公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

負けました

2008-06-05 20:56:12 | 競馬

岐阜県地方競馬組合敗訴。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080529045.html

2005年度で契約が終了したと認められる

と裁判長は論旨を述べ、地主側の主張を認め、土地明け渡しと賠償金の支払いを命じた。

対して、競馬組合側はすぐさま、高裁(二審)に控訴する見込み。

あ~、負けたか。

五分五分だとは思っていたが、競馬組合側の「全面敗訴」に終わった形。

(本題終わり)

以下の話はフィクションです。絶対に鵜呑みにしないでください。

今、場立ちにいる大師匠が、

「おう!しばいたろか!!」

「笠松にどれだけワシの信者がおると思っとるんや!」

「そうや!ワシには信者(客)がたくさんおるんや!」

「これを逆手にとって地主どもを訴えたるわ!」

「おう、信者ども!ワシに味方せい!ぼろ儲けさしたる!」

「あっはっは~!逆に地主の土地の権利分捕ったるわ!あっはっは~」

「それから、おう!なでしこ!お前、これから、テレビでぇへんなんて言わさんからな!言うたらしばくぞ!おう!」

「それからな!出たときはウソでもええから泣けよ!」

ということを考えているかもしれないな?

フィクション終わり

(本題戻る)

ところで、裁判長の論旨だが、笠松競馬の当時の経営状態を果たして加味したものだったのか?という点を考えると、極めて疑問。また地主側の中にも、競馬存続を支持し、賃料引き下げに応じているケースもある。ということは、地主側も恐らく一枚岩ではなかろう。

仮に二審になった場合、笠松競馬が廃止になったときの影響等を配慮した論点が求められると思われる。

(追記)

大師匠、大激怒。

文面からは、「おう!しばいたろか!己の私服を肥やすためだけに文句言うてるだけちゃうんか!」

と言わんばかり?

http://plaza.rakuten.co.jp/daikokusya/diary/200805300000/

ところで、競馬廃止となった場合、えらいカネがかかるというのは、笠松競馬を管理する岐阜県も十分承知しているはず。

それどころか、過去の競馬廃止の事例を見る限り、首長が落選したり、引退に追い込まれているケースが目立つ。

この問題については、古田知事の政治的決断という点も注目されるかもしれない。

(追記)

6月5日、競馬組合が名古屋高裁へ控訴。その上で、和解協議を模索している。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080605052.html

コメント (4)
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6月5日の大量落車

2008-06-05 18:55:28 | 競輪

青森4レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=12&KBI=20080605&RNO=4

4名(4、6、8、9)落車。

mms://aomori.hyper-nets.com/aomori_digest/08060504.wmv

最終4角、7と8の間から突っ込みを試みた6が8と横突し双方転倒。これに4、9が乗り上げ。

千葉4レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=32&KBI=20080605&RNO=4

1名(3)失格、5名(6、8、1、4、3)落車。

mms://streamw1.hitpops.jp/chiba/wmv/200806054r.wmv

最終4角、先頭の2の後ろ、5と併走となった3がバランスを崩し転倒。これに6、8、1、4が乗り上げ。


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競輪って変われないの?

2008-06-05 17:38:57 | 競輪

「ボヤキ」といえば、プロ野球ではボソボソ、というか、ブチブチとしゃべる有名なお方がいるが、競輪界ではこの人の右に出る人はいない。

ま、いつもの日記ボヤキ集だ。

コンドル日記TOOL4より

5日は熊本FⅠの初日。立川で開催されているレインボーのファイナルのため、チャレンジも1・2班戦も強豪不在の大変な3日間。高松宮記念杯(GⅠ)直後のA級戦をファンはどう受け止めるのか。ギャンブルとして割り切れば、それはそれなりに奥が深い競輪競走が期待出来ますが、迫力を求めるのは土台無理。あまりの格差にファン離れだけが心配でも、3千500人を越える選手を消化するためには、こんな開催を施行者は強いられるのは全国共通。この影響が宮杯売上の不振であり、競輪の落ち込み。競艇がどうして競輪の上を行ってるかを真剣に考える時でしょう。どんなに贔屓目に見ても競輪の魅力の方が他の公営ギャンブルより上と思ってるんですが。


『どんなに贔屓目に見ても競輪の魅力の方が他の公営ギャンブルより上と思ってるんですが』

この手の話といえば、T社長に限らず、競輪ファンの中にも妄信のように信じ込んでいる人がいるけど、逆に言えば、競輪知らない奴はバカだ、みたいにも取られてしまうな。

でも、この表現だとマシなほう。昔、川上なんとかさん、っていたけど、この人の表現の仕方はかなり露骨で、常に競馬と比較して、「畜生には意思がない。だから訳が分からない。こんな訳が分からないものにカネなんか投じられない」みたいなことを連発しながら、競輪の優位性を主張していた。そういえば、あの堂々巡りスレッドの連中が「大好きな」言葉である「畜生」だが、私がこの言葉を覚えたのは恐らく、この川上さんが使っていたからだったと思う。

しかしながら、競馬には当然、競馬ならではの面白さがある。それについては優劣がどうとかいったレベルで判断できまい。それに、競馬のほうがはるかに歴史が古い。やはり、一方的に見下す論調はやめたほうがいい、と今更ながらに思う次第。そして、川上さんほど露骨じゃなかったけど、他にも、「競輪知らなきゃ人間じゃない」みたいなことを言っていた「有識者」って少なくなかったなぁ。

その結果、競輪は今や風前の灯?他の公営ギャンブルファンからも、「競輪だけはやらないよ!」と敬遠され、新たな客層がほとんどいない有様。ま、「屁理屈」をこねくりまわされるだけのものを、誰がやるもんか!となるのは当たり前だしな。後期高齢者がそれこそ、「末期」となる頃には終わってるのかなぁ?

