「徳島県高等学校PTA連合会」で約5000万円使途不明 警察が捜査 NHK 2025年2月28日 16時29分
徳島県内の公立高校などのPTAでつくる「徳島県高等学校PTA連合会」で、およそ5000万円が使途不明になっていることが、捜査関係者への取材でわかりました。
内部の聞き取りに対し、連合会の会長が口座から現金を引き出したことを認めて辞任したということで、被害届を受けた警察が使いみちなどについて捜査しています。
使途不明金が見つかったのは、徳島県内の公立高校などのPTAでつくる「徳島県高等学校PTA連合会」です。
捜査関係者によりますと、それぞれの学校のPTAから集めた会費を管理する銀行口座の記録を調べたところ、おととしから去年にかけて現金が繰り返し引き出され、あわせておよそ5000万円が使途不明になっていることがわかったということです。
全国の連合会が集まる会合に参加するための旅費の支払いが滞っていたことから明らかになり、内部の聞き取りに対し、連合会の50代の会長が一連の引き出しを認めて、去年12月に辞任したということです。
一方、詳しい使いみちはわかっておらず、先月、連合会から被害届を受けた警察は業務上横領の疑いで捜査しています。
これについて「徳島県高等学校PTA連合会」はホームページで使途不明金があったことを認め、「ご心配をおかけしますことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
役員「内部調査で会長は“PTAのために使った”と説明」
多額の使途不明金が確認されたことについて、「PTA連合会」の役員の一人が取材に応じ、辞任した会長は内部調査に対し、正式な手続きをとらずに口座から現金を引き出したことを認めた一方、使いみちについては「PTAのために使った」と説明したことを明らかにしました。
一方、本人の説明はあいまいで使いみちはわかっていないため、使途不明金として扱い、調査を続けているということです。
この役員は「関係者への説明が終わっておらず、詳細を答えることができない。自分たちも調査をしているところだ」と述べるにとどまりました。
連合会のホームページによりますと、今回の問題について今月14日に学校を対象にした説明会を開いたということで、現在、各学校のPTA会員への説明も計画しているということです。
徳島県内の公立高校などのPTAでつくる「徳島県高等学校PTA連合会」で、およそ5000万円が使途不明になっていることが、捜査関係者への取材でわかりました。
内部の聞き取りに対し、連合会の会長が口座から現金を引き出したことを認めて辞任したということで、被害届を受けた警察が使いみちなどについて捜査しています。
使途不明金が見つかったのは、徳島県内の公立高校などのPTAでつくる「徳島県高等学校PTA連合会」です。
捜査関係者によりますと、それぞれの学校のPTAから集めた会費を管理する銀行口座の記録を調べたところ、おととしから去年にかけて現金が繰り返し引き出され、あわせておよそ5000万円が使途不明になっていることがわかったということです。
全国の連合会が集まる会合に参加するための旅費の支払いが滞っていたことから明らかになり、内部の聞き取りに対し、連合会の50代の会長が一連の引き出しを認めて、去年12月に辞任したということです。
一方、詳しい使いみちはわかっておらず、先月、連合会から被害届を受けた警察は業務上横領の疑いで捜査しています。
これについて「徳島県高等学校PTA連合会」はホームページで使途不明金があったことを認め、「ご心配をおかけしますことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
役員「内部調査で会長は“PTAのために使った”と説明」
多額の使途不明金が確認されたことについて、「PTA連合会」の役員の一人が取材に応じ、辞任した会長は内部調査に対し、正式な手続きをとらずに口座から現金を引き出したことを認めた一方、使いみちについては「PTAのために使った」と説明したことを明らかにしました。
一方、本人の説明はあいまいで使いみちはわかっていないため、使途不明金として扱い、調査を続けているということです。
この役員は「関係者への説明が終わっておらず、詳細を答えることができない。自分たちも調査をしているところだ」と述べるにとどまりました。
連合会のホームページによりますと、今回の問題について今月14日に学校を対象にした説明会を開いたということで、現在、各学校のPTA会員への説明も計画しているということです。