先週のG1の結果は「3-5-6枠」でこのレースの去年が「8-4-3枠」
【チャンピオンズC2024】出走予定馬最速チェック
ウィルソンテソーロ
昨年のチャンピオンズC2着馬。4枠7番から後手を踏んだが、無理をせずラチ沿いを選択した。前が残る流れでも焦らず、直線だけ外に出すと、上がり最速36秒6と強烈な脚を使った。逃げた勝ち馬がレースの上がりで37秒3。その後6戦、国内中距離ダートに限れば1勝2着2回。前走のJBCクラシックは4馬身差の圧勝だった。
ガイアフォース
キャリア14戦中芝13回で、ダートは今回が2度目。2走前初ダートのフェブラリーSは5番人気2着だった。半マイル45秒6は芝並で、それなりの位置で運び、楽な競馬ではなかった。コーナーの少ないコースと淡々とした流れが合うイメージ。昨年の天皇賞(秋)も1000m通過57秒7の流れを、番手から5着に粘っている。
クラウンプライド
一昨年、3歳時のチャンピオンズCで2着。ダートG1の1000m通過62秒4は緩く、番手につけられたのが大きかった。昨年のチャンピオンズCは3番人気11着も、出たなりで馬群外を回る苦しい立ち回り。近2戦は、マーキュリーC、コリアCを連勝したが、相手が微妙ではある。G1級レースになると、展開等の助けはほしいか。
サンライズジパング
芝・ダートの二刀流で、昨年のホープフルSで13番人気3着と穴をあけ、今年はジャパンダートクラシック3着、前走のみやこS1着。カトレアSを距離不足と見れば、ダートで敗れたのはフォーエバーヤングとミッキーファイトだけ。みやこSは重馬場の1000m通過60秒3を、道中動いて差し切り。中京でも動いていくなら、前が苦しくなる可能性も。
ハギノアレグリアス
脚部不安による長期休養があり、復帰初戦は4着。次の一昨年太秦Sから、[4-3-2-3]。着外2回はG1級レースと2走前の平安S(7着)。平安Sは、前残りの流れを後方からになった。前走は59.5キロを背負いシリウスS(中京)を連覇。緩めの流れを最内枠から好位で運び、直線はスムーズに前が開いた。上手くいったが、貫録を示した。
ペプチドナイル
今年のフェブラリーS勝ち馬。11番人気だったが、超ハイペースを前々で押し切った。振り返ると、昨年はエルムSを逃げられず大敗し、次のみやこSは果敢にハナに立ち、1000m通過61秒2で飛ばし4着に粘っている。前走のマイルCS南部杯は、レモンポップとのマッチレースで0秒1差2着。3戦マイルが続いたが、1800mもこなす。
ヤマニンウルス
新馬戦を2着に4秒3差で圧勝すると、その後4戦4勝と勝ち鞍を重ね、前走プロキオンS(小倉)で重賞初制覇。単勝オッズ1点台の支持を集めたが、約半年ぶりに加え相手も強化されるなか、それらもまったく杞憂という感じだった。前半500m通過28秒5の速い流れを先行してねじ伏せる強い競馬。いよいよ一線級とぶつかる。
レモンポップ
キャリア17戦[12-3-0-2]。着外2度は海外競馬で、国内だとオール連対。勝ち星の半数は1400m戦だが、昨年は盛岡マイルを1分33秒8で走り、さらに距離を延ばしたチャンピオンズCを逃げ切り。距離不安のあるなか8枠15番も、早々とハナを奪いロスなく運んだ。前半をゆったり入れたので、ペースが上がったときどうなるか
※15-7-5→→3-7-10➡?