関連記事:4/16 中山・皐月賞(GI) アルアイン4角で一旦後退するも直線一気V!
【皐月賞】亡き祖父にささげる初G1…松山&アルアイン1冠奪取― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
やはり、クラシックは池江厩舎。「第77回皐月賞」は、同厩舎の9番人気アルアインと4番人気ペルシアンナイトがワンツーを決めた。アルアインを導いた松山弘平(27)は、平成生まれのJRA所属騎手で初のG1ジョッキーに。騎手になるきっかけをつくってくれた天国の祖父へ勝利をささげた。また、3着ダンビュライト、4着クリンチャーまでが、ダービー(5月28日、東京)への優先出走権を獲得した。 【レース結果】
目を真っ赤にした松山は、アルアインの馬上で何度も天を指さした。「競馬好きだった祖父がきっかけで騎手になった。小6の時に亡くなったんですけど、G1を勝った報告をしたかった。今日は力を貸してくれた気がします」。青空が広がった中山競馬場。栄光の瞬間は、天からもくっきりと見えたはずだ。
いきなり外枠のスピード自慢たちが飛び出したレース。テンから意欲的なラップを刻み、前半5Fの通過タイムは59秒0。アルアインは果敢に好位の3、4番手を追走する。松山は「スタートが良かった。自在性があって折り合いにも不安がない馬なので好位で流れに乗りたいと思っていた」と振り返った。
暗雲が立ち込めたのは3角すぎ。不意に後退し、マークしていた1番人気ファンディーナとの差が開いた。「馬場が悪くなっていたので脚を取られた。でも、それが逆に良かったのかもしれない」(松山)。一段、位置を下げて迎えた直線。先に抜け出した僚馬ペルシアンナイトを目標に、鞍上が必死の追いだしをかける。まだ残っていた脚。無我夢中で首差捉えた瞬間がゴールだった。
池江師は「うれしいですね。直線はペルシアン(2着)ばかり見ていたから、何か来たなと思ったらアルアインだった。勝因は(3角すぎでの)死んだふり作戦」と、11年オルフェーヴル以来の皐月賞Vを喜んだ。表彰式が終わり、冷静を取り戻した様子だったのは松山。「直線は本当にいい脚で伸びてくれた。馬は頑張りましたけど、人間がいっぱいいっぱいで外にヨレてしまった。悔いが残ります」と反省(斜行で過怠金5万円)を忘れなかった。
Vタイムの1分57秒8は、昨年の記録を0秒1更新するレースレコード(コースタイ)。高速馬場だったとはいえ幾多の名馬を手掛けた池江師も舌を巻く成長力だ。「どこかでマイルが適距離という固定概念があった。毎日杯でそれを打ち破ってくれる馬だと感じました」。518キロでの優勝は04年ダイワメジャー(528キロ)に次ぐ史上2番目。その雄大な体には計り知れない可能性が秘められている。
当然、次に見据えるのは2冠目のダービー。松山は「乗りやすい馬だし、距離が延びても大丈夫。これからも一緒に頑張っていきたい」と意気込む。「いつもゲート裏で祖父に“力を貸してくれ”と祈っているんです」。38回目の挑戦でやっとつかんだG1トロフィー。一つたくましくなった“おじいちゃん子”は、アルアインとクラシックを戦い抜く。
◆アルアイン 父ディープインパクト 母ドバイマジェスティ(母の父エッセンスオブドバイ)牡3歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績5戦4勝 総獲得賞金1億8273万4000円。
◆松山 弘平(まつやま・こうへい)1990年(平2)3月1日生まれ、兵庫県出身の27歳。1メートル67、51キロ、血液型B。09年3月、1日の小倉1Rトミケンプライマリで初騎乗初勝利。JRA通算425勝。重賞7勝。
【皐月賞】サンデーR吉田代表「海外?まずはダービーです」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
