今年の紅葉は、久住の「大船の御池」、「三俣の大鍋」、「星生の西面」など
ネット上では、続々と「錦秋の景色」がアップされ続けている。
どうも例年になく、とても素晴らしい「錦秋の景色」がひろがっているようだ。
なので、毎日でもあちら此方と「錦秋の旅人」たらんと思うが、
「そうは問屋が卸さない!」のがこの世の常である。
久住周辺に心は行ってしまってはいるが、一方で、
近場の今シーズン最後の花たちの様子も気になっている。
それで、21日の水曜日は仕事が夕刻からだったので、
今が盛りと咲いているであろう「脊振山系のセンブリ」と、
もう終わっているかもしれない「天山のムラサキセンブリ」に会いに行った。
PM2.5の影響で山々が霞んではいるが、とても良い天気の中、
三瀬トンネルを越えて天山に向かう予定であったが、
トンネル内の事故を想定とした防災訓練に遭遇して、
強制的に三瀬峠経由で、一路天山を目指した。
北山ダムを過ぎ大串を通っていたら、桜の花が咲いていた。
こんな品種なのか、それとも狂い咲なのか?
天山に着くと、もうすっかり秋の気配になっている。
早速、「ジンジソウ」がお出迎え!
なんだか、いつものよりお御足が細い感じだね!
こちらは、「タカクマヒキオコシ」かな?
小さな小さな、季節はずれの「ミズタビラコ」。
「キチョウ」もしっかりと頑張っている。
さぁ、山の中に入っていこう!
2週間余りも来てなかったけど、本当に秋が深まっている。
「リンドウ」は今が真っ盛り!
「シロヨメナ」?
天山は決して大きな山ではないが、いろいろな表情を見せてくれる。
さぁ、まだ「ムラサキセンブリ」が咲いているか?
秘密の場所に着いたが、「ムラサキセンブリ」が見当たらない!
遅かったか‼ もう少し前に来なければいかなかった!
と落胆していると、草藪のところに一株、やっと見つけた。
一株でも咲いていて、うれしい!
と思って、もう少し辺りを見渡すと、なんと!
さらに一株を見つけ出した。こちらは大きな株!!
独特の締まったムラサキの花が美しい!
この色合いに惚れてしまう。(なんのこっちゃ!)
今年最後の「ムラサキセンブリ」を見ることができた。
満足の中、秘密の場所を後にした。
これから、背振の例のところに向かおうとしていると、
「私も、まだ咲いてるよ!」と言わんばかりに、
「タンナトリカブト」が咲いていた。
「ススキ」に見送られながら「天山」を後にした。
そして、3時に背振のトアルところに到着。
この3時というのが大事なことなのだ。
それは「太陽の光」
何故かわからないけど、この地は3時に日が差す。
あまり光をコントロールできない私にとってのシャッターチャンス。
これを逃してしまうと、上手く表現できない!
うっすらと差し込む太陽の日差しが、
「センブリ」の美しさを引き立たせてくれる。
とても美しい!
久住の紅葉も大好きだけど、こっちも良いね!
もう少しで、ここも咲き終わるのかな?
そう思うと、とても愛しい!
この地に、そっと、そしてずっと咲き続けて欲しい!
何故かは知らないが、ここの「ツルリン」は白い。
などと感心していると、別の白い花が目についた。
なんと!なんと!「キッコウハグマ」ではないか!
ここにも咲いているんだ!
この地は、何度も訪れているけど、今まで気づかなかった。
何だかとっても可愛いオマケをもらった気がした。
さぁ!次はまた、「錦秋の旅人」になろう!
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