今回の台風12号は、思ったよりも何事もなく通りすぎた。
まぁ、それはそれで良かったのかもしれないが、学校は休校だった。
「うむー!」。穏やかな天気に何となく、釈然としないものが残った感じ。
まぁ、そんなことはおいといて、今日の話へと進もう。
台風が来る前の先週のとある日、背振山系へと車を走らせた。
目的は、「ミヤマウズラ」と「スズムシバナ」。
「ミヤマウズラ」は、それこそ数年前、井原の或ところで偶然出会って以来、
毎年のように出会っている。本当に大好きな花の一つだ。
そして、「スズムシバナ」はというと、これはまだ見たことがない。
この時期に、いろんなブログでアップされてるのを垂涎の思いで見ていた。
ところが近頃、とある筋から有力な情報が届いた。
それは、私も何度となく足を運んでいるところ。(そうだったんだ!)
というわけで,喜び勇んで出かけた。
まず最初は、「ミヤマウズラ」。その場所に着くと
きれいな青葉がお出迎え!
まずは、「サイヨウシャジン」などでカメラ慣らし。
「アキノタムラソウ」も感じが良かった。
ちょっとだけの工夫!
ここは昨年見つけたところだけど、少し苦労して、
どうにか見つけれた。
何とも言えぬかわいさ!
縦撮りが続くがお許しを!
多くの人がこの顔に魅せられている!
私も当然のことながら「惚れてまうやろ!」。
自然の造形は、本当に摩訶不思議だね!
見た目の感動をカメラで切り取ろうと頑張るが!
でも、でもこれくらいなら大満足だ!
それでは続いて「スズムシバナ」が咲くというところへと向かおう。
ところで話は変わるが、次の背振の途或ところへと車を走らせている時に、
いつものように、お気に入りの歌を聴いていた。
この時は、小田和正の「あの日、あの時」。
この人の歌は、とても気に入ってて、ほとんどのCDを持っている。
そして、カーステレオからこんな歌詞が流れてきた。
「死にたいくらい辛くても
都会の闇へ消えそうな時でも
激しくうねる海のように
やがて君は乗り越えてゆくはず
その手で望みを捨てないで
すべてのことが終わるまで
君住む街まで 飛んでゆくよ
ひとりと 思わないで 」
「君住む街へ」なんだけど、思わず胸が熱くなってきた。
テレビや新聞では、夏休み明けの子どもの悲しい知らせが報じられている。
「たった一度の人生だから、たった一つの命なのだから
決して一人ではないはず、周りに助けを求めよう!
きっときっと、その苦しみを乗り越えられるから。」
そんなことを思いながら、ハンドルを握っていた。
そして、なんだか沈んだ気持ちのまま、その地に立った。
しかし、現金なもんですぐに花探しモードへ。(なんでかね!)
おなじみのその場所でも前の方にこんな光景が、
ゆっくりと時間をかけながら、「スズムシバナ」を探す。合間にこんなのもパチリ!
「シシウド」と「イチモンジチョウ」。
同じく「イチモンジチョウ」と「オトコエシ」かな。
この地は多くの蝶が舞っていた。
「ミスジチョウ」。
「ヤブマメ」や
「キツリフネ」などを撮っていると、
「ヤッター!」、ようやく出会えた!
まるで、「こっちだよ!」とでも言ってるような
そんな感じの「スズムシバナ」との出会いだった。
そういうことで、この日はとてもいい日となった!
大満足のなか、そろそろ帰ろうかな。
車に戻るまでにも、
「ミズタマソウ」などを
また、「クサアジサイ」を
などを撮りながらこの地を後にした。
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