【皐月賞】アルアイン生産ノーザンF中島場長「育成時代から馬体完璧」
これが名門厩舎の底力。勝ったアルアインとゴール前で競り合ったのは、同じ池江厩舎のペルシアンナイト。最後は首差及ばず2着に敗れたが、皐月賞での同一厩舎ワンツーは、63年の尾形藤吉師(1着メイズイ、2着グレートヨルカ)以来54年ぶり。84年グレード制導入以降では初の快挙となった。
12番人気の伏兵ダンビュライトが3着。クラシック史上4番目となる3連単106万4360円の高額配当に貢献した。中団進出から4角で外に振られ、ゴール前では外に斜行した勝ち馬の影響を受ける形。2度の不利がありながら3着に踏ん張った。
【皐月賞】藤沢和勢、雪辱必ず!5着レイデオロ&11着サトノアレス
【皐月賞】牝馬V夢散…1番人気ファンディーナ「力負け」7着
【皐月賞】戦い終えて
皐月賞の売り上げは188億7350万8200円で対前年比101.2%で微増。16日の中山競馬場の入場人員は5万6067人で同109.3%とアップした。
JRA土日のおさらい☆
肝心の『皐月賞』も「ファンディーナ」を本命視してました。
また馬体重は微減で、テンションは高く、レースでも力みを感じましたが、それを能力で克服してくれると思っていました。
勝った「アルアイン」は買い目には入れてましたが、大きな不利を受けたシンザン記念以外は3連勝とい戦歴。折り合いに不安はありませんし、上手く流れに乗れてました。
2着の「ペルシアンナイト」も向正面で、ラチ沿いをスルスル前に付けるシーン。その辺はさすがデムーロジョッキー。
※「カデナ」もその後ろを上がって行きましたが伸びず。
「ダンビュライト」は、いつもの前目のポジションから、ジリジリ伸びて3着。
いかにも急仕上げで、今回は消していた「レイデオロ」は5着。「スワーヴリチャード」と共に、次のダービーで狙いたいと考えている方も多そう。
今日の予想は完敗。
今年で一番の負けでした。
【皐月賞】山本昌氏“馬主”でG1制覇 アルアイン一口馬主、馬券もスバリ的中!/競馬・レース/デイリースポーツ online
2017.4.16
「皐月賞・G1」(16日、中山)
9番人気のアルアインが直線で鋭く抜け出し、牡馬クラシック第1弾の皐月賞を制した。騎乗した松山弘平騎手は中央G1初制覇。2着も同じ池江厩舎の4番人気ペルシアンナイトが入り、3着は12番人気のダンビュライトで、3連単は106万4360円の高配当となった。
元中日投手で野球評論家、スポーツコメンテーターとして活躍する山本昌広さん(51)はアルアインの一口馬主。中山競馬場で“愛馬の”優勝を目の当たりにして興奮し、馬場内に駆け下りてきて関係者と喜びを分かち合った。
「坂の手前でイケると思いました。勝った瞬間は飛び跳ねていた。一口馬主となって3年目。毎日杯が初重賞勝ちでクラシック初出走での優勝です。本当、いい思いをさせてもらいました」と大感激の様子だ。
ちなみに馬券は単複を1万円ずつ買っていたそうだ。「応援馬券です。ハズれたら記念に取っておくつもりでした」と話す。一口(250万円)購入した馬に、最高のプレゼントをもらった。
【皐月賞】9番人気のアルアイン 初のG1制覇 牝馬ファンディーナ7着― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
「第77回皐月賞」(G1、芝2000メートル・晴・良)は16日、中山競馬場11Rで行われ、松山弘平騎手騎乗の9番人気、アルアイン(牡3=池江厩舎、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ)が勝った。勝ちタイムは1分57秒8。
道中4番手で先行集団を追いながら、直線で中から抜け出した。アルアインは初のG1制覇。全戦績は5戦4勝。重賞は2勝。
