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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

再びの久住をめざして!(紅葉終盤の三俣山を登る。)

2015年10月26日 | 山登り

先週の「大船の紅葉」は、それはそれは素晴らしいものだった。
「数十年に一度の色合い!」と、御池の湖畔で隣に佇んでいた
高齢の登山者が言われていた。まさにそんな感じの「錦繍」だった。


帰ってすぐに、仕事で行けなかったYさんにメールをした。
「三俣ならまだ間に合うかもしれないので、来週の都合は?」と。

マラソンのトレーニングも忙しいYさんから、
早速、「是非行きましょう!」との返事。

そういうことで、「三俣がおいらを呼んでいる!」が整った。


6時に家を出て、7:45 豊後中村駅に着いた。
何故かというと、所用で大分から参加のKさんと合流するためだ。



7:56 大分からの列車到着。「鉄ちゃん」ではないが、思わずパチリ。



8:44 大曲少し下から登山開始。



Yさんと私は、今日が登山靴の初おろし。
Yさんは、「キャラバン」。私は、「ドロミテ」。


それぞれ、今夏の「白山」で靴をつぶしている。
そして、ようやく二人とも新しい靴を手に入れたのだ。

どちらの値段が高いかなどと、どうでもいいことを自慢しあった。


さぁ、今日もいい天気だ。



さすが人気コースだ。多くの人で賑わっている。



9:45 「すがもり越」を通過。



先週登った「大船」が見える。



「すがもり越」から、急登が少し続くが、振り返れば、


素晴らしい景色が待っていた。


Yさんも久しぶりの「山」を堪能している。



少し心配はしていたけど、紅葉は終盤を迎えているようだ。



でも、素晴らしい景色は変わらない!



10:22 そうこうするうちに、西峰に着いた。



と、ここで大事件が起こった。

絶景を撮ろうとして、少し後ろに下がった。
その時、新品の靴を履いた右足が、浮石を踏んでしまった。

そしてバランスを崩し、一瞬右足首に「ズン」とした痛みが走り、大きく転倒。

その結果、一時立ちあがれなかった。
ようやく起きあがって、右足首の様子を確認する。
どうにか歩けるようだが、Yさんの持ってきていた「湿布薬」を張ってもらう。



簡単な手当てをして、景色を見ながらしばらく様子を見ていた。



どうにか歩けそうなので、取りあえず前に進むことにした。
右足首には、十二分に注意をしながらゆっくりと本峰を目指す。

11:18 そして、どうにか本峰に到着。



「大鍋」を覗き込むと、やはり紅葉の盛りは過ぎていた。



しかし、福岡ではPM2.5で困っているが、ここでは微塵も感じない。


ここで、一つの決断をした。当初はお鉢廻をする予定だったが、
私のアクシデントもあり、今回は南峰経由で下山することにした。


三俣南峰と白口岳の向こうには、「祖母」から「傾」の稜線が見える。



「星生」、「根子岳」、「久住」、「天狗ヶ城」、「中岳」、そしてYさん。
なんと雄大なんだろうか‼


足の痛みを忘れてしまうような絶景だらけ!



私が「いつか、あの稜線を歩こう!」というと、
Yさん曰く、「鍛えてくださいよ!」だって!



Ⅳ峰で、ただただ絶景に見とれる「おじさん二人」



「三俣南峰」で、今日の豪華ランチ。
いつもと変わりない!


すぐ側には、ひっそりと「リンドウ」。



登りはそうでもないのだが、下りには「ズキン!ズキン!」と疼く。



「山登りの良さ」とは、如何に?



でも、いい景色に痛みも和らぐ。



沓掛山方面は、紅葉が残っているかな。



13:55 どうにか、「すがもり越」まで戻ってきた。
Yさんも一安心のようだ。



ついでに私もコラボで!(なんのこっちゃ!)



ここまで戻って来れたので、感謝の気持ちを込めて「鐘」を鳴らした。



14:53 大曲登山口に到着。
思わず右足に感謝。


そして、三俣にもお別れのあいさつ。「また、来るよ!」
 


帰りに、奥黒川温泉「耕吉の湯」で汗を流した。



ここの紅葉がきれいだったので、



パチリとして、一路福岡を目指した。



そして今朝、目が覚めると右足が疼いている。
それで、今さっき「近くの整形外科」に行ってきた。

先生「骨には異常ありません、所謂ねんざですね。」とのこと。

私 「どのくらいで直りますか?」

先生「普通なら2週間というところでしょう」

私 「11月3日は間に合いますかね?」

先生「また山の計画があるんですか?どちらに行かれますか?」

私 「はい。平戸へ」

先生「うぅーん」「そんなにいいんですか山は?」
  「経過次第ですね」「取りあえずテーピングしましょう。」
  「毎日交換に来てください!」


というやり取りをして帰ってきた。
 

5 コメント

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ねん挫いかがですか? (ミモザ)
2015-10-26 21:15:44
山沢周平様、こんばんは。
楽しいはずの山行が大変なことになりましたね。
それでも下山出来てホントに良かった。
その後は順調に回復していますか?

九州の山々は観光以外登ったことはありませんが、とてもなだらかで雄大ですね。
豪華弁当の中に自宅からの持参のリンゴ、私もコンビニ+果物は欠かせません。
早いご回復を祈っています。
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ねん挫の治療 (山沢周平)
2015-10-26 23:14:10
ミモザさん、ありがとうございます。

不注意で、浮石を踏んでしまい、
足首をくじくとは不覚でした。

これからも秋の山シーズンが続くので、
少し残念です。しかし、ここで直しておかないと思ってます。
今は少しの痛みと、足を引きずってますが、無理をしなけば大丈夫でしょう。

10日後には、今年の年頭に掲げた「平戸」が待ってます。
それまでには直して、いい写真を撮りたいと思っています。
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Unknown (雨の日)
2015-10-27 16:37:19
いつも、拝見させていただいてます。
浮石、ねんざ、この言葉が山時代を思い出します。
捻挫は何度もやりましたから・・・
今でも、時々うずきます。
年のせいもありますが・・・
お大事にしてください!

今の靴は底がいきなり粉々に崩れて消えてしまうので、びっくりです。
数年でダメになるのですね。
保存が悪かったのか、しばらく使わなかった靴を見たらボロボロに崩れてしまった。
数回しかはいてない登山靴、今でも悔しくて・・・
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登山靴 (山沢周平)
2015-10-27 19:00:12
雨の日さん、ありがとうございます。
「ねん挫」のほうは、どうにか全治2週間ですみそうです。
登山靴は、昔は重い革靴で、ビブラムでしたね。そうそう簡単には剥がれなかったと思います。
それが、今の靴は3~4年でダメになってしまうようです。
ガリビエールの靴で、屏風岩や剱の岩場も登りました。
「昔が良かった!」と思うのは、歳のせいでしょうか。
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無理は禁物 (ryo)
2015-10-30 19:27:50
右脚大丈夫ですか??
耕吉の湯、いいなぁ。温泉行きたいっす。
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