一方、T社長は今の選手数削減論者でもある。ま、私もいわゆる競輪三点セット(開催削減、発売削減、選手の大量首切り)論者であるし、その点においては共通した考え方を持っている、といえるかな。

ま、この間の宮杯3日目における、判定の話がコンドル日記にも書いてあったけど、奴らは何を根拠に、「あれは失格でしょう!」と言っているのか分からない。VTRを何十回と見たのか?

コンドル日記より

雨に成った3日目は物議を醸す判定が2個レース。11Rで大塚健一郎が落車して井上昌己を妨害した飯嶋則之の行為は誰が見ても「黒」、それは選手の大半がそう言ってたのに何と「白」。今度は12R、4番手捲りの小嶋敬二を神山雄一郎がイエローラインの外まで行ってブロック、それで小嶋は踏めなくなり、後に居た山田裕仁も終了。その煽りもあって内へ行った小倉竜二が渡部哲男の前輪を払い故障させたのにこれもセーフ。神山が持って行った幅が規定内だったからとの事でも、これ又大半が納得してなかったのは事実。全国のファンが注目しているGⅠがこれならこれからもこれを基準にして欲しいが正直な気持です。


ま、確かに神山の小嶋に対するプレーについては疑問な点は少々あるけど、こういった場合は失格になるんだろ。

『自ら一方的に内外線間の幅の4倍程度の幅に至ったとき』

つまり、4倍程度にならなければセーフっていうことが、競技規則第14条1項に明示されている。なぜ4倍程度にならなければセーフかというと、例えば自ら捲る場合(番手捲り)、ある程度幅をあけてからでないと外から抜けないから。しかし、4倍程度もあける必要はないと考えられているからだろ。

それと、大量落車コーナーで見た限り、競輪は各地でほぼ判定は統一されている。オートレース、競馬も然り。競艇だけがバラバラだ。

にもかかわらず、いまだ現行ルール制定以前のような、客がセーフといえばセーフになるかのような、曖昧模糊な判定がまかり通っているといまだ信じる人や選手がいるんだな。

ま、ファンがそう考えるのはある意味仕方ないが、選手がそのように考えるのはいかがなものなのかね?変わってないのはお前らのほうだろ。だったら変われよ!だから客に信頼されない選手が少なくないんだって、といっても、なぜかファンには「寵愛」されることが少なくない競輪選手諸君。

なぜかって言うと、競輪場はどんどん潰れろ!っていう話については割りと肯定的な意見が多いのに、選手を切れ!という話をすると、どうしてなんだ?という声が少なくないから。切れ!っていう話を前面に出しているのは、T社長と私ぐらいか?

但し、私とて、競輪の売り上げがそれこそ倍々ゲームのように増えている時代だったら、選手を切れ!なんてことは言わないよ。今は逆だろ。右肩下がりの現状を考えた場合、赤字の垂れ流し開催(特にF2)なんていらないし、競輪ファンの主流層である、後期高齢者をいたわる気持ちがない?(これは必ずしもそうとはいえないか)、年間300日以上発売といった暴挙をいまだ止める気配がなく、そのくせ、売り上げはいまだ年々下がりっぱなしという流れを食い止めるためには、「三点セット」の実現しかないんだって。

開催が減れば斡旋も減る。斡旋が減れば走る機会が減る。そうなった場合、果たして競輪選手のままでいいのか?っていうことを考えてほしいわけだよな。でも、そういっても分からないものなのか・・・

コメント (2)
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改めてG1・Jpn1・JG1改革試案

2008-06-05 00:52:41 | 競馬

1日行われた日本ダービーの入場・売り上げが予想外の不振に終わる。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/06/02/20.html

売り上げは279億9187万9400円で前年比90.9%。入場が12万4951人で同95・2%。

かつて、日本ダービーといえば、有馬記念さえも凌ぐ売り上げと人気を誇った、まさしく競馬の祭典であったが、この数字ならば、他のG1級レースよりも若干多い程度といった感じ。「プレミアム」は東西の金杯では大きな効果を示したが、日本ダービーでは結果的に逆効果を生んでしまった。

というか、これまでのJRAのG1・Jpn1レースは入場、売り上げともに、相対的に見れば苦戦が続いている。

これは競馬の世界も大リーグとプロ野球の関係同様、国内のレースよりも海外のG1レースに目が行くようになってきていることが挙げられよう。とりわけ、深夜にドバイ国際レースが行われた当日の高松宮記念というと、何かしら、「消化試合」的な印象すら感じた。

もっとも、ダービーにおける不振については、前週のオークスにおける不可解な判定(とはいっても、判定そのものは妥当だったと思うけど)が大きく影響したのかもしれない。

そして日本は競馬先進16カ国、つまりパートワン国の一員であるが、番組体系そのものがまだパートワン化していないのではないか、という気もする。

昨年7月29日に、「中央競馬G1・Jpn1・JG1改革試案」 ということで、レース体系の改革案を羅列してみたが、凡そ1年近く経った今回、改めて改革案を出してみようと思う。内容的にはそのときのものを踏襲したものになりそうだが、要は「パートワン」を意識した番組改革試案である。

とはいっても、試案についてはおって公開したい。

コメント (3)
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