「バアソブ」。
今年の8月に阿蘇高原の途或ところで初めて出会った。
ずっとあこがれの花だったのだけれど、なかなか機会がなくて。
今年やっと念願が叶って見ることができてとてもうれしかった。
ところが、どうも福岡の近場にも群生地があるようだ。
しかし、山仲間や花友に尋ねてもどうもはっきりとしなかった。
それで、いろいろと調べてみると背振山系の途或山が浮上してきた。
ただ、はっきりどこそこと特定まではできなかったが、
だいたいの見当をつけて探してみようと思った。
仕事が3時からだった先週の金曜日、いそいそと車を走らせた。
近くまでいくと、「シロバナヒガンバナ」が出迎えてくれる!
紅白揃ったところもパチリ!
そして。見当をつけたところに着くと、
「ルリシジミ」と思うんだけど?
全く枯れ葉としか思えない蝶をみっけ!
調べてみると、「クロコノマチョウ」?
こちらは、恋路がもつれてるのかな?
じっくりと探すけれどなかなか見つからない。
それで、「サイヨウシャジン」をパチリ!
これは何だろうか?
「ヤブラン」も結構美しい!
だいぶ探して、本当にあきらめかけたその時、
うれしいというより、ホッとした。
これからは、近場で「バアソブ」が見れるね!
「ジイソブ」もだけど、スズメバチが飛びまわっている!
少し離れたり、隙を見つけてまたカメラを構える。
誰もいない山の中で、何だかとっても晴れ晴れとした気持ちになった。
ついでに、「ノダケ」も撮ったりして、
帰ろうとしていると、
鳥の鳴き声がするではないか。
ちょっと遠いけど、そっと近づくと、
これは「ヒバリ」かな?
こちらは、「コゲラ」?
これも調べなくてはね!
「バアソブ」を探していて、「鳥」まで見ることができた。
「満足、満足」で職場に向かっていると、
きれいな「ヒガンバナ」が見送ってくれた。
取りあえず、「良し!」としよう。
しっかり近場でバアソブを見られた上に、コゲラなど大好きな鳥もいっぱい見られているのに…
それで、「とりあえず、良し」ですか…
それは少し欲張りではなかろうかと思いますよ〜(^.^)
そうですか?欲張りですか。
実は、「近場で花見!」を今の課題としていて、
サバノオ、キッコウハグマ、ウメガサソウなどを近場で見てきました。
しかしながら、近場に大変お強いへこさんと違って、
他にも、タカネハンショウヅルやナツエビネ、シタキソウなどが、
これから探す課題として残っています。
その意味で、新たな課題への気持ちを表したものです。
なんてことは屁理屈で、見つけたときは「ヤッター!」と叫んでいました。(笑)
そんな近くで見られるって”羨ましか”です。
それにしても、背振山系の凄い事・・・
参りました、こちらでは聞いたことないです。
そうですね、背振山系はいろいろ魅せてくれますね。
しかし、十坊から女岳、雷山、井原、背振、九千部などへと連なる長い山系です。
未だ、足を踏み入れていないところがたくさんあります。
まだまだいろんなのが隠されているのでしょうね?
でも、平尾台を裏庭とされている山帽子さんの方が羨ましいかも!