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イスラエル軍:ガザ地区北部の5階建ての集合住宅を空爆し50人以上が死亡:UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する学校を空爆し、少なくとも10人が死亡

2024-11-18 12:27:03 | イスラエルVSハマス

イスラエル軍が攻勢を続けるパレスチナのガザ地区では17日、集合住宅が空爆され、50人以上の死者が出ていると伝えられるなど、犠牲者の増加に歯止めがかからない状態が続いています。
またイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃を続けるレバノンでもイスラエル軍が首都ベイルート市内への空爆を行ったと報じられるなど2つの方面で攻撃の手をゆるめない姿勢を鮮明にしています。

パレスチナの地元メディアによりますとイスラエル軍は17日、ガザ地区北部の5階建ての集合住宅を空爆し50人以上が死亡したなどと伝えています。

イスラエル軍はこのところガザ地区北部での攻勢を強めていて、前日にも住民の避難先となっているUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する学校が空爆され、少なくとも10人が死亡したと報じられています。

地元の保健当局はこれまでに4万3846人が死亡したと発表しました。

またイスラエル軍は17日、ヒズボラの拠点があるとしてレバノンの首都ベイルート郊外で空爆を行ったほか、中東の衛星テレビ局アルジャジーラはベイルート中心部に近い地域でも空爆があり、ヒズボラの広報担当者が殺害されたなどとしています。

レバノンでのイスラエル軍とヒズボラとの戦闘をめぐってはアメリカが14日に示した停戦の草案に対し、レバノン政府が数日以内に返答すると地元メディアなどが伝えていますが、イスラエル軍はガザ地区に加えてレバノンでも攻撃の手をゆるめない姿勢を鮮明にしていて情勢は依然として不透明です。
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