自分を含めた「既存客の温存」をPRし続けるT社長。
平成20年8月3日(日曜)
高松記念の2日目は何となく絞り難いメンバー構成が続き、案の定大荒れ。それでか売上は伸びず22億7483万円の低調さ。2日間の合計は40億ちょいで、小松島記念より毛が生えた程度では目標の85億は夢物語かも。施行者に競技会は凄く熱心で優秀なのに、これが現在の競輪界。上層部は夢ばかり見ず、現実的な改善をやるべし。売上があっての事業じゃないんですか。もっとファンを大事にそして夢中にさせる制度にルールを改善されるまで訴え続ける積りです。
ま、間違ってはないとは思うんだけど?T社長の上記の文面を読む限り、キャリア・ン十年の客に都合よく物事を進めていけ!と言わんばかりなんだよな。
週間レースの寛仁親王牌、売り上げ大惨敗特集号にも書いてあったけど、今の競輪にとって、新規顧客拡大が最急務課題。あと10年経てばほとんどいなくなってしまいかねない、オールドファン優先施策をソロソロ転換すべきときではないかという気がするんだけどなぁ。
ファンに都合のいいルールに改善しろ、というけど、それでやってきてダメになったのが競輪。「あれは失格ではないでしょう!」と、どこからか、そんな声が飛んできて、その通りの判定になることが昔はよくあったけど、そんな「情実めいた」判定がしばし騒擾事件を誘発し、ひいては、「競輪はイン○キだ!八●長だ!!」という流れになってしまった過去の忌々しい昔話を再現させるというのかね?
ところで、こんな言い方をするのは何だが、今度行われる北京オリンピックにおいて、競輪選手が大惨敗したほうがむしろ、今後の競輪を占う意味でいい方向へと向かっていくのかもしれない。
となると、二言目には、
「監督が悪いからクビにしろ!」
と、つい最近までの阪○タイガー●のファンみたく言う輩も出てこようが、マニェは一応ロンドンまでやることになっているんだろ。というか、選手がダメだということは最初から分かっているのに、監督の責任にはできないだろう。
ま、北京オリンピックが終われば競輪の今後の方向性は自ずと出来てくる。国際大会で惨敗し続ける限りは、
「井の中の蛙の世界で億稼いだところで・・・」
と言われるのがオチなので、だったら今後、国際大会に正念据えて取り組むか、はたまたグランプリの賞金大幅減額など、実力に見合った賞金体系に改めるかなど、大きく変わることが要求されるのは間違いないところだろう??