まだ元気なうちに入居されて徐々に衰えてくる・・・・そんな経験は施設にはよくあること。
ここに「身体の衰え」と「脳の衰え」と・・・・・・「こころの衰え」が必ずある。
僕は「こころの衰え」を「軽減」もしくは「向上」できる支援をずっとしてきている・・・。医者でもないし言語聴覚士等の特別な経験もないけれど・・・・・僕にはみなさんがが経験されたことのないことがある・・・・「僕の武器」である。
武器と言っても「相手を攻撃」ではなく「相手を守る」ための武器・・・・・僕の性格上・・・武器はあるのですが・・・自分を守る「盾」を持つことを嫌うタイプのため・・・・・少数ではありますが時に自分を盾になり助けてくれる職員がいる・・・。
話はずれましたが・・・・そんな様々な「衰え」が必ず訪れるのだから・・・少しでも訪れる前にその方の「自然な言動」をしることが・・・・「最悪の状況を防ぐ」支援方法のひとつですね。
人には必ずと言っていいくらい「思考」「言動」「習慣」「生き方」というものがありそれらに「癖」や「喜怒哀楽」「好き嫌い」「経験・未経験」「死」「宗教」などが何かしら心理へ影響をあたる。
喋られなくなってからでは・・・・その方の笑い声を聞くことはとても難しいことである。
記憶がうすれていくなかで・・・・自分達の存在に気づいてもらうことはとても難しいことである。
だから・・・・・今・・・学んでいただきたい・・・・。ちいさなことだとおもうかもしれませんが・・いまこの「瞬間」を学んでいただきたい・・・・・いまの「こころ」を・・・きちんと見つめてあげてください・・・・それが一番の学びの近道であり・・・答えであり・・・・心の声であり・・・・・・心の・・・・・叫びである・・・・。