松山騎手はうれしいG1初制覇。「信じられない気持ちとうれしい気持ちと。すごいチャンスをいただいた関係者のみなさまには感謝しています。去年はG1で2着が2回。チャンスをいただいたのに結果が出せなかったので勝ちたいと思っていた。何とか決められてよかったです」と喜びを爆発させていた。
2着にペルシアンナイト、3着にはダンビュライト。1番人気の牝馬ファンディーナは7着に終わった。
[ 2017年4月16日 15:45 ]
11R 第77回 皐月賞(GI) 3歳オープン 2,000 (芝) 牡57kg 牝55kg 15:40 WIN5
本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円
1 1 マイスタイル 牡3 57 横山典弘 昆貢
〇 1 2 スワーヴリチャード 牡3 57 四位洋文 庄野靖志
2 3 コマノインパルス 牡3 57 江田照男 菊川正達
◎ 2 4 カデナ 牡3 57 福永祐一 中竹和也
△ 3 5 レイデオロ 牡3 57 C.ルメール 藤沢和雄
3 6 アウトライアーズ 牡3 57 田辺裕信 小島茂之
4 7 ペルシアンナイト 牡3 57 M.デムーロ 池江泰寿
▲ 4 8 ファンディーナ 牝3 55 岩田康誠 高野友和
5 9 プラチナヴォイス 牡3 57 和田竜二 鮫島一歩
5 10 ダンビュライト 牡3 57 武豊 音無秀孝
X 6 11 アルアイン 牡3 57 松山弘平 1分57秒8 池江泰寿
6 12 アメリカズカップ 牡3 57 松若風馬 音無秀孝
☆ 7 13 サトノアレス 牡3 57 戸崎圭太 藤沢和雄
7 14 キングズラッシュ 牡3 57 柴田善臣 久保田貴
7 15 アダムバローズ 牡3 57 池添謙一 角田晃一
8 16 クリンチャー 牡3 57 藤岡佑介 宮本博
★ 8 17 ウインブライト 牡3 57 松岡正海 畠山吉宏
8 18 トラスト 牡3 57 柴田大知 中村均
1 6 11 アルアイン 牡3 57.0 松山弘平 1:57.8 34.2 518 -2 池江泰寿 9
2 4 7 ペルシアンナイト 牡3 57.0 M.デムーロ 1:57.8 クビ 34.1 480 -2 池江泰寿 4
3 5 10 ダンビュライト 牡3 57.0 武豊 1:57.9 3/4 34.3 466 -4 音無秀孝 12
4 8 16 クリンチャー 牡3 57.0 藤岡佑介 1:58.1 1 1/4 34.8 476 0 宮本博 13
5 3 5 レイデオロ 牡3 57.0 C.ルメール 1:58.2 クビ 34.0 484 +8 藤沢和雄 5
6 1 2 スワーヴリチャード 牡3 57.0 四位洋文 1:58.2 クビ 34.3 504 +4 庄野靖志 2
7 4 8 ファンディーナ 牝3 55.0 岩田康誠 1:58.3 クビ 34.8 504 -4 高野友和 1
8 8 17 ウインブライト 牡3 57.0 松岡正海 1:58.3 アタマ 34.5 466 +6 畠山吉宏 6
9 2 4 カデナ 牡3 57.0 福永祐一 1:58.3 クビ 34.4 452 -8 中竹和也 3
10 5 9 プラチナヴォイス 牡3 57.0 和田竜二 1:58.3 アタマ 34.5 504 0 鮫島一歩 10
11 7 13 サトノアレス 牡3 57.0 戸崎圭太 1:58.4 1/2 33.9 500 0 藤沢和雄 8
12 3 6 アウトライアーズ 牡3 57.0 田辺裕信 1:58.4 アタマ 34.3 480 -2 小島茂之 7
13 8 18 マル地トラスト 牡3 57.0 柴田大知 1:58.6 1 35.3 472 +4 中村均 17
14 2 3 コマノインパルス 牡3 57.0 江田照男 1:58.6 クビ 34.5 460 -2 菊川正達 16
15 7 14 キングズラッシュ 牡3 57.0 柴田善臣 1:58.7 1/2 34.3 520 -2 久保田貴士 18
