公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

21日、女子ボールゲーム世紀の一戦

2008-08-20 23:38:17 | スポーツ

それにしても、20日行われたソフトボールは緊迫感溢れるすごい一戦となった。

予選1・2位のアメリカ、日本が対戦した午前中の試合では、8回まで0-0だったが、エース・上野が9回に力尽き、アメリカに一気に4点を取られ敗戦。夕方、3・4位戦を勝ちあがったオーストラリアと、決勝進出決定兼3位決定戦を戦うことになった。

7回ツーアウトまで2-1で日本リード。しかし、土壇場で豪州にホームランが出て、まさかの同点。その後は日本の拙い攻め(牽制死などでランナーがいなくなったあとにヒットが出るといったこと)が目立つ形となり、イヤぁ~な予感がしたが、11回、ついに豪州に勝ち越される。

しかし11回裏、馬渕の同点タイムリーが出て振り出しに戻し、さらに12回裏、満塁から西山のタイムリーが出てサヨナラ勝ち。これで日本ソフトボールチームは、銀メダル以上を確定させた。

だが、ソフトボールは一応今回限り。ということで、日本の関係者はまさに金しか狙っていない。ま、相手は三度アメリカではあるが、決勝進出決定第1戦では延長まで持ち込んでおり、予選でコールド負けした日本とは全く違った。ただ、日本の打線が多少貧打なのが気になる。

「なでしこジャパン」は18日に行われた準決勝の対アメリカ戦で完敗。21日、3位決定戦をドイツと行う。

何せ、もし3位になったら、サッカーでは1968年のメキシコの男子以来の「快挙」。もっとも、日本はここまでドイツには1回も勝ったことがないそうだ。

ただ、予選最終戦のノルウェー戦以降、攻撃面はかなりバリエーション豊富ともいえる多彩なものを見せている。問題は守勢に回ったときだな。

それにしても、日本にとって、世紀の一戦とも言うべき試合が明日、ほぼ同時間に行われるようで、一体どちらを見ればいいのか、迷ってしまいそう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おーーーーーっと!転倒落車!!

2008-08-20 23:10:08 | スポーツ

とはいっても、あの競輪ではありません。

20日行われた男子BMX準々決勝2組・第3レースにおいて、8名中、4名の大量落車が発生した。

http://number.goo.ne.jp/beijing/cycling/photo/M001/sp2-20080820_1608.html

このうち、カイル・ベネット以外の3選手はその後完走。また棄権したベネットだったが、着順点は同組4位をキープし、準決勝へと進出した。

まぁ、BMXって、転倒が多いという話らしいから、決して珍しいことではないのかもしれないが、当該レースを一度見てみたいものだな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月20日の波乱レース

2008-08-20 19:53:32 | 競艇

大村8レース

http://cgi.kyotei.or.jp/race/kekka.php?day=20080820&jyo=24&race=08

1名(2)転覆、1名(3)エンスト。

http://210.148.108.173/bb_top/new_bb/txt/24/rep/rep2008082008.asx

2周1マーク、5の艇にぶつけてしまった3がバランスを崩したところ、つけて回っていた2がバランスを崩し転覆。3もエンスト。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロンドンオリンピックの代表候補か

2008-08-20 16:44:39 | 競輪

昨日、94期のナンバーワン、鈴木雄一朗が西武園チャレンジ決勝で勝ち、A2特進を決めた。

http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/index_news/index_news20080819_02.html

映像はこちら。

mms://202.210.162.33/keirin/IMC_26/20080819/VOD/26_zikkyo_vod2_07.wmv

デビュー4場所での「A3卒業」は、西谷岳文の5場所を上回る記録だとか。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/08/20/20.html

また、コンドル日記にも書いてあったが、昨日の観音寺A級決勝で、和田圭が今年13回目の優勝を果たした。

映像はこちら。

http://www.shikoku-keirin.jp/liveset_kanonji/replay.php?day=3&race=12 

西谷岳文、今井裕介という、93期コンビが相手となったが、2人が激しく先頭争いしていたところ、2センターから捲りきって快勝。これでS級特進に王手をかけた。

ところで、木暮ほどではないにせよ、2008年の勝率は79.3%(58戦46勝)、通算勝率63.0%(92戦58勝)をマークしているが、これも驚愕の数字だ。

まぁ、下位レベルの話とはいえ、新人たちがよく頑張っているみたいだな。この頑張りがそのまま続けば、もちろんそれは4年後にも通じる。

ま、鈴木も和田も、S級に上がって定着するまでは競輪に専念し、適度なところで競技に興味を示してもらったらいい。これは木暮も同様。

とはいっても、2010年の世界選手権やアジア大会あたりぐらいまでにはナショナルチームに加わり、メダル争いに加わってほしい気もするな。

ま、それ以前に競輪の大構造改革が必要だと考えられる。要は「競輪崇拝論者」、「競輪選手礼賛主義者」にとって、大危機の予感・・・

(追記)

