阪急杯で重賞3勝目を挙げたレシステンシア(牝4歳、栗東・松下武士厩舎)は次戦の高松宮記念・G1(3月28日、中京・芝1200メートル)で武豊騎手(51)=栗東・フリー=が騎乗する。馬主のキャロットクラブが10日、ホームページで発表した。
同騎手とのコンビはデビュー戦、3歳時の桜花賞2着に続く3度目となる。前走で騎乗した北村友一騎手(34)=栗東・フリー=は同週に行われるドバイ・シーマクラシック(27日、メイダン競馬場・芝2410メートル)でクロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)の手綱を執る。
これはちょっと複雑な気持ちになるニュースだな
豊にとっては嬉しいが
レシステンシアと陣営とファンにとって、果たしてどうなのか?
選んだのは陣営だから別に問題は無いんだが、そもそも論として全盛期の時でも短距離G1と2才G1は豊にとって「不得手・苦手」だったし
増してや「短距離G1で逃げて」結果を出せる騎手とは思えないというのがその理由。
そりゃ、数々の実績を誇る大騎手なのは間違いないが「オールマイティー」な騎手では無い
特に「ペース配分とペース(ラップ)読み」に長けてるとは(自分は)思ってない。
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っていうか、頭っから目標にされる展開の(逃げるという意味)時の結果は決して良くないのだ。
データを取ったわけでは無いが、自分の中ではあのサイレンススズカの秋天からずっとそう思って来た。
意表を突く逃げの時はそうでも無いんだが、最初から逃げると判ってる時の豊は、あまり信用していない
キタサンブラックでは逃げて獲ったG1もあるし、インテイも逃げてG1を獲ったが、前者は馬の力が大きかったと思ってるし、後者は勢いのまま結果が出ただけと思ってる(その後のレースで結果は出ていない)
阪急杯のレシステンシアは強かった。
去年の桜花賞2着は結果として3冠デアリングタクト相手だったのが不運とも言えるが、次の高松宮記念で豊の逃げが結果を出せるのか、自分の中ではひじょーに懐疑的なのだw
*参考までに
武豊
高松宮記念は過去34年で2勝
スプリンターズSは同じく2勝、ともにその内の1勝は若い頃バンブーメモリーで挙げたものだ。
2才G1については衆知の通り過去1勝のみ。
マイルに関しても桜花賞5勝という実績はあるが、NHKマイル3勝、Vマイルはウオッカの1勝、安田記念3勝、マイルチャンピオンSは永く鬼門のG1だったが2012.13年に連勝した。
普通の騎手として考えればこれでも十分立派な記録だが、「武豊」の実績として眺めると正直物足りないというのが感想なのです。
もっと勝てたと言えるくらい有力馬での騎乗が多かったから・・・という背景があるからね。
とにかく”主観”だけなので、今回のレシステンシアは馬の力で勝てる可能性はあるが、「騎手のおかげで」というイメージが湧いてこないとだけ書いておくw