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裏英彦山を歩く!(あの「サルメンエビネ」に会いたくて!)

2016年05月12日 | 山登り

今年の「ゴールデンウィーク」は、少しだけ遠出をして、
「アケボノツツジ」の五葉岳と、「ヤマシャクヤク」の白鳥山と
それこそ、「日頃の何とかがいいのかな?」と思うほど、大満足の山行が続いた。

それで、ゆっくりとそれらの喜びの余韻に浸っていると、

5日の夜、山友で花友でもあるAさんから、
「裏英彦山に行きませんか?」とのメールをいただいた。

どうも「サルメンエビネ」が見れるかもしれないとのこと。

「サルメンエビネ」というエビネがあることは以前から知っていた。

数年前から、「是非この目で見たい!」と思っていたのだが、
ようやくそのチャンスが訪れたようだ。

8日間で3回という立て続けての「山登り」となるけど、
当然ながら、「サルメンエビネがオイラを呼んでいる!」となってしまった。


ということで、5月8日の日曜日に7時半に家を出て、
Aさんと合流してから一路英彦山へと向かった。


10:12 鬼杉への登山口をスタート



このルートの入り口にも、「心悪しき者、立ち入るべからず!」の門番!



このル-トは、木々に覆われていて、苔むした倒木が多い。



私はこの登山路を初めて歩くが、なかなかいいね!



10:29 「鬼杉」に到着。



「鬼杉」も迫力満点!



10:44 裏英彦山への分岐


「裏英彦山籠水峠方面、難路、道迷い多し、初心者不向き」と書いてある。


「ハイノキ」がきれいに咲いている。



新緑の森を先へと進む。



要所、要所に「ケルン」が積んである。






11:11 「籠水峠」に到着。



ここには、「ヒメレンゲ」が咲いていた。



12:00 「鹿の角」に到着。


ここで、「ランチ」。写真は撮り忘れ。しかしきれいな「シャクナゲ」が!



天候も良好で、遠くまではっきりと見える!



「鹿の角」から南岳へのルートは、けっこう厳しい急登の岩稜帯!


本来なら、鎖などが設置されてもおかしくないほどの急斜面。

南岳に近づいたところで、「鳥」と遭遇。
顔が向こう向きだけど、「ヤマガラ」だよね。


中岳を横に見ながら



13:20 南岳に到着。



頂上近くには、「ノカイドウ」の花がきれいだった。



そして、材木岩経由で鬼杉方面へと下りていく。



岩に張り付いて咲いてるが、「ドウダンツツジ」?



このルートは、数ヶ所鎖が張ってあるね。



ゆっくりと、花を愛でながら下りていく。
この花は自信がない?


「ハイノキ」がとても多い!



14:00 材木石を通過。



ここにも「ヒメレンゲ」






涸れ沢なのだが、「ヒメレンゲ」の他にも



「ツクシタニギキョウ」



「コミヤマスミレ」?


などを撮りながら下りていく。

14:26 「鬼杉」に到着。





14:40 割と早めに登山口まで戻ってきた。

それにしても、裏英彦山がこんなにも雰囲気いいとは!


そうそう、今日の目的の「サルメンエビネ」を忘れるとこだった。

結論として、どうにか3株ほど見ることができた。



今年は、多くの「エビネ」に出会っているが、



他のエビネとは雰囲気がとても違うね!



この株は、鹿に食べられたのかな?去年の花後は残っているが今年の花がない。



2株目がこちら。



アップで撮ってみる。



美しい!



どこが「サルメン」なのかね?



これが3株目。これからもずっとこの場所に咲き続けて欲しい!



今年の連休の最後をしめる「裏英彦山」。これまた最高でした。

Aさん、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

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