四日市記念決勝戦で、柴崎淳が2センターで武田豊樹を捲りきって優勝を果たした。

思えば2004年のジュニア世界選手権・チームスプリントで銀メダルを取った選手だな。ロンドンではまだ25歳(ということは現在21歳)。当然この後、ナショナルチームのメンバーに加わってもらいたいもの。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

史上に残る大記録達成

2008-08-20 01:04:26 | スポーツ

クリス・ホイがロベール・シャーパンティエール(フランス)以来、72年ぶり(1936年のベルリン)に同一五輪大会自転車競技の三冠を達成。

http://en.beijing2008.cn/news/sports/headlines/cyclingtrack/n214564036.shtml

さらにいえば、トラックレースだけの三冠記録というのは、今は公式記録から除外されている、1906年のアテネ大会(中間大会)のフランチェスコ・ヴェッリ(イタリア)以来、102年ぶりの快挙を達成。この他、同一大会における自転車競技三冠王は、1896年(アテネ)にポール・マソン(フランス)が達成している他、1904年のセントルイスでは、マーカス・ハーリー(アメリカ)が何と四冠を達成している。

ケイリンは間違いなく勝てる可能性があった。スプリントも、今年の世界選手権の戦績から見て、金の可能性は十分にあった。問題はチームスプリントだった。

イギリスチームは、ここ数年、世界選手権のチームスプリントでは、ホイ、クレイグ・マクリーン、ロス・エドガーのスコットランドトリオ及び、ジェミー・スタッフが時折加わる形で挑んできたが、フランスにはどうしても勝てなかった。

そこで今回、マクリーンを代表から外し、エドガーはケイリンに専念させ、チームスプリントのスペシャリストともいえるスタッフを第1走に、そして、ジュニア世界選手権で三冠王に輝いたことがある若手の有望株、ジェイソン・ケニーを第2走者に据え、ホイがアンカーを務める策に出た。

すると、何と現在35歳のスタッフが予選で、17秒198という、いまだかつて誰もマークしたことがないタイムを出した。対してフランスの1走、グレゴリー・ボジェは17秒419に止まった。その後イギリスは、42秒950という、驚愕のタイムをマークし、2位フランスに0.591秒の「大差」をつけた。つまり、この時点においてイギリスの優勝はほぼ確定したようなもの。

ケイリンでは予選道中から危なげのない戦いぶりだったし、スプリントでも予選タイムはトップだった上に、オールストレート勝ちを収める圧勝で三冠。

ホイはもともとは1kmタイムトライアルのスペシャリストだった。2004年のアテネでは同種目で金メダルを獲得したが、翌年の世界選手権の同種目ではテオ・ボスに完敗。さらに1kmTTがオリンピックから除外されるという話となり、一時は引退の話まで出たほどだったが、1kmTT除外の話を契機に、まずはケイリンへ本格的に取り組むようになり、2007年の世界選手権ではボスらを一蹴。さらにホイはスプリントにも取り組むようになるが、当初は駆け引きの面が拙い面もうかがえた。

ところが今年の世界選手権において、連覇中のボスに逆転勝ちしてから勢いに乗ってしまった。何とスプリントでも優勝。そして北京での三冠に繋がったといっても過言ではない。

そういえば、つい昨年までは驚愕の強さを誇っていたテオ様ことボスは、ホイにことごとく敗退するようになって以降、全く精彩がなくなってしまった。それは、ホイにどうやって勝てるか、ということを考えあぐねているといった様子がうかがえた。結果、ボスは北京ではメダル獲得ゼロという、信じられない惨敗を喫してしまった。

その他の選手といえば、ホイには勝てないが、何とかその2番手には入ろうといった様相を見せる選手ばかり。となれば、ホイにかなう敵はいなかったということになる。

4年後はロンドンか。そのロンドンでは36歳となるホイだが、恐らく現役はそこまでやるのではないか。ま、4年後に今以上の上積みが期待できるとは思えないが、少なくとも自転車短距離界は、いかにしてホイを破るかという一点に今は絞られているのではなかろうか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする