通りすがりさん、毎回ご苦労様です。
掲示板のコメントより
第6回向日町競輪事業検討委員
主な委員意見
向日町競輪事業はこれまで府財政に多大な貢献。しかしながら、全国的な公営競技離れ、競輪離れが進み、更に景気が低迷する中で、車券売上げが減少し、収益事業としての本来の目的を十分達成できていない状況が続いている。
中央団体等においては、新たな顧客の獲得策や制度の見直しなどの取組が実施され、向日町競輪場においても、様々な経費削減措置や売上げ向上のための取組が実施されているが、短期的に好転する要因がなかなか見出せない。
最も楽観的な収支見通し(ケース1)ではなんとか黒字を維持できるが、その他の場合(ケース2,3)では、いずれも赤字が継続するという大変厳しい状況にある。抜本的な制度見直しや全国的な競輪の復興がなければ、改善は難しい。
今後収支を常時的確に見定める必要がある。なお、事業を実施している以上は、現在の状況を踏まえ、競輪関係者の協力の下で、経営改善の取組をできるだけ効果的に進めていく必要がある。
競輪事業の赤字を一般会計から補填してまで継続する合理的な理由はない。
競輪事業については、競輪事業関係者や地元の協力と連携の下に実施されており、今後のあり方の検討においては、そうしたことへの配慮も必要である。また、地域住民の交流の場としての利用や、アマチュア自転車競技者の練習場としても利用されており、引き続きそうした利用をしたいとの意見もあった。
今後事業を継続していくためには、将来的に、老朽施設の建て替えや、快適な空間を提供、施設の有効活用といった視点での施設整備が必要となり、そうした負担も加味して検討する必要がある。
地元自治会の意見では、地域への貢献等も評価しつつ、将来的にはより地元が活性化する利活用が望まれている。
仮に廃止をしても、未利用のまま放置されることは避けて欲しい。
向日市民アンケートでは、7割弱の方が競輪事業には消極的である。競輪事業以外の利活用に期待する人も多いと思われる。
【ケース1~3】
※ケース1 本場・場外売上の減少に歯止めがかかり、電話投票は5%増加と予測
※ケース2 本場は10%減少傾向、電話投票は現状維持、場外発売5%減少と予測
※ケース3 本場は20%大幅減、電話投票5%減、場外発売10%減少と予測
5 その他
これまでの意見を事務局で整理した上で、引き続きその内容について審議予定
というのが、「向日町競輪のあり方を考える会」の議論内容だったとか。
ところで、前にも書いたが、向日町競輪場周辺の道路環境は劣悪。車1台通るのにも一苦労。周辺住民は「競輪場いらない!」ということを言うよりも、こうした劣悪環境に声を上げることのほうが先決だと思うけど。だから、向日町は、歩きで帰ろうと思うと、民家が立ち並ぶ裏道を通るしかない。
よって、サンガの関係者が望んでいるサッカー場転用とか、はたまた、ショッピングモールといったものは、東向日駅周辺を含めた大型開発事業に着手しない限り、はっきりいってムリなような気がする。ま、マンションにしても同様の話になるが、民家が立ち並んでいる手前、ま、難しいだろうね。
となると、競輪場としておいて置くほうがいいと思うんだがね。
アマチュア競技者云々の話が書かれている。そういえば、この間関大へ行ったのだが、関大(千里山)周辺に練習場がないものだから、向日町で練習しているみたい。これに同志社、立命、京産あたりの大学に加え、高校も加わるから、向日町がなくなると、これらの学校は確かに大変だ。
そもそも、向日町はびわこみたく、累積赤字でひどい状況になっているのか? 結局は、スタンドが老朽化しており、建て替えが急務な情勢だが、
「どうして市民(というか、向日町は府の所有物だから府民だが)のためにならない?競輪場にカネを使うのか?」
ということに対し、府知事らがビビッっているだけに過ぎないんじゃないのか?
ところで今の京都府知事って誰だっけ?
「覚悟を決める勇気があるのなら」、さっさと決を出せばいい。
もっとも、蜷川虎三さんは、
「絶対に向日町競輪は廃止させない!」
という信念を持ち続け、7期続けて府知事に君臨したんだけどなぁ。私もいまだ、京都府知事といえば、蜷川さんの名前しか浮かんでこないし・・・