心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

師匠、弟子に抜かれる

2024年01月25日 | 子ども
「今日の晩御飯に私が親子丼作る」
と、突然の次女からの宣言。


今まで彼女は食べるの専門。
料理は自分のお昼にパスタ茹でる程度だったのに、
いきなりの変貌に僕は狼狽えました。

「え?ホントに?」

あ、でも奥さんがペペロンチーノを作って貰って、
とても美味しかったと言っていたぞ。これは期待してよいのかな。

「へ~それはそれは楽しみだなあ、頑張ってくれたまえ」
おやじランチで休日にみんなにお昼を作っていたという自負あるので、
師匠風を吹かしていた僕でしたが、夜が近づくにつれて、
「ポポちゃんをベビ-カ-に乗せて部屋中を激走していた不思議ちゃんのあの子がご飯を・・・・」
僕は、と~っても楽しみになりました。


そして、調理を夜7時にスタ-ト!
スマホでレシピを見ながら、あ~でもないこ~でもない言っています。

これは時間かかりそう。



そして、出来上がったのは夜の10時
「ぬはははは、そうでよ?結構大変でしょ?」



で、これがその完成品


「えーっ!!!ちゃんと出来てるじゃないか!すごい!」
師匠は実は親子丼作ったことないぞ!

そしてそして!すごく美味しい!
弟子にしてやる・・・というか弟子にしてくれ!


いや~参りました。
やっぱり素質ってものあるのね、不器用な父さんも負けないように腕を磨くよ。
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あれ、何をしに来たんだっけ?

2024年01月17日 | 本もたまには
兎に角、五十代後半になりますと、「ついうっかり系」が多くなります。
元々、うっかり生きている僕は更にそれに拍車が掛かる訳です。

また、追い打ちを掛けるように老眼による見間違え、思い込みによる言い間違えがプラスされます。
「あ~もう嫌だ」と仕事でもプライべ-トでも失態の後に自己嫌悪に陥ることしばしば。

僕は芸術肌だから、自分のやったものを何度も何度も確認するのが嫌いなのだと
言っていた若いころと今は立場が違うのです。


最近、心理学というものに少し興味があり、入門書として、
フロイトの「精神分析学入門」を購入しました。

「失錯行為」といって、言い間違え、書き違い、度忘れにはすべて意味がある。
やったこと、言ったことには、対抗勢力となる潜在意識があるそう。
そう、その方向で解釈お願いしますと思い、読み進めています。でないと自分が怖い。

ただ、ご飯を食べていて、「あ、そうだ」と立上り、
冷蔵庫を開けた瞬間に何しに来たのか忘れるのに意味があるのだろうか。
いや、あって欲しい。

まだまだこの本を熟読し、心理学から自分を救う必要があります。



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親父に似なかったことだけは確かだ

2024年01月09日 | 子ども
次女は只今、薬学科の3年生(6年制 泣)
新年早々の試験に向けて去年の11月頃から煙が出るぐらい勉強しています。


かなり膨大な試験範囲だそうで、ちょっと資料を覗いたけど、
出題は老若男女問わない人間の全身についてと、もはや老眼には模様にしか見えない記号の羅列。普通なら目を回されたトンボのように倒れます。
「目ん玉の裏っ側の部品まで覚えられねぇよ!」と次女も泣いていました。


3月に卒業する薬学科の先輩
お姉ちゃん曰く、「3年が一番つらい。ここを切り抜ければ何とかなる」そう。

それにしても大学の先生!
そんな大事な試験が1月5日からって、どういうこっちゃ。
地獄のお正月だぜ? そりゃないぜ、セニュ-ル。


しかし、次女は我が家きっての完全主義者
「う~ん、う~ん」と泣きながら、睡眠時間もそこそこに頑張っているのです。

これは父さんとしては、テレビの前でトドになってる場合ではない。
「はいはいはい!あなたなら出来る!大丈夫大丈夫!」
ぴ-ぴ-言いながら充血した目で居間に現れる次女の手を取って励まさなければいけません。


「美味しい安くないアイス食べたい。(ハーゲンダッツ)」
「お肉たっぷりの焼きそば食べたい。(いつもは天かすで胡麻化してる)」
「本物のジュース飲みたい(果汁100%の普段買わないやつ)」
次女の魂の叫びに答えるため、せっせと近所のスーパ-にパシリました。


今日はまだ試験二日目
まだしばらくは、この状態が続きます。


しかし、彼女は親父に似なかったことだけは確かだ。
だって、このくだりを経て、毎回彼女はお姉ちゃんを上回る良成績を残すのですから。
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賑やかだった年末年始

2024年01月05日 | 日記
この年末年始は、久しぶりに賑やかに過ごしました。

というのも東京で一人暮らししている長男が東北への転勤が決まり、
会社の寮を引き払って、我が家に戻っているからです。

3LDKに大人5人は、なかなかぎゅうぎゅう。
でも僕は「何だか賑やかでいいなぁ」と全員揃ったことを喜びました。
それは奥さんも一緒で、クリスマスと正月の料理には、糸目をつけずに予算をぶち込んでいました。

一緒に買い出しに行きましたが、
奥さんは、白い部分が満遍なくあるマグロや牛肉を買い物かごにぽんぽん放り込み、
最近僕のお小遣い値上げ申請を秒速で却下したのが噓のようです。


クリスマス
手作りのケーキにも奥さんの高揚感が現れています。


今年は手間も随分とかけていました。


お正月
子どもたちにとって、おせち料理はおふくろの味
うちでは主役です。


厚切りのお刺身
いつもはもっとぺらぺら


たらばがに
「これ本物?大きいかにかま?」と誰かが失礼なこと言ってましたが、
父さんもびっくりだぞ


夜はすき焼き
私たち庶民には年に一度しか食べられないランクのお肉



こうして欲望のままに飲み食いした三日間

これではいかん!と朝のジョギングは欠かさないようにしました。
最近お気に入りの大池公園までは往復8キロほどあります。

この公園にはカワセミがいると聞いてはいましたが、
いました。横浜で見られるところは少ないそうです。

(真ん中のちっちゃいエメラルドグリーンのやつ)

こいつは縁起が良いぞ!


辛いことが多かったけと、今年は良い年にするぞと、
寒い早朝の公園で、鼻水垂らしながら誓う僕なのでありました。
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