「看取り」を終えるといつも同じことを思い浮かべます・・・・・。
「命をかけて見せてくださった言動や症状を必ず次へとつなげさせていただきます」と・・・・・。
昔・・・・まだ若かった頃・・・・・貧しくて・・・寂しくて・・・すぐ目の前にある慰めを「愛」だと思い・・・夢中になれるものを「夢」だと思い手に入れてしまう・・・・
だけど・・・やがて少しずつ大人になってゆき・・・初めて「本当の愛」や「本当にほしかったもの」に出会ったとき・・・人は・・・時に・・・そこから遠く離れてしまうことがある。
僕の好きな方の「メッセージ」です。
僕は・・・・最期に・・・・手を差し伸べてほしい・・・・「ありがとう」という言葉に「愛」をこめてくれたら・・・・「生きててよかった」と思えるだろうし・・・・「自分が生きてきたことに少なからず価値がある」という実感を・・・ぬくもりから感じたい・・・・。
哀しいけれど・・・僕の身体の一部が・・・・また悪化したようです・・・。
薬が増えたことが・・・やはり「ショック」であり・・・・「どこまで生きれるのかな・・・・」なんて最悪のことまで頭の中をよぎりながら・・・・仕事をしております。
「考えすぎで思い込みだったね~」と笑っていえたら楽なんですけどね(笑)
時に・・・人の「死」を見ると・・・・自分を重ねてしまう今日この頃・・・・・・病気は本当に「さまざまな欲望」をそいでくれる・・・・自分を素直に見つめなおせるいちばん良い学びなのかもしれませんね。