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アケボノツツジに魅せられて(黒岳~親父山周回コース)

2014年04月30日 | 山登り

 4月29日(火)に祖母山系の黒岳,親父山の周回コース行ってきた。
 この間の天候不良で、少し心配していたが、どうにか曇り時々晴れ程度で、ラッキーだった。


 ここ10年くらい,毎年,この時期になると,五葉岳を中心に祖母・大崩山系を登っている。

 その目的はというと,「アケボノツツジ」を見るためだ。

 2002年の5月5日に五葉岳で満開のアケボノツツジに出会って以来,その美しさに魅せられて,毎年欠かさず登っている。

 昨年初めて,四国の西赤石岳のアケボノツツジを見に行ったが,それ以外は,五葉岳,夏木山,大崩山,傾山,障子岳などを登っている。

 特に,五葉岳お乙女の日本庭園のアケボノツツジがお気に入り。これまで4回も行っている。あそこはまさに桃源郷の絶景なのだ!またそのうちに行きたい。

 これまでの経験から,アケボノツツジの開花時期は,年により若干前後するが5月の連休中がベストなので,今回は少し早め。
 実は,今回は鍛錬と下見を兼ねての山行である。先輩のSさん,Y,Kの4人での登山となった。

 下見ということなので,本番はというと,5月の連休中に五葉あたりにもう一度登る予定なのだ。

 6:00 早良区の自宅を出発。城南区,博多区,筑紫野市と順に拾って,7時少し前に筑紫野インターから高速にはいる。俵山経由で,親父山の登山口に着いたのが9:45。


 10:00 少しばかりのストレッチなどをしてスタート。


 けっこう最初から急登の連続。前回が一月前の井原山だったので,すぐに息が上がる。私以外の3人は日頃の鍛錬のせいか,楽々登っていく。

 最初に出迎えてくれたのが,「アセビ」。


息の整えがてらに,パチリ。


 急登のさなか,Kが「これなあに?」。

 多分「ツチグリ」。胞子を出した後のようだ。山ではいろいろな出会いがある。

 今回は下見ということなので,もくろみとしては,登りはじめのところで,「ミツバツツジ」,中腹で「シャクナゲ」,あわよくば頂上近辺で「アケボノツツジ」という光景を求めている。

 しかしながらミツバツツジは全くといってよいほど咲いてない。


 ミツバツツジもシャクナゲも堅いつぼみか,これからという状態であった。


 11:40 「三尖」(みつとぎり)1474mに到着。


 「これは,空振りか!」などと思っていたら,[三尖」を過ぎた辺りから,薄ピンク色が少しずつ見え始めてきた。




 急登の連続に息も絶え絶えなのだが,一年ぶりの再会に心が躍る。「やった!」「これだから山登りはやめられない。」

 この稜線は、アケボノツツジの群生地だった。初めてのコースだが、日頃の行いのせいか?








 「素晴らしい!」これでも7~8分咲き程度だろう。


 向こうの尾根もすごい。北谷口から黒岳への登山路かな。


 下見のつもりが、本番になりそうだ!






 アケボノツツジに圧倒されながらも、けっこう厳しいアップダウンを繰り返しながら、黒岳に近づいていく。


13:25 ようやく黒岳(1578m)に着く。ここでゆっくりランチ。私だけはへとへと。食欲も少なめ。「食べないんですか?」の一言が恨めしい! 


 14:30 ランチやコーヒーでゆっくり過ごした後、黒岳を出発。すぐ北谷口への分岐であるが、この標識はどういう意味かな?

 ガイド本によると、北谷口からの登山道は悪路とは書いてあるがそのことなのか?

 親父山へは最初険しい稜線歩き。その後はなだらかな山道。
 コバイケイソウも美しい。


 15:20 親父山(1644m)に着いた。少しお疲れの様子。私は5分遅れで到着したのだが、先を行く3人は一瞬だがここから祖母を見ることができたようだ。うらやましい!


 古祖母と障子岳は、目の前にはっきりと姿を見せてくれた。


 けっこう時間が経過してきたので、ここからは下山を急いだ。

 少しガスってきた。幽幻な趣。うぅーん!いいね!


 17:25 疲れ果てて、登山口にようやく到着。途中でワチガイソウなども見ることができたがパチリとしなかった。次回へということで。


 登山口から林道を通過中にミツバツツジを見つけてパチリ。


 心からすっきりするような若葉!いろいろ工夫をしたパチリ。




 高森まで戻ってきて「高森温泉館」で汗を流した。


 目の前には、夕暮れ時の根子岳が。 あの麓には、まだオキナグサが咲いているだろうか?
 

 とういうことで、少し疲れたが、大満足の中、22:40に自宅に帰り着いた。

 さぁ!次は本番だ!
































 


 

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