。
揉めてるのはこの二人のみ。
被害者の女性の姿が何処にもいないではないか。

被害届なしに、怪我でもさせたら大変だぞ。


いや、待てよ。
もしや、被害者はこの男性か？
心なしか、逃げる男に女性的な雰囲気を感じる。

うわぁ～、これは手が出せない。

などと考えて、体が硬直している間に、
正義感の強い数人のサラリ-マンに取り押さえられていました。


「駄目じゃないか！この意気地なしめ！素通りか？」
僕の良心の声が聞こえましたが･･････。


いやぁ～あれは難しいよぅ～実際。

それにもし付き合って、

「被害者はどちらですか？」となったとき、「僕です」ときちゃったら……

「ぷっ」

笑わないでいられる自信がございません。

んもう、頑張っちゃうよ！

どうも疲れやすい･･･････。元気が出ない･･････。
「俺もうトシなのかしら」と最近悲しんでいましたが、
色々思い返した結果、
「いや！こりゃ疲れて当然だ」という結論に達しました。


一日の自分の動きはこうです。

朝６時起床
顔を洗いながら洗濯物（下着とタイル）を回し、
ゴミ出しついでの朝のジョギング20分
家にも戻って洗濯物干してから、
自分のお弁当のおにぎり二個と卵焼きを作成。
納豆パックかき込んで遅めの出社。

仕事帰りは、バスに乗らずウォ－キング35分
家に帰ったら、ビール飲みながら洗濯物（シャツとズボン系）を回し、
みんなと夕食を食べたら、全部の洗い物をして、さっきの洗濯物を干して完了。
「ふぅ、つっかれた」と横になり、はっと気が付くとよだれ垂らして寝てます。
そう、ひたすら突っ走っていたのです。


この苦行は、奥さんが子どもの教育貧乏を回避すべく、仕事で無理した結果、
坐骨神経痛になった今年初めから続いています。
家長がやらずして、誰がやりましょう。

でも、僕はくたびれ父ちゃんは嫌。ダサい。
いつも笑顔で「もう俺のルーティンだから」と、ちゃっちゃと働きます。


そして昨日の父の日に思わぬご褒美。お中元みたいだねとか言っちゃいけません。


短く一言だけ「いつも色々してくれるから」（長女）

「うわぁぁぁぁぁぁ～ん！！(T_T)」
いつも当然のような顔して洗濯物沢山出すけど、
ホントはわかってくれていたんだね。

そういう世の中だから。

僕は毎日、節約と健康の為、自作のお弁当を持っていきます。

で、たまに「今日は贅沢しちゃおうかなぁ～」と、
外食したり、ちょっといいお弁当買ったりするのが楽しみです。

最近のお気に入りは、老舗のとんかつ屋さん「勝烈庵」。
そこのお弁当は、注文してからご飯よそってくれるので、
カツはサクサク、ご飯は温かでとてもいいなと思ってたわけです。


「勝烈庵のヒレカツはさっぱりして美味しいんだよね～♪」と会社から店までスキップで往復20分。
めんどくさがり屋の僕には珍しいことです。

しかし事故発生･････
机に、みそ汁、サラダにお茶、すべて準備万端整った午後12時35分。

「ない！ないない！･･･････マジか」
ソ－スと辛子が入ってませんでした。

もう取りに戻る時間も気力もありません。
「仕方あるまい」
もともと甘いソ－スが売りなので、カツには殆ど下味が付いていません。
例えるなら、汁なしでお蕎麦を完食する感じ。


この弁当820円です。
と思ったら沸々と怒りが込み上げてきちゃったので、電話することにしました。
「もしもし、さっき買ったお弁当にソース入って無かったんですけど」
「え～？アハハハハハ、ちょっと待ってください･･････えっと、いまどちらですか？」

僕は取り合えず謝ってもらえば気が済むつもりで電話したのに、
このババア、笑ってやがる（本店なので、女将さんかな？）

「何笑ってるの？まずは、ごめんなさいでしょ？」
「あ、そうですね、ごめんなさい」（俺は近所の常連のおやっさんじゃねえつうの）
「持って来なくていいよ、ただがっかりしたから気を付けてくださいねってそれだけ！以上です」


あとで、少し冷静になって考えると、その弁当ブースには、
高齢のおばちゃん二人と揚げ担当のおじちゃんが一人。
そりゃ忘れることもあるわな。そういう世の中になってるんだよね。

