今年の「ゴールデンウィーク」は、少しだけ遠出をして、
「アケボノツツジ」の五葉岳と、「ヤマシャクヤク」の白鳥山と
それこそ、「日頃の何とかがいいのかな?」と思うほど、大満足の山行が続いた。
それで、ゆっくりとそれらの喜びの余韻に浸っていると、
5日の夜、山友で花友でもあるAさんから、
「裏英彦山に行きませんか?」とのメールをいただいた。
どうも「サルメンエビネ」が見れるかもしれないとのこと。
「サルメンエビネ」というエビネがあることは以前から知っていた。
数年前から、「是非この目で見たい!」と思っていたのだが、
ようやくそのチャンスが訪れたようだ。
8日間で3回という立て続けての「山登り」となるけど、
当然ながら、「サルメンエビネがオイラを呼んでいる!」となってしまった。
ということで、5月8日の日曜日に7時半に家を出て、
Aさんと合流してから一路英彦山へと向かった。
10:12 鬼杉への登山口をスタート
このルートの入り口にも、「心悪しき者、立ち入るべからず!」の門番!
このル-トは、木々に覆われていて、苔むした倒木が多い。
私はこの登山路を初めて歩くが、なかなかいいね!
10:29 「鬼杉」に到着。
「鬼杉」も迫力満点!
10:44 裏英彦山への分岐
「裏英彦山籠水峠方面、難路、道迷い多し、初心者不向き」と書いてある。
「ハイノキ」がきれいに咲いている。
新緑の森を先へと進む。
要所、要所に「ケルン」が積んである。
11:11 「籠水峠」に到着。
ここには、「ヒメレンゲ」が咲いていた。
12:00 「鹿の角」に到着。
ここで、「ランチ」。写真は撮り忘れ。しかしきれいな「シャクナゲ」が!
天候も良好で、遠くまではっきりと見える!
「鹿の角」から南岳へのルートは、けっこう厳しい急登の岩稜帯!
本来なら、鎖などが設置されてもおかしくないほどの急斜面。
南岳に近づいたところで、「鳥」と遭遇。
顔が向こう向きだけど、「ヤマガラ」だよね。
中岳を横に見ながら
13:20 南岳に到着。
頂上近くには、「ノカイドウ」の花がきれいだった。
そして、材木岩経由で鬼杉方面へと下りていく。
岩に張り付いて咲いてるが、「ドウダンツツジ」?
このルートは、数ヶ所鎖が張ってあるね。
ゆっくりと、花を愛でながら下りていく。
この花は自信がない?
「ハイノキ」がとても多い!
14:00 材木石を通過。
ここにも「ヒメレンゲ」
涸れ沢なのだが、「ヒメレンゲ」の他にも
「ツクシタニギキョウ」
「コミヤマスミレ」?
などを撮りながら下りていく。
14:26 「鬼杉」に到着。
14:40 割と早めに登山口まで戻ってきた。
それにしても、裏英彦山がこんなにも雰囲気いいとは!
そうそう、今日の目的の「サルメンエビネ」を忘れるとこだった。
結論として、どうにか3株ほど見ることができた。
今年は、多くの「エビネ」に出会っているが、
他のエビネとは雰囲気がとても違うね!
この株は、鹿に食べられたのかな?去年の花後は残っているが今年の花がない。
2株目がこちら。
アップで撮ってみる。
美しい!
どこが「サルメン」なのかね?
これが3株目。これからもずっとこの場所に咲き続けて欲しい!
今年の連休の最後をしめる「裏英彦山」。これまた最高でした。
Aさん、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
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