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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

背振山系であの花たちを探して!(「ミヤマウズラ」と「スズムシバナ」などなど!)

2016年09月06日 | 花あるき


今回の台風12号は、思ったよりも何事もなく通りすぎた。
まぁ、それはそれで良かったのかもしれないが、学校は休校だった。
「うむー!」。穏やかな天気に何となく、釈然としないものが残った感じ。


まぁ、そんなことはおいといて、今日の話へと進もう。


台風が来る前の先週のとある日、背振山系へと車を走らせた。

目的は、「ミヤマウズラ」と「スズムシバナ」。

「ミヤマウズラ」は、それこそ数年前、井原の或ところで偶然出会って以来、

毎年のように出会っている。本当に大好きな花の一つだ。

そして、「スズムシバナ」はというと、これはまだ見たことがない。

この時期に、いろんなブログでアップされてるのを垂涎の思いで見ていた。

ところが近頃、とある筋から有力な情報が届いた。

それは、私も何度となく足を運んでいるところ。(そうだったんだ!)

というわけで,喜び勇んで出かけた。

まず最初は、「ミヤマウズラ」。その場所に着くと
きれいな青葉がお出迎え!


まずは、「サイヨウシャジン」などでカメラ慣らし。


「アキノタムラソウ」も感じが良かった。



ちょっとだけの工夫!



ここは昨年見つけたところだけど、少し苦労して、

どうにか見つけれた。


何とも言えぬかわいさ!



縦撮りが続くがお許しを!



多くの人がこの顔に魅せられている!



私も当然のことながら「惚れてまうやろ!」。



自然の造形は、本当に摩訶不思議だね!



見た目の感動をカメラで切り取ろうと頑張るが!



でも、でもこれくらいなら大満足だ!



それでは続いて「スズムシバナ」が咲くというところへと向かおう。


ところで話は変わるが、次の背振の途或ところへと車を走らせている時に、

いつものように、お気に入りの歌を聴いていた。

この時は、小田和正の「あの日、あの時」。

この人の歌は、とても気に入ってて、ほとんどのCDを持っている。

そして、カーステレオからこんな歌詞が流れてきた。

「死にたいくらい辛くても
 都会の闇へ消えそうな時でも
 激しくうねる海のように
 やがて君は乗り越えてゆくはず
 その手で望みを捨てないで
 すべてのことが終わるまで
 君住む街まで 飛んでゆくよ
 ひとりと 思わないで  」

「君住む街へ」なんだけど、思わず胸が熱くなってきた。

テレビや新聞では、夏休み明けの子どもの悲しい知らせが報じられている。

「たった一度の人生だから、たった一つの命なのだから
 決して一人ではないはず、周りに助けを求めよう!
 きっときっと、その苦しみを乗り越えられるから。」

そんなことを思いながら、ハンドルを握っていた。

そして、なんだか沈んだ気持ちのまま、その地に立った。

しかし、現金なもんですぐに花探しモードへ。(なんでかね!)

おなじみのその場所でも前の方にこんな光景が、



ゆっくりと時間をかけながら、「スズムシバナ」を探す。合間にこんなのもパチリ!



「シシウド」と「イチモンジチョウ」。



同じく「イチモンジチョウ」と「オトコエシ」かな。



この地は多くの蝶が舞っていた。
「ミスジチョウ」。








「ヤブマメ」や



「キツリフネ」などを撮っていると、



「ヤッター!」、ようやく出会えた!



まるで、「こっちだよ!」とでも言ってるような



そんな感じの「スズムシバナ」との出会いだった。



そういうことで、この日はとてもいい日となった!

大満足のなか、そろそろ帰ろうかな。

車に戻るまでにも、



「ミズタマソウ」などを



また、「クサアジサイ」を






などを撮りながらこの地を後にした。


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