今年の6月26日に、「ウスキキヌガサタケ」を見に宗像の「途或山」に登った。
残念ながら「ウスキキヌガサタケ」にはめぐり会わなかったのだけど、
頂上で、秋に咲く「ハナカズラ」の存在を知った。
その時に、10月の初旬に是非また来ようと思っていた。
10時過ぎに家を出たので、渋滞にも巻き込まれたこともあり、
登山口から登りはじめたのは、12時近くになってしまった。
今日は、ブログ「山遊花」の記事にも紹介されていた「ツルギキョウ」も探したい。
それで、ゆっくりと登山道を登っていく。
「こんにちは!」。上から下ってくる登山者とあいさつを交わす。
4~5人の登山者とあいさつをしていたのだが、
一人の高齢の人とは立ち止まって話をした。これが素敵な出会いだった。
「上では、2株「ハナカズラ」が咲いてますよ!」と話してもらえた。
「本当はもう少し多く咲くのだけど、今年は2株だね。」とのこと。
「良かった!咲いてるみたいだ!」と思ったついでに尋ねてみた。
「ツルギキョウ」はまだ咲いてますかね?と。
そうすると、「もう少し登ってごらんなさい。花が一つ咲いてるかも?」と言って、案内していただいた。
すぐ近くのところではあったが、その場所を教えていただいた。
そして、初見の「ツルギキョウ」がこちら
「うぅーん!美しい!」。
多分、この山を愛する人たちに大切に守られているのだろう!
「名前知らずの方」、本当にありがとうございました。
お陰様で出会えました!
さぁ、次は頂上に登ろう。別の登山口との分岐。
この「途或山」は、登山路はすべて木立の中を歩く。
今の時期、登山路には花は少ないけど、
撮れなかったけど「アサギマダラ」や「蝶」が舞っていた。
そして、40分で頂上に到着。
見晴らしは4箇所だけ見ることができる。こちらは玄界灘。
こちらは、「芦屋方面」。航空ショーがあってるそうだ。
そして、今日の目的の花「ハナカズラ」(ツルトリカブト)。
何だか不思議な気がする。
天山で見る「タンナトリカブト」とは違って、完全に蔓性!
この先には「英彦山」も見えるはずだけど?
ダメダメ!景色のダンじゃない!
戻って、「ハナカズラ」に取り組む!
ここは、青空をバックにできるので、工夫をしてパチリ!
空中に伸びた先に咲く「ハナカズラ」。
何ともいえぬ美しさ。
まさに「天空のトリカブト」!
遠くで分かりにくいけど、「イシガケチョウ」もいた。
どうもこの蝶は、いろいろと調べなくてはいけない。
最後にこの一枚を撮ってから、「途或山」の頂上を後にした。
良い出会いにも恵まれて、「ツルギキョウ」と「ハナカズラ」を見ることができた。
心地よい幸福感に満たされながら、ゆっくりと山を下りた。
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