16 1 1 マイスタイル 牡3 57.0 横山典弘 1:59.6 5 35.8 452 +2 昆貢 14
17 7 15 アダムバローズ 牡3 57.0 池添謙一 2:00.3 4 37.0 498 -6 角田晃一 11
18 6 12 アメリカズカップ 牡3 57.0 松若風馬 2:00.5 1 1/2 36.4 446 -4 音無秀孝 15
タイム
ハロンタイム 12.1 - 10.8 - 12.2 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 11.9 - 11.4 - 11.4 - 11.7
上り 4F 46.4 - 3F 34.5
コーナー通過順位
1コーナー 15,18(8,11,16)(1,2,9,10)(3,12,17)(6,14)7(4,5)-13
2コーナー 15,18,16(8,11)10(1,9)(2,12,17)3(6,14)7,5(4,13)
3コーナー (15,*18,16)8(7,11,10)(1,9,17)(4,2)(3,6,12)5,14,13
4コーナー (18,*16)(8,10)(15,7,11,9,17)(4,2)(1,6)(5,3,13,14)12
払戻金
単勝 11 2240円
複勝 11 650円 07 320円 10 1340円
枠連 4-6 2380円
馬連 07-11 8710円
ワイド 07-11 2250円 10-11 16960円 07-10 6770円
馬単 11-07 20720円
3連複 07-10-11 176030円
3連単 11-07-10 1064360円
11 アルアイン・・・初手は3番手グループを進んだ。3~4角でズルズルと後退しかけ、ここで「終わり」かと思いきや、直線に入って、馬場の三分どころを縫って一気に突っ込んできた。1分57秒8の勝ちタイムも優秀だが、鞍上の手腕も光った。
新馬、特別と連勝して迎えたシンザン記念では重馬場が影響してまさかの6着大敗。しかし、少し間を置いて出走した前走の毎日杯では、断然人気のサトノアーサーの猛追を退けて勝ち、初の重賞勝利を収めた。この一戦後、穴人気に推す声もあったが、人気は低かった。基本的に、前々で競馬をするタイプの馬なので、馬ごみを上手く捌く競走ができれば、距離が伸びても大丈夫かも。ただ、切れ味で勝負するタイプではないので、上がりの競馬に持ち込まれると厳しいかも。
7 ペルシアンナイト・・・向正面あたりから、最内を一気に通る競走。直線に入っても、インをすり抜け抜け出しを図ったが、アルアインに屈した。ただ、競走センスは高そう。問題は、2000を超える距離が果たしてどうか、という点。今後のローテーションが注目される。
10 ダンビュライト・・・一旦は先頭に立ち、勝利目前まできたが、坂で上位2頭に先着された。ただ、このレースの敢闘賞を挙げるならば、間違いなくこの馬だろう。
16 クリンチャー・・・終始前々の競馬。しぶとく入着を果たした。
5 レイデオロ・・・まだ本調子ではなさそうな動きだった。ただ、直線だけの動きを見る限り、恐らく次走になるであろう、日本ダービーへ向けての足掛かりの競走にはなったようだ。
2 スワーヴリチャード・・・流れが向かなかったのか、直線に入ってもジリジリとしか伸びなかった。意外な結果だった。
8 ファンディーナ・・・直線を向いた時点では絶好の手ごたえかと思われたが、坂の手前で無念の失速となってしまった。さすがに牡馬相手のG Iは、現時点では厳しい。
4 カデナ・・・ペルシアンナイトに追随するような形で、向正面から最内を通って前進を図るも、3~4角では馬群に包まれたままになってしまった。不完全燃焼の競走だった。
【皐月賞】亡き祖父にささげる初G1…松山&アルアイン1冠奪取― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
