東京で開催されていた、エコール・ド・パリ(第一次世界大戦後、パリで活躍した外国人芸術家の総称)の寵児、藤田嗣治の回顧展。
僕の記事が遅すぎた為、東京都美術館での展示は終わってしまいましたが、京都国立近代美術館において、12月16日まで鑑賞することができます。
こちら↓は、東京都美術館で開催されていた時の写真です。
おかっぱ・ちょび髭がトレードマーク、猫好きとしても知られています
【藤田嗣治画伯について】
1886(明治19)年、裕福な軍医の息子として東京都に生まれ、東京美術学校(現東京藝大)で学んだあと、26歳で単身フランスに渡る。
シャガールやピカソら外国人芸術家の集まっていたモンパルナスに住み、自由で独創的な環境の中で芸術を深化させていった。
1920年代に入ると、独自の「素晴らしき乳白色」と精妙な描線による裸婦像などが、西洋画壇の絶賛を受け、一躍時代の寵児となる。
第二次世界大戦が勃発した頃には帰国しており、軍の依頼もあり多くの戦争画を手がけることに熱中した。
敗戦後は、そうした活動が「戦争協力」として批判されたことも一因となり、日本を離れる。
1955(昭和30)年にはフランス国籍を取得、後に洗礼を受けて「レオナール・フジタ」となった。
晩年には、子供や宗教を題材とした作品を多く描き、1968(昭和43年)、スイスのチューリッヒで81年の生涯を閉じた。
この回顧展は、波乱に満ちた藤田の生涯と画業を120点余の作品を通して、振り返ろうという魅力的な試みとなっています。
現在は、前述のとおり、京都国立近代美術館にて開催中です。
会期 10月19日(金)~12月16日(日)まで
開館時間 午前9時30分~午後5時(ただし、金土曜日は午後8時まで)
休館日 月曜日
没後50年藤田嗣治展特設サイトはこちら
どなた様も必見の展覧会です。
おかっぱ・ちょび髭の素敵なおじさんに、皆さんも会いに行ってみませんか?
図録を購入してきましたので、ご覧になりたい方は当店のソファでゆっくりどうぞ。
没後50年藤田嗣治展図録 限定版《舞踏会の前》ヴァージョン
地方都市にも良い所はたくさんありますが、芸術・文化のイベントに関しては、本当に大都市圏がうらやましい・・・。
東京では、フェルメール展、ルーベンス展、ムンク展が現在開催されているそうですよ、奥さん。
天神様で忙しいけど、日帰りか1泊2日くらいで行ってこようかなと、商売っ気の少ない僕は結構悩んでおります。
展覧会に冷え性と悩みの尽きない管理人のお店 吉村唐木店ホームページはこちら です(近々HP改装予定)。
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