でも、訪露中止だったら、噂されている安倍の退陣の時期が早まる可能性があるぜ。
それこそ、板垣某が言っていた、「連休明け早々退陣」の可能性だってあるかも。
だって、プーチンとの会談「だけが」、今の安倍政権にとってのアピールの材料なのに、それができないとなると、安倍政権の売りは何一つないからね。
破綻した安倍外交…米ロ関係悪化で「4・27訪ロ中止」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
トランプ大統領のシリア空爆を受け、「米政府の決意を支持する」と“イの一番”に表明した安倍首相。シリア政府の化学兵器使用の根拠が示されていないのに“対米隷属”極まれりなのだが、これで気になるのが、今月下旬に予定されている安倍首相のロシア訪問だ。シリアの後ろ盾であるロシアと米国の対立が激化し、股裂き状態。そんな中で行けるのか?
■今こそ“仲介役”として動くべきなのに…
安倍首相の訪ロは今月27、28日を軸に日程調整されている。3日の政府与党連絡会議で、安倍首相はプーチン大統領との首脳会談について、「領土問題の解決は容易ではないが、平和条約締結に向け、着実に前進していく決意だ」と表明。同日会った鈴木宗男元衆院議員に対しても、「(プーチンとの)信頼関係の構築がまず一番だ」と訪ロに並々ならぬ意欲を見せていた。
3日にロシアのサンクトペテルブルクの地下鉄でテロ事件が起きた際には、プーチンと電話会談し、「プーチン大統領、ロシア国民と日本は共にある」と連帯を表明。首脳会談を控え、異例の手厚い言葉までかけていた。
ところが、それから1週間も経たないうちに、トランプがシリアにミサイルをブッ込んだのである。トランプ政権誕生で米ロ関係が改善するかと思われていた矢先のことで、シリアの後ろ盾のロシアは激怒。
これに対し米国は、「ロシアには失望した」と反発するだけでなく、シリアでの化学兵器使用について「ロシアの関与を調査する」という。火に油を注ぐ形で、米ロ亀裂は避けられそうにない。
こうした事態を受け、英外相が10日に予定していた訪ロを中止した。
トランプのポチの安倍首相も、なおさら訪ロどころではないんじゃないか。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。
「安倍首相が真っ先にトランプ大統領の決意を『支持』したことは、ロシアでも報道されています。安倍首相の今月下旬の訪ロは中止になると思います。もっとも、本音では安倍首相は訪ロ中止を歓迎でしょう。昨年12月の首脳会談で合意した経済協力のプロジェクトは進んでいない。プーチン大統領に会いにいっても叱られるのが関の山ですからね。本来、安倍首相がプーチンと“個人的関係”を構築できていれば、今こそ米ロの間に入って仲介役として動くべきなのです。それなのに真っ先にトランプ側に付いた。これまでのプーチンとの付き合いに、何の効力もなかったという証左です。日ロ関係は悪化するでしょう。安倍外交は破綻しています」
オバマ時代から米国にストップをかけられ続けても、安倍首相はムキになってプーチンとの関係を維持してきたはず。だが結局、安倍首相の対ロ外交なんて茶番も茶番、なーんもなかった。
それこそ、板垣某が言っていた、「連休明け早々退陣」の可能性だってあるかも。
だって、プーチンとの会談「だけが」、今の安倍政権にとってのアピールの材料なのに、それができないとなると、安倍政権の売りは何一つないからね。
破綻した安倍外交…米ロ関係悪化で「4・27訪ロ中止」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
トランプ大統領のシリア空爆を受け、「米政府の決意を支持する」と“イの一番”に表明した安倍首相。シリア政府の化学兵器使用の根拠が示されていないのに“対米隷属”極まれりなのだが、これで気になるのが、今月下旬に予定されている安倍首相のロシア訪問だ。シリアの後ろ盾であるロシアと米国の対立が激化し、股裂き状態。そんな中で行けるのか?
■今こそ“仲介役”として動くべきなのに…
安倍首相の訪ロは今月27、28日を軸に日程調整されている。3日の政府与党連絡会議で、安倍首相はプーチン大統領との首脳会談について、「領土問題の解決は容易ではないが、平和条約締結に向け、着実に前進していく決意だ」と表明。同日会った鈴木宗男元衆院議員に対しても、「(プーチンとの)信頼関係の構築がまず一番だ」と訪ロに並々ならぬ意欲を見せていた。
3日にロシアのサンクトペテルブルクの地下鉄でテロ事件が起きた際には、プーチンと電話会談し、「プーチン大統領、ロシア国民と日本は共にある」と連帯を表明。首脳会談を控え、異例の手厚い言葉までかけていた。
ところが、それから1週間も経たないうちに、トランプがシリアにミサイルをブッ込んだのである。トランプ政権誕生で米ロ関係が改善するかと思われていた矢先のことで、シリアの後ろ盾のロシアは激怒。
これに対し米国は、「ロシアには失望した」と反発するだけでなく、シリアでの化学兵器使用について「ロシアの関与を調査する」という。火に油を注ぐ形で、米ロ亀裂は避けられそうにない。
こうした事態を受け、英外相が10日に予定していた訪ロを中止した。
トランプのポチの安倍首相も、なおさら訪ロどころではないんじゃないか。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。
「安倍首相が真っ先にトランプ大統領の決意を『支持』したことは、ロシアでも報道されています。安倍首相の今月下旬の訪ロは中止になると思います。もっとも、本音では安倍首相は訪ロ中止を歓迎でしょう。昨年12月の首脳会談で合意した経済協力のプロジェクトは進んでいない。プーチン大統領に会いにいっても叱られるのが関の山ですからね。本来、安倍首相がプーチンと“個人的関係”を構築できていれば、今こそ米ロの間に入って仲介役として動くべきなのです。それなのに真っ先にトランプ側に付いた。これまでのプーチンとの付き合いに、何の効力もなかったという証左です。日ロ関係は悪化するでしょう。安倍外交は破綻しています」
オバマ時代から米国にストップをかけられ続けても、安倍首相はムキになってプーチンとの関係を維持してきたはず。だが結局、安倍首相の対ロ外交なんて茶番も茶番、なーんもなかった。