やはり、クラシックは池江厩舎。「第77回皐月賞」は、同厩舎の9番人気アルアインと4番人気ペルシアンナイトがワンツーを決めた。アルアインを導いた松山弘平(27)は、平成生まれのJRA所属騎手で初のG1ジョッキーに。騎手になるきっかけをつくってくれた天国の祖父へ勝利をささげた。また、3着ダンビュライト、4着クリンチャーまでが、ダービー(5月28日、東京)への優先出走権を獲得した。 【レース結果】
目を真っ赤にした松山は、アルアインの馬上で何度も天を指さした。「競馬好きだった祖父がきっかけで騎手になった。小6の時に亡くなったんですけど、G1を勝った報告をしたかった。今日は力を貸してくれた気がします」。青空が広がった中山競馬場。栄光の瞬間は、天からもくっきりと見えたはずだ。
いきなり外枠のスピード自慢たちが飛び出したレース。テンから意欲的なラップを刻み、前半5Fの通過タイムは59秒0。アルアインは果敢に好位の3、4番手を追走する。松山は「スタートが良かった。自在性があって折り合いにも不安がない馬なので好位で流れに乗りたいと思っていた」と振り返った。
暗雲が立ち込めたのは3角すぎ。不意に後退し、マークしていた1番人気ファンディーナとの差が開いた。「馬場が悪くなっていたので脚を取られた。でも、それが逆に良かったのかもしれない」(松山)。一段、位置を下げて迎えた直線。先に抜け出した僚馬ペルシアンナイトを目標に、鞍上が必死の追いだしをかける。まだ残っていた脚。無我夢中で首差捉えた瞬間がゴールだった。
池江師は「うれしいですね。直線はペルシアン(2着)ばかり見ていたから、何か来たなと思ったらアルアインだった。勝因は(3角すぎでの)死んだふり作戦」と、11年オルフェーヴル以来の皐月賞Vを喜んだ。表彰式が終わり、冷静を取り戻した様子だったのは松山。「直線は本当にいい脚で伸びてくれた。馬は頑張りましたけど、人間がいっぱいいっぱいで外にヨレてしまった。悔いが残ります」と反省(斜行で過怠金5万円)を忘れなかった。
Vタイムの1分57秒8は、昨年の記録を0秒1更新するレースレコード(コースタイ)。高速馬場だったとはいえ幾多の名馬を手掛けた池江師も舌を巻く成長力だ。「どこかでマイルが適距離という固定概念があった。毎日杯でそれを打ち破ってくれる馬だと感じました」。518キロでの優勝は04年ダイワメジャー(528キロ)に次ぐ史上2番目。その雄大な体には計り知れない可能性が秘められている。
当然、次に見据えるのは2冠目のダービー。松山は「乗りやすい馬だし、距離が延びても大丈夫。これからも一緒に頑張っていきたい」と意気込む。「いつもゲート裏で祖父に“力を貸してくれ”と祈っているんです」。38回目の挑戦でやっとつかんだG1トロフィー。一つたくましくなった“おじいちゃん子”は、アルアインとクラシックを戦い抜く。
◆アルアイン 父ディープインパクト 母ドバイマジェスティ(母の父エッセンスオブドバイ)牡3歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績5戦4勝 総獲得賞金1億8273万4000円。
◆松山 弘平(まつやま・こうへい)1990年(平2)3月1日生まれ、兵庫県出身の27歳。1メートル67、51キロ、血液型B。09年3月、1日の小倉1Rトミケンプライマリで初騎乗初勝利。JRA通算425勝。重賞7勝。
【皐月賞】サンデーR吉田代表「海外?まずはダービーです」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
【皐月賞】アルアイン生産ノーザンF中島場長「育成時代から馬体完璧」
これが名門厩舎の底力。勝ったアルアインとゴール前で競り合ったのは、同じ池江厩舎のペルシアンナイト。最後は首差及ばず2着に敗れたが、皐月賞での同一厩舎ワンツーは、63年の尾形藤吉師(1着メイズイ、2着グレートヨルカ)以来54年ぶり。84年グレード制導入以降では初の快挙となった。
12番人気の伏兵ダンビュライトが3着。クラシック史上4番目となる3連単106万4360円の高額配当に貢献した。中団進出から4角で外に振られ、ゴール前では外に斜行した勝ち馬の影響を受ける形。2度の不利がありながら3着に踏ん張った。
【皐月賞】藤沢和勢、雪辱必ず!5着レイデオロ&11着サトノアレス
【皐月賞】牝馬V夢散…1番人気ファンディーナ「力負け」7着
【皐月賞】戦い終えて
皐月賞の売り上げは188億7350万8200円で対前年比101.2%で微増。16日の中山競馬場の入場人員は5万6067人で同109.3%とアップした。
時計が速い決着になったのは勿論、波乱を呼んだのはユタカちゃんの動きやった。モマれる、本気で追われる競馬をしてない分、ファンディーナが釣られて外に膨れた。そこで内がパッカリ開いた所を、気楽に乗れた池江厩舎勢か差して来とるの。アルアインはあの手応えから、追って伸びとるで底力があるね。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2017年4月16日
JRA土日のおさらい☆
肝心の『皐月賞』も「ファンディーナ」を本命視してました。
また馬体重は微減で、テンションは高く、レースでも力みを感じましたが、それを能力で克服してくれると思っていました。
勝った「アルアイン」は買い目には入れてましたが、大きな不利を受けたシンザン記念以外は3連勝とい戦歴。折り合いに不安はありませんし、上手く流れに乗れてました。
2着の「ペルシアンナイト」も向正面で、ラチ沿いをスルスル前に付けるシーン。その辺はさすがデムーロジョッキー。
※「カデナ」もその後ろを上がって行きましたが伸びず。
「ダンビュライト」は、いつもの前目のポジションから、ジリジリ伸びて3着。
いかにも急仕上げで、今回は消していた「レイデオロ」は5着。「スワーヴリチャード」と共に、次のダービーで狙いたいと考えている方も多そう。
今日の予想は完敗。
今年で一番の負けでした。
【皐月賞】山本昌氏“馬主”でG1制覇 アルアイン一口馬主、馬券もスバリ的中!/競馬・レース/デイリースポーツ online
2017.4.16
「皐月賞・G1」(16日、中山)
9番人気のアルアインが直線で鋭く抜け出し、牡馬クラシック第1弾の皐月賞を制した。騎乗した松山弘平騎手は中央G1初制覇。2着も同じ池江厩舎の4番人気ペルシアンナイトが入り、3着は12番人気のダンビュライトで、3連単は106万4360円の高配当となった。
元中日投手で野球評論家、スポーツコメンテーターとして活躍する山本昌広さん(51)はアルアインの一口馬主。中山競馬場で“愛馬の”優勝を目の当たりにして興奮し、馬場内に駆け下りてきて関係者と喜びを分かち合った。
「坂の手前でイケると思いました。勝った瞬間は飛び跳ねていた。一口馬主となって3年目。毎日杯が初重賞勝ちでクラシック初出走での優勝です。本当、いい思いをさせてもらいました」と大感激の様子だ。
ちなみに馬券は単複を1万円ずつ買っていたそうだ。「応援馬券です。ハズれたら記念に取っておくつもりでした」と話す。一口(250万円)購入した馬に、最高のプレゼントをもらった。
【皐月賞】9番人気のアルアイン 初のG1制覇 牝馬ファンディーナ7着― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
「第77回皐月賞」(G1、芝2000メートル・晴・良)は16日、中山競馬場11Rで行われ、松山弘平騎手騎乗の9番人気、アルアイン(牡3=池江厩舎、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ)が勝った。勝ちタイムは1分57秒8。
道中4番手で先行集団を追いながら、直線で中から抜け出した。アルアインは初のG1制覇。全戦績は5戦4勝。重賞は2勝。
松山騎手はうれしいG1初制覇。「信じられない気持ちとうれしい気持ちと。すごいチャンスをいただいた関係者のみなさまには感謝しています。去年はG1で2着が2回。チャンスをいただいたのに結果が出せなかったので勝ちたいと思っていた。何とか決められてよかったです」と喜びを爆発させていた。
2着にペルシアンナイト、3着にはダンビュライト。1番人気の牝馬ファンディーナは7着に終わった。
[ 2017年4月16日 15:45 ]
11R 第77回 皐月賞(GI) 3歳オープン 2,000 (芝) 牡57kg 牝55kg 15:40 WIN5
本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円
1 1 マイスタイル 牡3 57 横山典弘 昆貢
〇 1 2 スワーヴリチャード 牡3 57 四位洋文 庄野靖志
2 3 コマノインパルス 牡3 57 江田照男 菊川正達
◎ 2 4 カデナ 牡3 57 福永祐一 中竹和也
△ 3 5 レイデオロ 牡3 57 C.ルメール 藤沢和雄
3 6 アウトライアーズ 牡3 57 田辺裕信 小島茂之
4 7 ペルシアンナイト 牡3 57 M.デムーロ 池江泰寿
▲ 4 8 ファンディーナ 牝3 55 岩田康誠 高野友和
5 9 プラチナヴォイス 牡3 57 和田竜二 鮫島一歩
5 10 ダンビュライト 牡3 57 武豊 音無秀孝
X 6 11 アルアイン 牡3 57 松山弘平 1分57秒8 池江泰寿
6 12 アメリカズカップ 牡3 57 松若風馬 音無秀孝
☆ 7 13 サトノアレス 牡3 57 戸崎圭太 藤沢和雄
7 14 キングズラッシュ 牡3 57 柴田善臣 久保田貴
7 15 アダムバローズ 牡3 57 池添謙一 角田晃一
8 16 クリンチャー 牡3 57 藤岡佑介 宮本博
★ 8 17 ウインブライト 牡3 57 松岡正海 畠山吉宏
8 18 トラスト 牡3 57 柴田大知 中村均
1 6 11 アルアイン 牡3 57.0 松山弘平 1:57.8 34.2 518 -2 池江泰寿 9
2 4 7 ペルシアンナイト 牡3 57.0 M.デムーロ 1:57.8 クビ 34.1 480 -2 池江泰寿 4
3 5 10 ダンビュライト 牡3 57.0 武豊 1:57.9 3/4 34.3 466 -4 音無秀孝 12
4 8 16 クリンチャー 牡3 57.0 藤岡佑介 1:58.1 1 1/4 34.8 476 0 宮本博 13
5 3 5 レイデオロ 牡3 57.0 C.ルメール 1:58.2 クビ 34.0 484 +8 藤沢和雄 5
6 1 2 スワーヴリチャード 牡3 57.0 四位洋文 1:58.2 クビ 34.3 504 +4 庄野靖志 2
7 4 8 ファンディーナ 牝3 55.0 岩田康誠 1:58.3 クビ 34.8 504 -4 高野友和 1
8 8 17 ウインブライト 牡3 57.0 松岡正海 1:58.3 アタマ 34.5 466 +6 畠山吉宏 6
9 2 4 カデナ 牡3 57.0 福永祐一 1:58.3 クビ 34.4 452 -8 中竹和也 3
10 5 9 プラチナヴォイス 牡3 57.0 和田竜二 1:58.3 アタマ 34.5 504 0 鮫島一歩 10
11 7 13 サトノアレス 牡3 57.0 戸崎圭太 1:58.4 1/2 33.9 500 0 藤沢和雄 8
12 3 6 アウトライアーズ 牡3 57.0 田辺裕信 1:58.4 アタマ 34.3 480 -2 小島茂之 7
13 8 18 マル地トラスト 牡3 57.0 柴田大知 1:58.6 1 35.3 472 +4 中村均 17
14 2 3 コマノインパルス 牡3 57.0 江田照男 1:58.6 クビ 34.5 460 -2 菊川正達 16
15 7 14 キングズラッシュ 牡3 57.0 柴田善臣 1:58.7 1/2 34.3 520 -2 久保田貴士 18
16 1 1 マイスタイル 牡3 57.0 横山典弘 1:59.6 5 35.8 452 +2 昆貢 14
17 7 15 アダムバローズ 牡3 57.0 池添謙一 2:00.3 4 37.0 498 -6 角田晃一 11
18 6 12 アメリカズカップ 牡3 57.0 松若風馬 2:00.5 1 1/2 36.4 446 -4 音無秀孝 15
タイム
ハロンタイム 12.1 - 10.8 - 12.2 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 11.9 - 11.4 - 11.4 - 11.7
上り 4F 46.4 - 3F 34.5
コーナー通過順位
1コーナー 15,18(8,11,16)(1,2,9,10)(3,12,17)(6,14)7(4,5)-13
2コーナー 15,18,16(8,11)10(1,9)(2,12,17)3(6,14)7,5(4,13)
3コーナー (15,*18,16)8(7,11,10)(1,9,17)(4,2)(3,6,12)5,14,13
4コーナー (18,*16)(8,10)(15,7,11,9,17)(4,2)(1,6)(5,3,13,14)12
払戻金
単勝 11 2240円
複勝 11 650円 07 320円 10 1340円
枠連 4-6 2380円
馬連 07-11 8710円
ワイド 07-11 2250円 10-11 16960円 07-10 6770円
馬単 11-07 20720円
3連複 07-10-11 176030円
3連単 11-07-10 1064360円
11 アルアイン・・・初手は3番手グループを進んだ。3~4角でズルズルと後退しかけ、ここで「終わり」かと思いきや、直線に入って、馬場の三分どころを縫って一気に突っ込んできた。1分57秒8の勝ちタイムも優秀だが、鞍上の手腕も光った。
新馬、特別と連勝して迎えたシンザン記念では重馬場が影響してまさかの6着大敗。しかし、少し間を置いて出走した前走の毎日杯では、断然人気のサトノアーサーの猛追を退けて勝ち、初の重賞勝利を収めた。この一戦後、穴人気に推す声もあったが、人気は低かった。基本的に、前々で競馬をするタイプの馬なので、馬ごみを上手く捌く競走ができれば、距離が伸びても大丈夫かも。ただ、切れ味で勝負するタイプではないので、上がりの競馬に持ち込まれると厳しいかも。
7 ペルシアンナイト・・・向正面あたりから、最内を一気に通る競走。直線に入っても、インをすり抜け抜け出しを図ったが、アルアインに屈した。ただ、競走センスは高そう。問題は、2000を超える距離が果たしてどうか、という点。今後のローテーションが注目される。
10 ダンビュライト・・・一旦は先頭に立ち、勝利目前まできたが、坂で上位2頭に先着された。ただ、このレースの敢闘賞を挙げるならば、間違いなくこの馬だろう。
16 クリンチャー・・・終始前々の競馬。しぶとく入着を果たした。
5 レイデオロ・・・まだ本調子ではなさそうな動きだった。ただ、直線だけの動きを見る限り、恐らく次走になるであろう、日本ダービーへ向けての足掛かりの競走にはなったようだ。
2 スワーヴリチャード・・・流れが向かなかったのか、直線に入ってもジリジリとしか伸びなかった。意外な結果だった。
8 ファンディーナ・・・直線を向いた時点では絶好の手ごたえかと思われたが、坂の手前で無念の失速となってしまった。さすがに牡馬相手のG Iは、現時点では厳しい。
4 カデナ・・・ペルシアンナイトに追随するような形で、向正面から最内を通って前進を図るも、3~4角では馬群に包まれたままになってしまった。不完全燃焼の競走だった。