本日開会式を迎える北京オリンピック。
ま、何と言っても、オリンピックといえば夏。冬季オリンピックはイマイチ、オリンピックという気がしない。ま、日本がアイスホッケーで強くなってくれればいいんだけどなぁ・・・
ところで、野球とソフトボールが北京オリンピックを最後に一応、オリンピック種目から除外される。ソフトボールは何とか2016年開催予定のオリンピックでの復活を目指しているらしいが、野球についてはアメリカがWBCにウエイトを置いていることもあり、足並みが揃わないとか。ま、個人的な印象だが、ソフトは復活してもいい。逆に野球はもう今回限りでいいだろう。
ところで以前、肥大化が進行する夏季オリンピックにおいて、除外していい種目という話をしたことがある。改めてそれを考えてみたい。
ま、個人的な意見だが、ドーピング疑惑が絶えないやつはダメだな。それが最も顕著なのが自転車のロードレース。確かに絶大なる人気はあるんだが、絶えずドーピング違反とにらめっこではどうにもならん。外してもらって結構。それとロードレースのワンデーの最高峰といえば、今も昔も世界選手権(アルカンシエル)だ。
そう考えると、重量挙げもドーピング違反の選手がしばし出てくる。これもやめてもらうか?室伏が出るのに、こんなこと言うのは何だが、陸上の投擲種目もドーピングの疑惑が絶えない。これも外すか?
あと、存在していること自体よく分からないボクシングもその対象。レスリングも、グレコはいらんだろ。テニスも4大トーナメントが最高峰の大会である以上、存在意義なし?
サッカーは難しいところ。FIFAはオリンピックから撤退したい意向を前々から示しているが、IOCがサッカーの除外を認めない。でも、男子については中途半端なカテゴリー(予選はU23限定なのに、本大会は3人までO24が認められている)となっているので、思い切って除外するか。
除外という話になると真っ先に話が出てくる近代五種。ま、世界的にみてほとんど馴染みがない競技なので、存在意義すらないのかもしれないが、競技性自体そのものは面白く、また、オリンピック種目でなくなると、近代五種の競技そのものが消滅してしまう恐れがある。こちらは特例で存続だな。
ところで先日、BBCが不正金銭授受疑惑を報じた自転車のケイリン。こんな記事が出ると、除外やむなし、という話に繋がっていくのか?ま、「競輪崇拝論者」は逆にこの記事についてはほくそ笑んでいるかもしれず、中には、「競輪は日本固有のギャンブル。ケイリンは存在自体気に入らない」なんていう人もいるだろうけど、ケイリンはもちろん「存続」だ。そもそも、不正金銭授受って、ケイリンだけの話か?
アーチェリーやフェンシングについては、日本人だったらそれぞれ、「弓道」、「剣道」があるんだから、それに取って代われないものなのか?という人もいるだろうが、ま、競技人口は圧倒的にカタカナである2つが多いから「却下」。
一方、新たに参入したい競技も中にはある。ラグビーや空手、ゴルフ、ローラースケートなど。ただ、ラグビーは7人制でロンドン五輪参入を目指したものの、7人制は既にW杯がある以上、改めてやる必要なしということで却下された。空手は流派が多種に亘っており、どの流派を採用するのか?ただ競技人口はかなり多く、継続審議中だとか。ローラースケートも同様に審議中。ま、ゴルフは4大トーナメントがあるからなぁ。必要なし。
テコンドーは、はっきりいって無理やり正式種目になったようなもので、オリンピックでは4種目しかないし、実に不完全なもの。外してもいいな。でもそう書くと、韓国の人から、「柔道はあるのにどうしてテコンドーを外すのか!」と激昂してきそうで、そのあたりが怖い。しかし、柔道は紛れもなく、今は世界にくまなく広がっている格闘技。とりわけフランスでの人気は高く、競技人口は本家・日本の3倍もいるとか。
ま、こんなところかな。