なので多分、僕は平気な顔してまた買いに行きます。
ソ－ス入ってれば美味しいから。
それに、会社には塩とソースを買って置いておこう、そういう世の中だから。

焦っちゃだめ

休日のおやじランチは、地味ですが毎週営業ています。


多い時で５人分。
奥様ならお分かりでしょうけど、一遍に５人前はきついわよね、
うちは定食屋じゃ無いんだからさ。

おまけに、子ども達は美味いとも不味いとも言わず、
駅の立ち食いそば屋でも立ち寄っているかのよう。

でも、たまにちょっと洒落たことすると、褒められたりして、


「今日、昼何がリクエストある？」な～んて言っちゃう、
腰の軽～い親父なのです。


話戻りますが、
５人前のうどん。
これはくせ者です。
昨日、大事故が発生しました。

うどんって、ざるにあける時に少しでもこぼれると、
その落ちこぼれ集団に、全員着いて行こうとするのです。
一旦、こぼれ始めると、だぁ～！っとこぼれちゃう。

昨日も、腹減ったお昼何？と代わる代わる台所をのぞき込む子ども達に煽られ、
手元が狂いました。

「ああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！」


台所のシンクに、直接うどんを盛り付けてしまいました。


卒倒して起き上がれなかったのは久々のことです。

そこで大ベテランの奥さんは早かった。
丁度、シンクを掃除したばかりだし、熱湯で殺菌はできてるでしょう。
「特殊三秒ル－ル、死にゃしないわよ」
拾い上げてよく洗い流し、もう一度湯遠しして、
何もなかったことにしてくれました。


あ～しかし、あの衝撃映像はしばらく忘れられません

このままではいけない

長年の立ち仕事で、坐骨神経痛に悩む奥さん。
医者や整骨院に行っても、良くなりません。

かなり辛そうなので、毎日の洗濯や夕食の片づけは僕がすべてやってます。
でも正直、このままOKグーグル的にやり続けるのも辛い。
家長として、他にすべきことは無いだろうか。

聞くところによると、ストレッチ等で大分症状が緩和されるとのこと。
僕は早速、アマゾンで売れ行きNo.2の本「坐骨神経痛は自分で治せる」を購入。
鬼コーチとして、指導に当たる決意をしました。

まだこれから勉強するのですが、
まずは、試しに膝を抱えるようなストレッチをやってもらいました。

「ぐぐぐぐぐぅ」
硬い！体が冗談のように硬い！！

「いでででででぇ」
思った方向に体が向かず、
僕ら世代の漫画「こまわり君」の死刑っみたい。


しかし、数年目を離した隙に、よくもこう太ったものだ。
お腹が邪魔してストレッチどころの騒ぎではないでなないか。
夜のカマンベ－ルチーズで一杯は禁止ですな。


「50代に何かしら体の不調がくるものよ」
人生の諸先輩方から、よく耳にする言葉です。

僕も他人事ではありません。
一緒にストレッチをして、戦う所存であります。

ちなみに僕は40代で四十肩に苦しみ、
そしていま五十肩が襲ってきて、お風呂で背中がよく洗えません。

よせばいいのに

「ゴロゴロゴロゴロ～」

仕事がノッテくるはずの午前中。
僕のお腹には、緊急事態を知らせる警報が鳴り響き、
何度もお手洗いに出向きました。


「賞味期限３日過ぎは大丈夫じゃね？」
それは牛乳です。

匂いを嗅いだ感じでは、特に問題なさそうなので、
喉と渇きと空腹に後押しされ、ごくごく飲んでしまいました。


「ん？」
最近、五感に関する脳みそへの伝達力が著しく低下傾向にあり、
気が付くのに時間が掛かりました。


「おぇ～、ちと苦い。大丈夫じゃねえじゃん。」
思い返せば、若干とろみがあったような気がする･････
字が小さくて、消費期限を賞味期限に読み違えた気がする･････
我が家には、冷蔵庫の中身を出しっ放しする常習犯がいる･･････。


そして今、その取り込んだ劇薬がその効力を発揮しているわけです。

あ～辛い。
でも、「もったいない」と思っちゃうんですよ。

実をいうと、これで最近３連敗。
賞味期限5日オ－バ－の厚揚げ。
袋の口を開けっ放しにしていたフランスパン。
共に、僕の大腸方面に総攻撃をかけてきました。

まあ、幸いにも僕は、
お腹は弱いけど、出すものを出せば意外とすぐに通常運転に戻ります。


でも、さすがに冷蔵庫の掃除は止めようと思います。はい。

花火をありがとう。

「ど～ん、ど～ん」

昨日の夜８時少し前、
会社で仕事をしていましたら、何やら気前のいい音がして参りました。

「あれ？これもしかしたら･････」

急いでバルコニ－に出ましたら、

わお！玉屋ぁ～！
久しぶりの花火じゃございませんか。

ネットで調べましたら、
横浜開港祭で横浜市18区でシークレット花火を1分間同時に打ち上げたそうです。
「賑わいの創出が激減している横浜市民に笑顔を届けたい想いと、医療従事者に向けての感謝の想い、新型コロナウイルス収束の想いを花火で表現。」


これは心に響きました。
ホント、癒されておじさん涙がでそう。

思えば、開港記念の花火は、昔から横浜市民にとって大切な行事でした。
子どもの頃は両親と、青春時代は彼女と、家族が出来たら子ども連れで。

「ど～ん、ど～ん」
僕は、ビルの隙間にキラキラ光る枝垂桜を眺めながら、
結婚して間もないころのことを思い出しました。

当時、山下公園の割と近く、本牧に住んでおりました。
「花火見に行こう！」
車なんて持っていなかったので、奥さんとママチャリ2ケツでかっ飛ばしたものです。


お金は無かったけど、気楽で楽しかったな。
なんて、しんみり思い出したりしました。

あぁ、昨日のはいい花火だった。

ちなみに、
愛車のママチャリには「ポルシェ」と名付けておりました。
（よくある話）