公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

真面目な外国人選手

2010-07-20 22:50:35 | 競輪

TOOL4より

平成22年7月20日

今年は10人の外国人が来日。今月か来月には自国でのレースがあるためか帰国するとか。これは昨年から感じてましたが、「競輪」に取り組む姿勢がこれまでの尊大だった外国人とは違い真剣に人気を考えて勝負するレースを心掛けてるのは立派。最近は日本人でも「俺が走ってやってるからお前達は飯を食ってるんだろう」としか思えない態度の者が居る中で、外国人はコメントからして真面目で、やってる事も日本人以上。もう少し賞金をアップして大相撲の様に永住して呉れたら間違いなく競輪界は変わります。S・S班を独占してもいいんじゃないですか。それだけの人間性そしてハイパワー。

「尊大な外国人」か・・・

確かに、期待はずれな選手も多かったな。

特に、1980年代に招待された選手はひどかった。ミッシェル・バルタンが外国人のリーダー役を果たして何とか取り持っていた感があったが、期待はずれな競走をする選手が多かったのは確か。

1990年代に入って漸く、マニェとかフィードラーとかいった、常に頭狙いを考えてくる選手が現れたが、捌きが下手な選手も少なくなく、国際大会における実績との乖離はまだまだ否めなかった。

しかし2000年代に入ると、外国勢の考え方も少々変わってきたように思うな。

とりわけ、2005年より、外国人が常に「1対8」の競走を強いられるようになったけど、ボスとかエスクレドとかいった選手は、そんな不利な状況からでもすっ飛んできた。ホイは、競輪選手の「金満体質」に嫌気が差して???、1回しか来日していないが・・・

2009年より開始された短期登録選手、というのは、はっきりいって、これまで招待されてきた外国人選手のような力量を持つ選手はあまりいない。これは、トラックの短距離選手も、世界選でそれなりに実績を挙げてさえいれば、トレードチームでそれなりに高く雇われるようになったので、わざわざルール解釈が違う競輪に目を向けなくてもよくなったからと考えられる。ホイ、シロー、レヴィ、ケニーといった選手が来日しないのはそのあたりに原因があるかも。

しかしながら、逆に言えば、今来日している選手たちは、競輪で稼ぎに来ているから、レースは真剣だろうな。ま、慣れてないため、成績が伴わない選手も少なくないが、T社長が言うように、「偉そう風を吹かせる選手はあまりいなくなった」というのはある程度いえるかも。

思うに、いずれは、外国人選手を記念にも斡旋すればいい、と思うんだけど。特に今年の別府記念はメンバーが限りなくF1化してしまって、記念の体をなさないほどだったからね。そうしたメンバー構成であるならば、少々外国人を入れておけば多少は面白くなる。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする