初秋の古処山にナツエビネを探して

この３連休は、仕事などもあって山登りの計画を立てていなかった。

しかし、土曜日は朝から快晴！　しかも、用事がなくなった。
ならばどこかに行かねばならない！（つまり、山がおいらを呼んでいる。）

ということで、山に登ることにした。それからどこに登るかを考えた。

情報によると、先週確認した天山のアケボノソウの大群落がなくなっているという。
それも気になるので、再度天山に行くかな。などと思っていると、
お気に入りに入れている「あるブログ」の記事が頭に浮かんだ。

それは先週の記事で、古処山が紹介されていた。そしてまだ見たことがない「ナツエビネ」も。
でも、古処山も広いので、あの記事では「ナツエビネ」がどこに咲いているのかはわからない。
多分見れないかもね？などと思ったりもしたが、久しぶりの山なので「古処山」に登ることにした。

急なことだったので、今日は単独行。

９時過ぎに自宅を出て、都市高から大野城まで行き、宇美経由で筑前町から秋月に向かった。

途中で、昼食を購入して１１時過ぎに登山口の駐車場に着いた。

そんなに急ぐこともなく、また、この季節に登るのは初めてでもあり、ゆっくりと登っていく。


このルートは結構面白い。


上手くパチリとできないが、こんな景色と出会える。








ただ、結構な急登ですね！思わず北岳の登りを思い出した。


この標識を見て、右にルートを取った。


ツゲの中をゆっくりと歩く。


いいね！いろんなことを思いながら心が解放されていくのを感じる。


そして１２時半ごろ頂上に着いた。


登りはあまり花を見かけなかったが、頂上近くにはいろんな花たちがいた。
頂上への登山道に咲いていたレイジンソウ。






シギンカラマツ。




ヒヨドリバナ


これは何かな？　※チヂミザサだそうだ。教えていただきました。


アキチョウジ


少し稜線を歩く。


お！アケボノソウだ！ここのアケボノソウは花が大きかった。










その他にもこんなのがパチリとできた。名を調べなくっちゃ！※イナカギクまたはシロヨメナとのこと。


※オオハンゲだそうだ。


そして、「ナツエビネ」はというと最後の最後に出会えました。
満開のアケボノソウにも会えたし、天気も良かった！満足した山のひと時だった。
と思った、その時に、私に視線の先に、突然薄紫色が浮かび上がった。


少し終わりかけではあったが


何ともいえない色合い！素晴らしい。


この場所にこれからのずっと咲き続けてほしい！


帰りに秋月の「月の峠」でメロンパンとブドウパンを購入した。
ここのブドウパンはとってもお勧め。

ここは駐車場のところに山野草の庭園がある。で、パチリ。








最後に、甘木の卑弥呼の湯で汗を流して帰宅した。